ドレッジ
ドレッジ(Dredge)はエターナルに存在するリアニメイト系コンボ・ビートダウンデッキ。発掘の登場したスタンダードではフリゴリッドと呼ばれていたものの、エターナルにおいてはドレッジの呼称で通っている。
概要
[編集]手札から捨てた発掘を持つカードを利用してライブラリーを墓地送りにしつつ、墓地から何度でもよみがえるイチョリッド/Ichoridでビートダウンをする。
クリーチャー — トロール(Troll) スケルトン(Skeleton)
ゴルガリの墓トロールは、あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚につき、その上に+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。
(1),ゴルガリの墓トロールから+1/+1カウンターを1個取り除く:ゴルガリの墓トロールを再生する。
発掘6(あなたがカードを1枚引くなら、代わりにあなたはカードを6枚切削してもよい。そうしたなら、あなたの墓地にあるこのカードをあなたの手札に戻す。)
0/0
クリーチャー — ホラー(Horror)
速攻
終了ステップの開始時に、イチョリッドを生け贄に捧げる。
あなたのアップキープの開始時に、イチョリッドがあなたの墓地にある場合、あなたは自分の墓地にあるイチョリッド以外の黒のクリーチャー・カードを1枚、追放してもよい。そうした場合、イチョリッドを戦場に戻す。
3/1
エンチャント
トークンでないクリーチャーが1体戦場からあなたの墓地に置かれるたび、黄泉からの橋があなたの墓地にある場合、黒の2/2のゾンビ(Zombie)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
クリーチャーが戦場から対戦相手1人の墓地に置かれたとき、黄泉からの橋があなたの墓地にある場合、黄泉からの橋を追放する。
イチョリッドと強いシナジーを持つ黄泉からの橋/Bridge from Below、発掘と強いシナジーを持つナルコメーバ/Narcomoebaは重要なパーツ。さらに戦慄の復活/Dread Returnや陰謀団式療法/Cabal Therapyのようなクリーチャーの生け贄をコストとするフラッシュバックカードを利用して、イチョリッドと合わせてクロックを上昇させている。墓地に落ちる事を前提としているため、フラッシュバックやスレッショルドを活かすことができる。
回った時のスピードは通常のビートダウン以上であり、多少のパーマネント破壊や打ち消しでは早々止まらないが、墓地対策に滅法弱い。それゆえ、1本目は対策されにくく勝利しやすいが、2本目以降は非常に厳しく、如何に対戦相手の墓地対策を潜り抜けるかに掛かっている。
パイオニア
[編集]インスタント
諜報3を行う。(あなたのライブラリーの一番上からカードを3枚見て、そのうちの望む枚数をあなたの墓地に、残りをあなたのライブラリーの一番上に望む順番で置く。)
フラッシュバック(1)(青)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードをフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後、これを追放する。)
ソーサリー
這い寄る恐怖は各対戦相手にそれぞれ3点のダメージを与え、あなたは3点のライフを得る。
這い寄る恐怖があなたのライブラリーからあなたの墓地に置かれたとき、あなたはこれを追放してもよい。そうしたなら、這い寄る恐怖は各対戦相手にそれぞれ3点のダメージを与え、あなたは3点のライフを得る。
パイオニアには発掘というメカニズム自体が存在しないが、環境成立当初からモダン以下の環境と同じく大量の切削から這い寄る恐怖/Creeping Chillの誘発および自己リアニメイト能力持ちクリーチャーの展開を狙うデッキが存在している。
- 緑青黒を含む多色で組まれ、ドレッジレスドレッジ(Dredgeless Dredge)ないし単にドレッジと呼ばれる。
初期型
[編集]- 備考
- SCG Pioneer Classic Knoxville 準優勝(参考)
- 使用者:Ross Merriam
- フォーマット
- 各種切削手段に加えナルコメーバ/Narcomoebaや秘蔵の縫合体/Prized Amalgam、這い寄る恐怖/Creeping Chillなどを素出しできるマナ基盤で組まれる。
ストリクスヘイヴン:魔法学院後
[編集]- 墓地肥やし可能なユーティリティーカードとしてウィザーブルームの命令/Witherbloom Commandを採用したリスト。
霊気走破後
[編集]- 恐血鬼/Bloodghast獲得後のリスト。這い寄る恐怖/Creeping Chillや浚渫機の洞察/Dredger's Insightでライフ・アドバンテージを得つつ銀打ちのグール/Silversmote Ghoul・時系列の選別者/Timeline Cullerの自己リアニメイトを狙う。
