魅せられた花婿、エドガー/Edgar, Charmed Groom
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*日本語版の[[フレイバー・テキスト]]には[[誤植]]があり、「忘れてしまった」とすべきところが「忘れたしまった」となっている。 | *日本語版の[[フレイバー・テキスト]]には[[誤植]]があり、「忘れてしまった」とすべきところが「忘れたしまった」となっている。 | ||
+ | *[[イニストラード:真紅の契り]]に収録された変身する両面カードのうち、[[日暮]]/[[夜明]]なしで自力で第1面に戻れる唯一のカード。前編の[[イニストラード:真夜中の狩り]]には[[不思議な秘本/Mysterious Tome]]と[[戯れ児の縫い師/Poppet Stitcher]]があった。 | ||
==関連カード== | ==関連カード== | ||
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詳細は[[エドガー・マルコフ/Edgar Markov (ストーリー)]]を参照。 | 詳細は[[エドガー・マルコフ/Edgar Markov (ストーリー)]]を参照。 | ||
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+ | ==[[イニストラード:真紅の契り#ドラキュラシリーズ・カード/Dracula Series Card|ドラキュラシリーズ・カード]]== | ||
+ | ドラキュラシリーズ・カード版は'''航海者ドラキュラ'''/''Dracula the Voyager''({{Gatherer|id=544589}}) - '''我が土地の棺'''/''Casket of Native Earth''({{Gatherer|id=544590}})。 | ||
+ | [[Wikipedia:en:Count_Dracula|ドラキュラ伯爵]]は[[Wikipedia:ja:ブラム・ストーカー|ブラム・ストーカー]]の小説「[[Wikipedia:ja:吸血鬼ドラキュラ (小説)|吸血鬼ドラキュラ]]」に登場する吸血鬼。詳細はドラキュラシリーズ・カード版が同じ登場人物を表すものである[[不笑のソリン/Sorin the Mirthless]]を参照。 | ||
+ | *第1面は物語の前半、[[ヴォルダーレンの居城/Voldaren Estate|ドラキュラ城/Castle Dracula]]からロンドンへ向かうためにロシア船に乗っている伯爵とみられる。 | ||
+ | *第2面は、郷土の土を収めた棺で休息を取っている伯爵。彼は領地から離れると力が弱まってしまうため、土を大量にロンドンへと運ばせている。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:イニストラード:真紅の契り]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:イニストラード:真紅の契り]] - [[レア]] | ||
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2021年12月29日 (水) 20:54時点における最新版
伝説のクリーチャー — 吸血鬼(Vampire) 貴族(Noble)
あなたがコントロールしていてこれでないすべての吸血鬼(Vampire)は+1/+1の修整を受ける。
魅せられた花婿、エドガーが死亡したとき、これをオーナーのコントロール下で変身させた状態で戦場に戻す。
Edgar Markov's Coffin / エドガー・マルコフの棺
〔白/黒〕 伝説のアーティファクト
あなたのアップキープの開始時に、絆魂を持つ白黒の1/1の吸血鬼(Vampire)クリーチャー・トークン1体を生成し、エドガー・マルコフの棺の上に血統(bloodline)カウンター1個を置く。その後、これの上に3個以上の血統カウンターがあるなら、それらのすべてのカウンターを取り除きこれを変身させる。
マルコフ/Markov家の当主にして始祖であるエドガー・マルコフ/Edgar Markovが変身する両面カードとして二度目のカード化。
第1面はロード能力と、死亡時に「棺」に変身して戦場に戻る伝説の吸血鬼・貴族。本体は4マナ4/4と悪くないスペック。常在型能力の全体強化であるため即座に戦場に影響を与えることができる。
第2面は絆魂を持つ吸血鬼トークンを継続的に生成できるようになる。トークンのサイズは1/1と最低限だが、数ターン後のエドガーの帰還時には2/2絆魂と馬鹿にできない戦力になる。再変身までは通常3ターンといささか悠長だが、その間も戦場に影響を与え続け、かつ再変身後はロード能力をただちに発揮できるため、継戦能力は極めて高い。
