雲石の工芸品/Cloudstone Curio
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*[[2007年]]5月の[[オラクル]]更新により、パーマネント・タイプが[[カード・タイプ]]と変更されていたが、[[2014年]]1月に元に戻された。 | *[[2007年]]5月の[[オラクル]]更新により、パーマネント・タイプが[[カード・タイプ]]と変更されていたが、[[2014年]]1月に元に戻された。 | ||
− | **以前の[[ルール文章]]では、[[ | + | **以前の[[ルール文章]]では、[[同族]]・[[エンチャント]]を戦場に出すことで、同族・アーティファクトを手札に戻すことができた。同族はパーマネント・タイプではないため、現在のルール文章では不可能。 |
*アーティファクトで誘発しない仕様なのは、0[[マナ]]であるアーティファクトが多数存在するので、それらを用いることで簡単に[[無限コンボ]]ができてしまうため。 | *アーティファクトで誘発しない仕様なのは、0[[マナ]]であるアーティファクトが多数存在するので、それらを用いることで簡単に[[無限コンボ]]ができてしまうため。 | ||
**真っ先に指摘されたのは[[羽ばたき飛行機械/Ornithopter]]2枚と[[魂の管理人/Soul Warden]]の[[無限ライフ]]コンボらしい([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/not-their-time-2006-10-06 参考])。それ以外でも、戦場に出るときに[[追加コスト]]が要らない本家[[Mox]]や[[魔力の櫃/Mana Vault]]など、自身の[[マナ・コスト]]以上のマナを出すカードが2枚でも無限マナになってしまう。 | **真っ先に指摘されたのは[[羽ばたき飛行機械/Ornithopter]]2枚と[[魂の管理人/Soul Warden]]の[[無限ライフ]]コンボらしい([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/not-their-time-2006-10-06 参考])。それ以外でも、戦場に出るときに[[追加コスト]]が要らない本家[[Mox]]や[[魔力の櫃/Mana Vault]]など、自身の[[マナ・コスト]]以上のマナを出すカードが2枚でも無限マナになってしまう。 | ||
**アーティファクトでない0マナ[[コボルド]]であれば、上記コンボが可能になってしまう。そのため[[時のらせん]]の[[タイムシフト]]には0マナコボルドが収録できなかったという話。 | **アーティファクトでない0マナ[[コボルド]]であれば、上記コンボが可能になってしまう。そのため[[時のらせん]]の[[タイムシフト]]には0マナコボルドが収録できなかったという話。 | ||
*アーティファクト・クリーチャーが戦場に出ても能力は誘発しないが、戻す側のパーマネントはアーティファクトでも構わないので、アーティファクトでないクリーチャーを戦場に出し、既に戦場に出ているアーティファクト・クリーチャーを手札に戻すことは可能。 | *アーティファクト・クリーチャーが戦場に出ても能力は誘発しないが、戻す側のパーマネントはアーティファクトでも構わないので、アーティファクトでないクリーチャーを戦場に出し、既に戦場に出ているアーティファクト・クリーチャーを手札に戻すことは可能。 | ||
− | *[[ | + | *[[プレインズウォーカー]]など、[[ソーサリー・タイミング]]でしか[[起動]]できない能力を持つパーマネントを使うときには注意。戦場に出た直後に雲石の工芸品の能力が誘発するので、それが[[スタック]]に乗っている間にパーマネントを[[除去]]される可能性がある。 |
*同じ[[カード名]]の[[伝説のパーマネント]]2枚をループさせることはできない。戻す能力を[[解決]]する前に[[状況起因処理]]が入り、[[レジェンド・ルール]]で片方を[[墓地に置く]]必要があるため。 | *同じ[[カード名]]の[[伝説のパーマネント]]2枚をループさせることはできない。戻す能力を[[解決]]する前に[[状況起因処理]]が入り、[[レジェンド・ルール]]で片方を[[墓地に置く]]必要があるため。 | ||
2024年6月14日 (金) 22:28時点における最新版
アーティファクト
アーティファクトでないパーマネントが1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、そのパーマネントと同じパーマネント・タイプを持つ、あなたがコントロールする他のパーマネント1つをオーナーの手札に戻してもよい。
アーティファクト以外のパーマネントを戦場に出したときに、自分の同じパーマネント・タイプのパーマネントを手札に戻せるアーティファクト。
いわば、自分のすべてのカードが開門クリーチャーのような性質を得るカード。ETB能力などを使い回す、パララクスの潮流/Parallax Tideのようにカウンターを消費していくタイプのカードを回収して再利用するなどの用途が考えられる。回収は強制ではなく任意であるため、出したせいで後続を唱えにくくなるようなことがないのも小さからぬ利点。
コンボを組みづらいようにアーティファクトが対象外になってはいるが、それでもなお悪用の余地は大きい。様々な手段で無限ループを作ることが可能で、Kobolds of Kher Keepや魔の魅惑/Aluren、フェアリーの大群/Cloud of Faeriesや炎樹族の使者/Burning-Tree Emissaryなどの0マナカードないしフリースペルパーマネントなどを使えば特に簡単にループとなり、さらに無限マナや無限トークンなどに容易に派生させられる。
そこまで極端に特化せずとも、ETB能力持ちなら全般に相性がよい。同じラヴニカ・ブロック内にもETB能力を持つオーラのサイクルなどがあるし、また忘れがちだが憑依の中にはETB能力でもあるものも多いため、リミテッドでも意外と使い道が多い。
- 2007年5月のオラクル更新により、パーマネント・タイプがカード・タイプと変更されていたが、2014年1月に元に戻された。
- アーティファクトで誘発しない仕様なのは、0マナであるアーティファクトが多数存在するので、それらを用いることで簡単に無限コンボができてしまうため。
- 真っ先に指摘されたのは羽ばたき飛行機械/Ornithopter2枚と魂の管理人/Soul Wardenの無限ライフコンボらしい(参考)。それ以外でも、戦場に出るときに追加コストが要らない本家Moxや魔力の櫃/Mana Vaultなど、自身のマナ・コスト以上のマナを出すカードが2枚でも無限マナになってしまう。
- アーティファクトでない0マナコボルドであれば、上記コンボが可能になってしまう。そのため時のらせんのタイムシフトには0マナコボルドが収録できなかったという話。
- アーティファクト・クリーチャーが戦場に出ても能力は誘発しないが、戻す側のパーマネントはアーティファクトでも構わないので、アーティファクトでないクリーチャーを戦場に出し、既に戦場に出ているアーティファクト・クリーチャーを手札に戻すことは可能。
- プレインズウォーカーなど、ソーサリー・タイミングでしか起動できない能力を持つパーマネントを使うときには注意。戦場に出た直後に雲石の工芸品の能力が誘発するので、それがスタックに乗っている間にパーマネントを除去される可能性がある。
- 同じカード名の伝説のパーマネント2枚をループさせることはできない。戻す能力を解決する前に状況起因処理が入り、レジェンド・ルールで片方を墓地に置く必要があるため。
- Kaladesh Inventions版のイラストは、空そのものを閉じ込めたような美麗な芸術品として描かれている。ストーリー上でもゴンティ/Gontiの館に飾られているのが確認できる(参考/翻訳)。
[編集] 王国と遺物
「指輪物語」とのユニバースビヨンド版の別名はエルフの石、エレッサール/Elessar, the Elfstone(イラスト)。
ガラドリエル/Galadrielからアラゴルン/Aragornに贈られた緑の石。その後ゴンドールの王冠/Crown of Gondorの宝飾として使用された(イラスト)。