ストリクスヘイヴンの秘密後
[編集]- ドレッジ愛好家のMahfuzVanGoghが考案したリスト(参考)。軽いインスタント・ソーサリーを多めに積んで展覧会の潮呼び/Exhibition Tidecaller・第三の道の創設/Founding the Third Path・大図書棟の大ホール/Great Hall of the Biblioplexを強く使う。
- 5色土地が多めに採用されているが、これは墓地から撃てる全体強化の練習を積んだ攻撃/Practiced Offenseを使うためである。
モダン
[編集]クリーチャー — 吸血鬼(Vampire) スピリット(Spirit)
このクリーチャーではブロックできない。
対戦相手1人のライフが10点以下であるかぎり、このクリーチャーは速攻を持つ。
上陸 ― あなたがコントロールしている土地1つが戦場に出るたび、あなたの墓地にあるこのカードを戦場に戻してもよい。
2/1
クリーチャー — ゾンビ(Zombie)
クリーチャーが1体戦場に出るたび、それがあなたの墓地から戦場に出たかあなたがそれをあなたの墓地から唱えていた場合、次の終了ステップの開始時に、あなたの墓地から秘蔵の縫合体をタップ状態で戦場に戻す。
3/3
モダンではイチョリッド/Ichoridや戦慄の復活/Dread Returnが使用できないため、恐血鬼/Bloodghastと復讐蔦/Vengevineをメインアタッカーに据えたもの(ドレッジ・ヴァイン)が主流であったが、恐血鬼と復讐蔦とでは墓地から戦場に出すための条件が異なるため、やや扱いにくい面もあった。
扱いやすさを求めてアタッカーを恐血鬼に絞ると攻撃力が不足しがちであったが、イニストラードを覆う影にて登場した傲慢な新生子/Insolent Neonateや秘蔵の縫合体/Prized Amalgamにより発掘デッキ自体が大きく強化されたことで、十分な攻撃力が出せるようになっている。
その後カラデシュで安堵の再会/Cathartic Reunionを手に入れた結果更に強化、「先攻を取られたら2ターン目安らかなる眠り/Rest in Peaceでも間に合わないことがある」とまで言われるほどにメインデッキ戦で強力になりすぎ、サイドボード戦を推し進めると判断されゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Trollは再び禁止されてしまった。
墓トロール禁止後は代わりにゴルガリの凶漢/Golgari Thugなどを入れたタイプが結果を残している。ラヴニカのギルド発売後は這い寄る恐怖/Creeping Chillを採用したタイプが結果を残している。
その後墓地利用デッキの隆盛により信仰無き物あさり/Faithless Lootingが禁止されてしまったが、アゴナスの雄牛/Ox of Agonasや異世界の凝視/Otherworldly Gaze、セファリッドの円形競技場/Cephalid Coliseumを手に入れて結果を残している。
墓トロール解禁後
[編集]- 備考
- グランプリメルボルン16 ベスト8 (参考)
- 使用者:Jason Chung
- フォーマット
カラデシュ参入後
[編集]- 備考
- グランプリダラスフォートワース16 ベスト8 (参考)
- 使用者:Brian Braun-Duin
- フォーマット
墓トロール再禁止後
[編集]- 備考
- グランプリブリスベン17 準優勝 (参考)
- 使用者:Zen Takahashi
- フォーマット
ラヴニカのギルド参入後
[編集]テーロス還魂記参入後
[編集]- 禁止された信仰無き物あさり/Faithless Lootingの代わりに、谷の商人/Merchant of the Valeとアゴナスの雄牛/Ox of Agonasを採用したリスト。
イニストラード:真夜中の狩り参入後
[編集]- 身震いする発見/Thrilling Discoveryと異世界の凝視/Otherworldly Gazeを獲得した後のリスト。白青黒赤の4色のマナを必要とするため、3種12枚もの5色土地が採用される。
- フェッチランドが抜けたことで恐血鬼/Bloodghastの代わりに、身震いする発見や這い寄る恐怖/Creeping Chillと相性のいい銀打ちのグール/Silversmote Ghoulが採用される。
モダンホライゾン3参入後
[編集]| Dredge(Modern) [11] | |
|---|---|
| 土地 (18) | |
| 1 | 血の墓所/Blood Crypt |
| 4 | 血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire |
| 4 | セファリッドの円形競技場/Cephalid Coliseum |