クリーチャーデッキの天敵である全体除去・単体除去に非常に強いのが特徴で、第1面の状態で除去されても変身して蘇り、ボード・アドバンテージをじわじわ稼いだうえで再び変身するため、相手にすると非常にいやらしい。対処しようにも追放除去を持たない場合はクリーチャーとして除去、アーティファクトとして除去という2ステップを踏むことになり、テンポ・アドバンテージやハンド・アドバンテージで水をあけられてしまう。デッキによっては全体除去からこれ1枚で巻き返されてしまう可能性もある。
全体強化としては4マナとやや重い部類に入り、伝説ゆえに複数展開できないため爆発力に欠ける。だが手札でだぶついてもレジェンド・ルールを利用して即座に片方を「棺」に変えられる、吸血鬼を自身で生成できるなどロードとして自己完結している。そのため必ずしも吸血鬼デッキでなくとも単体運用できるのも強み。
登場時のスタンダードにおいてはエスパーミッドレンジ、オルゾフミッドレンジで採用されている。
パイオニアでは黒単色の吸血鬼デッキにタッチする形で使用されている。
- 第1面・第2面ともに伝説のパーマネントであるが名前が別物であるため、両方が同一のコントローラーの下で戦場に存在してもレジェンド・ルールは適用されない。もちろん、どちらかが変身して同名パーマネントが2つ戦場に存在する事態となった時には、レジェンド・ルールにより1つを選び残りを墓地に置くことになる。
- 血統/bloodlineカウンターという独自のカウンターを用いる。
- イニストラード:真紅の契り事前情報で提示されていた「使用されるカウンター:血統(bloodline)」に該当するカード。
- 日本語版のフレイバー・テキストには誤植があり、「忘れてしまった」とすべきところが「忘れたしまった」となっている。
- イニストラード:真紅の契りに収録された変身する両面カードのうち、日暮/夜明なしで自力で第1面に戻れる唯一のカード。前編のイニストラード:真夜中の狩りには不思議な秘本/Mysterious Tomeと戯れ児の縫い師/Poppet Stitcherがあった。
[編集] 関連カード
- エドガー・マルコフ/Edgar Markov
- 魅せられた花婿、エドガー/Edgar, Charmed Groom
[編集] サイクル
イニストラード:真紅の契りのレアの2色の伝説のクリーチャーサイクル。
- 復讐に燃えた犠牲者、ドロテア/Dorothea, Vengeful Victim - ドロテアの報復/Dorothea's Retribution(白青)
- 魅せられた花婿、エドガー/Edgar, Charmed Groom - エドガー・マルコフの棺/Edgar Markov's Coffin(白黒)
- 流城のルノ/Runo Stromkirk - 深遠の王、クロサス/Krothuss, Lord of the Deep(青黒)
- 苛まれし預言者、エルス/Eruth, Tormented Prophet(青赤)
- 面汚しの乙女、エインジー/Anje, Maid of Dishonor(黒赤)
- ラトスタイン翁/Old Rutstein(黒緑)
- 結ばれた者、ハラナとアレイナ/Halana and Alena, Partners(赤緑)
- 血に呪われた者、オドリック/Odric, Blood-Cursed(赤白)
- 天使の拳、トーレンズ/Torens, Fist of the Angels(緑白)
- 雑食するもの、グロルナク/Grolnok, the Omnivore(緑青)
[編集] ストーリー
世界に飽き、棺の中で長い眠りに就いていたエドガー・マルコフ/Edgar Markov。オリヴィア・ヴォルダーレン/Olivia Voldarenの血を飲まされて精神を乗っ取られ、彼女の結婚相手に仕立て上げられてしまう。
詳細はエドガー・マルコフ/Edgar Markov (ストーリー)を参照。
[編集] ドラキュラシリーズ・カード
ドラキュラシリーズ・カード版は航海者ドラキュラ/Dracula the Voyager(イラスト) - 我が土地の棺/Casket of Native Earth(イラスト)。 ドラキュラ伯爵はブラム・ストーカーの小説「吸血鬼ドラキュラ」に登場する吸血鬼。詳細はドラキュラシリーズ・カード版が同じ登場人物を表すものである不笑のソリン/Sorin the Mirthlessを参照。
- 第1面は物語の前半、ドラキュラ城/Castle Draculaからロンドンへ向かうためにロシア船に乗っている伯爵とみられる。
- 第2面は、郷土の土を収めた棺で休息を取っている伯爵。彼は領地から離れると力が弱まってしまうため、土を大量にロンドンへと運ばせている。