火想者の研究/Firemind's Research
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2023年10月27日 (金) 20:29時点における最新版
エンチャント
あなたがインスタントかソーサリーである呪文を唱えるたび、火想者の研究の上に蓄積(charge)カウンターを1個置く。
(1)(青),火想者の研究から蓄積カウンターを2個取り除く:カードを1枚引く。
(1)(赤),火想者の研究から蓄積カウンターを5個取り除く:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。火想者の研究はそれに5点のダメージを与える。
WHISPERのルール文章は最新のオラクルに未対応です。「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする」は「1つを対象とする」に読み替えてください。
インスタントかソーサリーを唱えるたびに蓄積カウンターを貯め、それを消費することでボーナスを得ることができるエンチャント。
電招の塔/Dynavolt Tower等に連なる呪文を唱えることを奨励する置物の一種で、これはドローと単体火力の2種類の起動型能力を持つ。安定してカード・アドバンテージを稼げる能力を備えるわりに設置コストが軽く隙を晒しにくいのは利点だが、起動コストも2マナかかり、手札2枚分使って1ドロー、5枚分使ってようやく火力を飛ばせる計算とやや悠長。早々に設置しても仕事をするのはマナが余ってきた頃であり、後から(特にリソースが少ない状況で)引いてきてしまうと腐る確率はかなり高い。電招の塔と違って独立してカウンターを貯めることや起動にかかるマナが軽くないことから、複数枚設置するのにもあまり向いていない。
呪文を唱えてコントロールしていくデッキに向いているが、そうしたデッキであればアズカンタの探索/Search for Azcantaや、より強力なドローエンジン兼フィニッシャーであるイゼット副長、ラル/Ral, Izzet Viceroyを始めとするプレインズウォーカーに頼った方が安定するだろう。
そうした事情もあり構築での採用は難しいと考えられたが、軽い火力やドロー呪文を連打することで優位を得るイゼット・フェニックスに居場所を見つけ、主にサイドボードに採用されている。
火力能力は5点と強烈だがそれ以上にカウンター消費が激しく、一方でドロー能力はそれでインスタントやソーサリーを引くことでカウンターを継続的に乗せ続けられるため、大抵はドローを中心に使うことになるだろう。逆にドローを使うまでもないほどデッキが回っていれば、2マナで5点飛ばせる火力の方が役立ちやすい。
- ラヴニカのギルドの注目のストーリーの1枚(イラスト)。
- ラヴニカのギルドのドラフト・ウィークエンドで、発売記念プロモとして、新規イラストのプロモーション・カードが配布された[1]。
[編集] ルール
- 1つ目の能力は、呪文が唱えられた時点で誘発する。呪文が打ち消されたり立ち消えしたとしてもカウンターは置かれる[2]。
- 1つ目の能力は、唱えられた呪文をコピーする効果によっては誘発しない。詳細はコピー#4.呪文やスタック上の能力をコピーする効果(単発的効果)を参照。
[編集] ストーリー
ニコル・ボーラス/Nicol Bolasの企みと生けるギルドパクトの消失によるギルド間の緊張に対応するため、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzetはボーラスに対抗する力を付けるためにギルドパクト/Guildpactの魔法の改善と、自らをその位置につけることを計画する。それには10のギルド/Guildの協力が不可欠であり、ミゼットは魔法の研究に注力するためにラル・ザレック/Ral Zarekにギルド指導者の代理とギルド間の交渉を命じた。
[編集] 参考
- ↑ 『ラヴニカのギルド』のパッケージ、各種プロモなど(Feature 2018年9月4日)
- ↑ Guilds of Ravnica Release Notes/『ラヴニカのギルド』リリースノート(Feature 2018年9月20日)