| 4 | 汚染された三角州/Polluted Delta |
| 4 | 蒸気孔/Steam Vents |
| 1 | 轟音の滝/Thundering Falls |
| クリーチャー (23) | |
| 4 | ゴルガリの凶漢/Golgari Thug |
| 4 | ナルコメーバ/Narcomoeba |
| 2 | アゴナスの雄牛/Ox of Agonas |
| 4 | 秘蔵の縫合体/Prized Amalgam |
| 4 | 銀打ちのグール/Silversmote Ghoul |
| 4 | 臭い草のインプ/Stinkweed Imp |
| 1 | 不可思議/Wonder |
| 呪文 (19) | |
| 4 | 安堵の再会/Cathartic Reunion |
| 1 | 燃焼/Conflagrate |
| 4 | 這い寄る恐怖/Creeping Chill |
| 2 | 暗黒破/Darkblast |
| 4 | 異世界の凝視/Otherworldly Gaze |
| 4 | 秘本掃き/Tome Scour |
| サイドボード (15) | |
| 2 | 燃焼/Conflagrate |
| 3 | 減衰球/Damping Sphere |
| 4 | 否定の力/Force of Negation |
| 2 | 洪水の大口へ/Into the Flood Maw |
| 4 | 神聖の力線/Leyline of Sanctity |
- セファリッドの円形競技場/Cephalid Coliseum獲得後のリスト。セファリッドの円形競技場の能力のために蒸気孔/Steam Ventsや轟音の滝/Thundering Fallsといった青マナ源が多めに積まれ、これらは島であることから不可思議/Wonderも採用される。
信仰無き物あさり解禁後
[編集]- 信仰無き物あさり/Faithless Looting禁止解除後のリスト。発掘の起点になる上に墓地対策に強い超能力蛙/Psychic Frogを採用している。
レガシー
[編集]アーティファクト
あなたの手札を捨てる,ライオンの瞳のダイアモンドを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ3点を加える。起動はインスタントとしてのみ行う。
手札を墓地に落とす手段として、朽ちゆくインプ/Putrid Impや入念な研究/Careful Studyに加え、打開/Breakthroughやライオンの瞳のダイアモンド/Lion's Eye Diamondがよく使用される。
特にライオンの瞳のダイアモンドが強力で、打開の前に手札を捨てたり、そこから綿密な分析/Deep Analysisやセファリッドの円形競技場/Cephalid Coliseumに繋げたりすることで、最序盤から発掘モードに入ることが可能となっている。戦慄の復活/Dread Returnでセファリッドの賢者/Cephalid Sageが出て来るともう止まらない。
炎の血族の盲信者/Flame-Kin Zealotを採用している場合には、戦慄の復活で釣り上げて一気に勝利することができる。元はビートダウンでありながら、陰謀団式療法/Cabal Therapyを挟んでも1ターンキルさえ可能なコンボデッキへと仕上がっている。
後に、イチョリッドやライオンの瞳のダイアモンド等を抜き、恐血鬼/Bloodghast、ダクムーアの回収場/Dakmor Salvage、納墓/Entombを搭載するタイプも登場した。
土地は青マナと黒マナを生み出せるものが採用されるが、墓地対策への対策として自然の要求/Nature's Claimなどをサイドボードに取っているために宝石鉱山/Gemstone Mineや真鍮の都/City of Brassといった5色土地を組み込むデッキも存在する。この場合、基本でない土地を多く利用するため、墓地対策以外に不毛の大地/Wastelandを始めとする基本でない土地対策も弱点となる。
クリーチャー — レイス(Wraith)
沼渡り(このクリーチャーは、防御プレイヤーが沼(Swamp)をコントロールしているかぎりブロックされない。)
サイクリング ― 2点のライフを支払う。(2点のライフを支払う,このカードを捨てる:カードを1枚引く。)
3/4
ソーサリー
((青/Φ)は(青)でも2点のライフでも支払うことができる。)
プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーの手札を見る。
カードを1枚引く。
特殊なタイプとして、マナ基盤を排したマナレスドレッジ(Manaless Dredge)と呼ばれるものも存在する。ヴィンテージでもBazaar of Baghdadを利用したものが同じ名前で呼ばれるが、そちらとは大きく動きが異なる(→#ヴィンテージ)。
