機体
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+ | **例:[[航空艇/Sky Skiff]]が自身の搭乗能力や[[エンジン始動/Start Your Engines]]によってクリーチャー化する場合、基本のP/Tは2/3になる。[[アーティファクトの魂込め/Ensoul Artifact]]によってクリーチャー化する場合、基本のP/Tは5/5になる。 | ||
+ | *機体のパワーやタフネスに影響を及ぼす効果が発生する場合、それは機体がクリーチャーでなくても発生するが、その機体がクリーチャーになるまでは何もしない。 | ||
+ | **例:[[経験豊富な操縦者/Veteran Motorist]]の2番目の[[誘発型能力]]は「[[ターン終了時まで]]、その機体は+1/+1の[[修整]]を受ける」という[[継続的効果]]を発生させるが、この能力の[[解決]]時点ではその機体はまだクリーチャーでないので、何も起こらない。その機体がクリーチャー化したならば、それはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。 | ||
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+ | *クリーチャー化した機体は[[召喚酔い]]の影響を受けるので注意。[[戦場に出す|戦場に出した]][[ターン]]にクリーチャー化しても[[攻撃]]できない。 | ||
+ | *機体で攻撃するためには、それは[[攻撃クリーチャー指定ステップ]]の開始時にクリーチャーである必要があるので、攻撃するためにクリーチャー化できる最後の時点は[[戦闘開始ステップ]]中である。機体で[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]するためには、それは[[ブロック・クリーチャー指定ステップ]]の開始時にクリーチャーである必要があるので、ブロックするためにクリーチャー化できる最後の時点は攻撃クリーチャー指定ステップ中である。いずれの場合にも[[プレイヤー]]は、機体をクリーチャーにする[[呪文]]や能力の解決後、機体が[[攻撃クリーチャー]]か[[ブロック・クリーチャー]]として指定される前に、何らかの行動をすることができる。 | ||
+ | *機体がクリーチャーになることは、クリーチャーが[[戦場に出る|戦場に出た]]こととして扱わない。その[[パーマネント]]はすでに戦場に出ていて、その[[タイプ]]が変わっただけである。クリーチャーが戦場に出るたびに[[誘発]]する能力は誘発しない。 | ||
+ | *パーマネントがクリーチャー化している機体の[[コピー]]になったなら、それはクリーチャー化していない素の状態のアーティファクトになる。クリーチャー化していることは[[コピー可能な値]]ではない。 | ||
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+ | *機体は[[アーティファクト・タイプ]]であり[[クリーチャー・タイプ]]ではないことに注意。[[石鍛冶の傑作/Stoneforge Masterwork]]などクリーチャー・タイプを参照するカードとは[[シナジー]]を形成しない。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
− | *[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0017667/ 『カラデシュ』の材料 その2] | + | *[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/kaladesh-ingredients-part-2-2016-09-19 Kaladesh Ingredients, Part 2]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0017667/# 『カラデシュ』の材料 その2](Making Magic 2016年9月19日 [[Mark Rosewater]]著) |
− | *[http://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0017556/ 密輸人の回転翼機] | + | *[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/smugglers-copter-2016-09-09 Smuggler's Copter]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0017556/# 密輸人の回転翼機](Latest Development 2016年9月9日 [[Sam Stoddard]]著) |
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2016年10月2日 (日) 02:11時点における版
機体/Vehicleとはアーティファクト・タイプの1つ。車両、船舶、航空機といった「乗り物」を表している。
Sky Skiff / 航空艇 (2)
アーティファクト — 機体(Vehicle)
アーティファクト — 機体(Vehicle)
飛行
搭乗1(あなたがコントロールする望む数のクリーチャーを、パワーの合計が1以上になるように選んでタップする:ターン終了時まで、この機体(Vehicle)はアーティファクト・クリーチャーになる。)
解説
カラデシュで初登場した。すべての機体は非クリーチャー・カードでありながらパワーとタフネスが印刷されており、自身が持つ搭乗能力によってクリーチャー化することができる。他のクリーチャーが乗り込んで初めて動き出すイメージ。
機体であることを参照するカードには操縦士やエンジン始動/Start Your Engines、特権剥奪/Revoke Privilegesなどがある。機体はクリーチャー・タイプではないが、ロードに相当する模範操縦士、デパラ/Depala, Pilot Exemplarも存在する。
- 機体であるカードは通常のアーティファクトと異なり、茶色と銀色の部分が交互に並ぶ独特のカード枠を持っている(イラスト)。
- クリーチャーでないのに右下にパワー・タフネスが印刷されているカードは実は機体が初めてではなかったりする(アンリミテッドの翡翠像/Jade Statueのカード画像)。
ルール
- パワーとタフネスに関するルール
- 機体にはパワーとタフネスが印刷されているが、クリーチャーにならない限り、それが実際にパワー・タフネスという特性を持つことはない。
- 機体がクリーチャーになる際、特に指定がなければそれは印刷されたパワーとタフネスを持つ。P/Tの値を定める効果があるなら、機体のP/Tはその値に上書きされる。
- 例:航空艇/Sky Skiffが自身の搭乗能力やエンジン始動/Start Your Enginesによってクリーチャー化する場合、基本のP/Tは2/3になる。アーティファクトの魂込め/Ensoul Artifactによってクリーチャー化する場合、基本のP/Tは5/5になる。
- 機体のパワーやタフネスに影響を及ぼす効果が発生する場合、それは機体がクリーチャーでなくても発生するが、その機体がクリーチャーになるまでは何もしない。
- クリーチャー化に関するルール
- クリーチャー化した機体は召喚酔いの影響を受けるので注意。戦場に出したターンにクリーチャー化しても攻撃できない。
- 機体で攻撃するためには、それは攻撃クリーチャー指定ステップの開始時にクリーチャーである必要があるので、攻撃するためにクリーチャー化できる最後の時点は戦闘開始ステップ中である。機体でブロックするためには、それはブロック・クリーチャー指定ステップの開始時にクリーチャーである必要があるので、ブロックするためにクリーチャー化できる最後の時点は攻撃クリーチャー指定ステップ中である。いずれの場合にもプレイヤーは、機体をクリーチャーにする呪文や能力の解決後、機体が攻撃クリーチャーかブロック・クリーチャーとして指定される前に、何らかの行動をすることができる。
- 機体がクリーチャーになることは、クリーチャーが戦場に出たこととして扱わない。そのパーマネントはすでに戦場に出ていて、そのタイプが変わっただけである。クリーチャーが戦場に出るたびに誘発する能力は誘発しない。
- パーマネントがクリーチャー化している機体のコピーになったなら、それはクリーチャー化していない素の状態のアーティファクトになる。クリーチャー化していることはコピー可能な値ではない。
- その他のルール
- 機体はアーティファクト・タイプでありクリーチャー・タイプではないことに注意。石鍛冶の傑作/Stoneforge Masterworkなどクリーチャー・タイプを参照するカードとはシナジーを形成しない。
参考
- Kaladesh Ingredients, Part 2/『カラデシュ』の材料 その2(Making Magic 2016年9月19日 Mark Rosewater著)
- Smuggler's Copter/密輸人の回転翼機(Latest Development 2016年9月9日 Sam Stoddard著)
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