マナをほとんど生み出せない都合上、能動的にカードを捨てる手段が限られるため、クリンナップ・ステップにカードを捨てるところからスタートする。そのために基本的に後攻を選択する。初動の遅れを補うために、通りの悪霊/Street Wraithやギタクシア派の調査/Gitaxian Probeのようなカードを引く手段が追加されやすい。
クリーチャー — ホラー(Horror)
あなたがこの呪文を唱えたとき、いずれのプレイヤーもカードを3枚捨ててもよい。いずれかのプレイヤーがそうしたなら、変幻影魔を打ち消す。
カードを3枚捨てる:あなたの墓地にある変幻影魔をあなたの手札に戻す。
6/6
重要な役割を果たすのが変幻影魔/Phantasmagorianであり、これを墓地に置くことができれば一気に手札を3枚もしくは6枚も捨てることができる。初期手札に発掘カードが多い場合は、発掘カードを捨てるよりも変幻影魔を捨てた方が効率的になる。
弱点はマナ基盤を排したことによる行動の選択肢の少なさ。また、クリンナップ・ステップにカードを捨てることから行動開始となるため、1度でもマリガンをすると初動が非常に大きく遅れる。そのため、良い初期手札が揃わないと他デッキ以上に厳しくなる(特に2本目以降で顕著)。土地を完全に排除し、欄干のスパイ/Balustrade Spyを採用することで爆発力を確保した形も存在する(→The Spy)。
2018年に貴重な0マナドローであるギタクシア派の調査/Gitaxian Probeを禁止されたことで、マナレスドレッジは大きく弱体化した。
初期型
[編集]イニストラード・ブロック参入後
[編集]通常型
[編集]- 備考
- グランプリワシントンDC13 ベスト4(参考)
- 使用者:Drew Tunison
- フォーマット
- 信仰無き物あさり/Faithless Lootingを獲得した後のリスト。
マナレスドレッジ
[編集]- 備考
- SCG Legacy Open Indianapolis on 06/01/2014 6位(参考)
- 使用者:Geo Thornton
- フォーマット
| Manaless Dredge(Legacy) [15] | |
|---|---|
| 土地 (4) | |
| 4 | ドライアドの東屋/Dryad Arbor |
| クリーチャー (41) | |
| 4 | 別館の大長/Chancellor of the Annex |
| 1 | 憎悪縛りの剥ぎ取り/Flayer of the Hatebound |
| 4 | ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Troll |
| 4 | ゴルガリの凶漢/Golgari Thug |
| 4 | イチョリッド/Ichorid |
| 4 | ナルコメーバ/Narcomoeba |
| 4 | 冥界の影/Nether Shadow |
| 4 | 変幻影魔/Phantasmagorian |
| 2 | よろめく殻/Shambling Shell |
| 4 | 臭い草のインプ/Stinkweed Imp |
| 4 | 通りの悪霊/Street Wraith |
| 2 | グリセルブランド/Griselbrand |
| 呪文 (15) | |
| 4 | 黄泉からの橋/Bridge from Below |
| 4 | 陰謀団式療法/Cabal Therapy |
| 4 | 戦慄の復活/Dread Return |
| 3 | ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe |
| サイドボード (15) | |
| 2 | フェアリーの忌み者/Faerie Macabre |
| 4 | 神聖の力線/Leyline of Sanctity |
| 1 | Contagion |
| 4 | 自然の要求/Nature's Claim |
| 2 | 不快な群れ/Sickening Shoal |
| 1 | 大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite |
| 1 | 森/Forest |
- マナレスドレッジタイプ。ドライアドの東屋/Dryad Arborは、メインデッキでは生け贄コスト用にしか用いない。
- サイドボードも、自然の要求/Nature's Claim以外はマナなしに使えるものが選択されている。
- 戦慄の復活/Dread Returnで釣る枠として、ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Trollに加えて憎悪縛りの剥ぎ取り/Flayer of the Hateboundとグリセルブランド/Griselbrandが採用される。
テーロス・ブロック参入後
[編集]- 備考
- SCG Legacy Open Washington DC on 08/24/2014 6位(参考)
- 使用者:Chris Jordan
- フォーマット
| Dredge(Legacy) [16] | |
|---|---|
| 土地 (13) | |
| 4 | マナの合流点/Mana Confluence |
| 3 | セファリッドの円形競技場/Cephalid Coliseum |
| 4 | 真鍮の都/City of Brass |
| 2 | 宝石鉱山/Gemstone Mine |
| クリーチャー (24) | |
| 4 | ナルコメーバ/Narcomoeba |
| 4 | 臭い草のインプ/Stinkweed Imp |
| 4 | ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Troll |
| 4 | ゴルガリの凶漢/Golgari Thug |
| 4 | 朽ちゆくインプ/Putrid Imp |
| 4 | イチョリッド/Ichorid |
| 呪文 (23) | |
| 4 | 信仰無き物あさり/Faithless Looting |
| 4 | 黄泉からの橋/Bridge from Below |
| 4 | 陰謀団式療法/Cabal Therapy |
| 3 | 打開/Breakthrough |
| 4 | 入念な研究/Careful Study |
| 4 | ライオンの瞳のダイアモンド/Lion's Eye Diamond |
| サイドボード (15) | |
| 4 | 突然の衰微/Abrupt Decay |
| 1 | 記憶の旅/Memory's Journey |
| 1 | 古えの遺恨/Ancient Grudge |
| 3 | 水蓮の花びら/Lotus Petal |
| 4 | 炎の嵐/Firestorm |
| 2 | 宝石鉱山/Gemstone Mine |
- 炎の血族の盲信者/Flame-Kin Zealot+戦慄の復活/Dread Returnを抜いて爆発力を抑える代わりに、追加の5色土地としてマナの合流点/Mana Confluenceを採用して安定性を高めたタイプ。
サンダー・ジャンクションの無法者参入後
[編集]- デッキ構造上潜入者、悟/Satoru, the Infiltratorのドローが非常に誘発しやすく、これを発掘に置換することで高速で墓地を肥やせる。
- 憤怒/Angerの速攻付与によるビートダウン以外の勝ち筋として、タッサの神託者/Thassa's Oracleを戦慄の復活/Dread Returnで釣り上げるギミックが搭載されている。
- フラッシュバック呪文が多く搭載されているため、ポクスウォーカー/Poxwalkersの自己リアニメイト能力も誘発しやすい。
ヴィンテージ
[編集]ヴィンテージでも組まれている。カードを墓地に落とす手段として、レガシーでは禁止カードとなったBazaar of Baghdadを使用できるのが最大の特徴である。
クリーチャー — ゾンビ(Zombie) ウィザード(Wizard)
(T):他のパーマネント1つを対象とする。あなたはそれをタップまたはアンタップしてもよい。
蘇生(青)((青):このカードを戦場に戻す。そのクリーチャーは速攻を得る。次のターン終了ステップの開始時か、それが戦場を離れる場合に、それを追放する。蘇生はソーサリーとしてのみ行う。)
1/2
Bazaar of Baghdadで手札の発掘カードを捨て、ドロー能力により発掘を使用してライブラリーを高速で掘り進めていく。自己再生するクリーチャーにはイチョリッド/Ichoridの他、かつては灰燼のグール/Ashen Ghoulや冥界の影/Nether Shadowも採用されていたが、現在はナルコブリッジのナルコメーバ/Narcomoebaや黄泉からの橋/Bridge from Belowを筆頭に、恐血鬼/Bloodghastなどのデッキに合致したクリーチャーが増えたことで採用されなくなった。
戦場と墓地に必要な数のクリーチャーが溜まったら、戦慄の復活/Dread Returnをフラッシュバックで唱えてフィニッシャー(縫合グール/Sutured Ghoulや炎の血族の盲信者/Flame-Kin Zealot)を釣り上げて対戦相手を瞬殺する。
構造上マナをほとんど必要としない構成になっているため、Bazaar of Baghdadを除けば土地は6枚程度しか入れないのが普通である。そのため、マナを全く使わないタイプを「Manaless Ichorid」、真鍮の都/City of Brassや宝石鉱山/Gemstone Mineを入れたタイプを「Mana Ichorid」と区別して呼ぶことも多い。ただアラーラの断片で、蘇生を持ちBazaar of Baghdadをアンタップできる命運縫い/Fatestitcherが登場したことから、Mana Ichridが主流になりつつあった。→*1
弱点はBazaar of Baghdadに頼り切った、その構成そのものである。基本でない土地への対策の餌食になるし、墓地対策にももちろん弱い。
- 土地は単純なマナ源である他、恐血鬼を墓地から釣る役割も担う。そのためMoxをはじめとしたパワー9も軒並み使用しない。ヴィンテージにおけるメタの中にありながらパワー9を使わない珍しいデッキである。
- そのためヴィンテージのメタの渦中にある貧乏デッキという側面もある。Bazaar of Baghdad4枚が安価かと言われると疑問だが、少なくとも他のヴィンテージのデッキよりは安く作れるだろう。
- Bazaar of Baghdadが手札に無いとほとんど回らないデッキなので、マリガン用に血清の粉末/Serum Powderもよく採用されている。
2015年頃からは、意志の力/Force of Willや精神壊しの罠/Mindbreak Trap、精神的つまづき/Mental Misstepといったピッチスペルを大量に積み込んだピッチ・ドレッジ/Pitch Dredgeのタイプが登場した。 「メインデッキではマナが不要でも、サイドボード後はマナが必要になってしまう」「そのため結局はマナの出る土地が必要になってしまう」というジレンマに対して、「サイドボード後もマナが不要なカードを使う」という解決法で乗り越えたこのデッキは、さらなる新カードの登場やロンドンマリガンの採用により大きく力を伸ばした。 手に入れたカードとしてはイニストラードを覆う影から秘蔵の縫合体/Prized Amalgam、破滅の刻から虚ろな者/Hollow One、モダンホライゾンから否定の力/Force of Negationや活性の力/Force of Vigorなどがある。特に虚ろな者は墓地を経由しないため対戦相手の墓地対策を無力化することができ、活性の力は墓掘りの檻/Grafdigger's Cageや安らかなる眠り/Rest in Peaceといった対策カードをまとめて破壊することができるため重宝されている。後者に関しては手札コストにできるという点を買われてよろめく殻/Shambling Shellがメインデッキから複数枚採用されるほど。
その後、あまりにも高速化しすぎたために2019年8月30日にゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Trollが制限カードに指定。同時に、このデッキでも多数採用されていた精神的つまづき/Mental Misstepが制限カードとなった。
サンプルレシピ1
[編集]- 備考
- ヴィンテージ選手権07 ベスト8 (参考)
- 使用者:Nick Calcaterra
- フォーマット
| Dredge [18] | |
|---|---|
| 土地 (8) | |
| 4 | Bazaar of Baghdad |
| 4 | ドライアドの東屋/Dryad Arbor |
| クリーチャー (24) | |
| 2 | セファリッドの賢者/Cephalid Sage |
| 2 | 炎の血族の盲信者/Flame-Kin Zealot |
| 4 | ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Troll |
| 4 | ゴルガリの凶漢/Golgari Thug |
| 4 | イチョリッド/Ichorid |
| 4 | ナルコメーバ/Narcomoeba |
| 4 | 臭い草のインプ/Stinkweed Imp |
| 呪文 (28) | |
| 4 | 陰謀団式療法/Cabal Therapy |
| 4 | 戦慄の復活/Dread Return |
| 4 | 暴露/Unmask |
| 4 | 黄泉からの橋/Bridge from Below |
| 4 | 虚空の杯/Chalice of the Void |
| 4 | 虚空の力線/Leyline of the Void |
| 4 | 血清の粉末/Serum Powder |
| サイドボード (15) | |
| 2 | 古えの遺恨/Ancient Grudge |
| 4 | Contagion |
| 3 | エメラルドの魔除け/Emerald Charm |
| 4 | 恭しき沈黙/Reverent Silence |
| 2 | Taiga |
- 血清の粉末/Serum Powderやドライアドの東屋/Dryad Arborは入っているが、これらのマナ能力があてにされることは(少なくともメインデッキでは)なく、実質的にはManaless Ichoridのようなもの。血清の粉末はマリガン用、ドライアドの東屋は陰謀団式療法/Cabal Therapyや戦慄の復活のコスト扱いである。
サンプルレシピ2
[編集]- 備考
- ヴィンテージ選手権11 優勝(参考)
- 使用者:Mark Hornung
- フォーマット
- こちらはMana Ichorid型。
- フィニッシャーとして太陽のタイタン/Sun Titanが追加されている。
ピッチ・ドレッジ
[編集]- ピッチ・ドレッジ型の墓トロール・精神的つまづき制限後のリスト。
- マナを一切使用しないという点では上記のマナレスドレッジと同じだが、カードプールの増加によりサイドボードのカードも全てマナを使わないカードになっている。
- よろめく殻/Shambling Shellは、暴露/Unmask、活性の力/Force of Vigor、不快な群れ/Sickening Shoalのコストになる発掘持ちとして採用されている。天敵となる封じ込める僧侶/Containment Priestを不快な群れで対処できるマナ・コストなのも利点。
パウパー
[編集]パウパーにも臭い草のインプ/Stinkweed Impやゴルガリの茶鱗/Golgari Brownscaleといった発掘持ちクリーチャーが存在するため、これを利用したデッキが存在する。
拷問生活/Tortured Existenceをキーカードとする発掘デッキが古くから存在した。詳細は拷問生活を参照。
また死体発掘/Exhumeを用いたリアニメイトデッキの墓地肥やし手段として、発掘持ちクリーチャーが採用される場合がある。詳細はリアニメイトを参照。
クリーチャー — ゾンビ(Zombie) 巨人(Giant)
宿根 ― ロッテスの巨人が戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。これはそのプレイヤーに、あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚につき1点のダメージを与える。
6/5
クリーチャー — サテュロス(Satyr)
サテュロスの道探しが戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上から4枚のカードを公開する。あなたは、それらの中から土地カードを1枚あなたの手札に加えてもよい。残りをあなたの墓地に置く。
1/1
統率者マスターズでは戦慄の復活/Dread Returnとロッテスの巨人/Lotleth Giantがコモンとして再録されたことで、ドレッジないしドレッジリアニメイトと呼ばれる、これらを中軸に据えたデッキが組まれるようになった。臭い草のインプや切削持ちクリーチャーで墓地を肥やしつつ、戦慄の復活の生け贄要員を確保する。フィニッシャーはロッテスの巨人が務める。
墓地肥やし用の切削手段とサブプランとなる死体発掘/Exhumeのために黒緑主体で組まれることがほとんどだが、ルーターで墓地肥やしを行う赤単色型もごく少数存在する。
サンプルリスト(黒緑型)
[編集]初期型
[編集]- カザド=ドゥームのトロール/Troll of Khazad-dûmなどをリアニメイトしてライフを削り、ロッテスの巨人/Lotleth GiantのETBでとどめを刺す。ドングリの収穫/Acorn Harvest(これ自身もフラッシュバックを持つため切削されても唱えられる)によって戦慄の復活/Dread Returnのフラッシュバック・コストを確保する。
- ジャンドリアニメイトとも呼ばれるが、メインデッキはほぼ黒緑2色にまとめられる場合が多い。サイドボードに古えの遺恨/Ancient Grudgeや包囲破砕/Siege Smashといった赤のカードが大祖始の遺産/Relic of Progenitus対策として搭載される。
禁止改定後
[編集]| Dredge(Pauper) [22] | |
|---|---|
| 土地 (14) | |
| 2 | 導路の塔門/Conduit Pylons |
| 6 | 森/Forest |
| 1 | 地熱の沼/Geothermal Bog |
| 1 | 憑依されたぬかるみ/Haunted Mire |
| 3 | 沼/Swamp |
| 1 | 樹木茂る尾根/Wooded Ridgeline |
| クリーチャー (35) | |
| 4 | ブランチウッドのうろつくもの/Blanchwood Prowler |
| 4 | 土地の円環のドルイド/Circle of the Land Druid |
| 4 | 気前のよいエント/Generous Ent |
| 3 | ロッテスの巨人/Lotleth Giant |
| 4 | 瓦礫帯の異端者/Rubblebelt Maverick |
| 4 | サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder |
| 4 | 屑鉄造りの雑種犬/Scrapwork Mutt |
| 4 | 臭い草のインプ/Stinkweed Imp |
| 4 | カザド=ドゥームのトロール/Troll of Khazad-dum |
| 呪文 (11) | |
| 3 | ドングリの収穫/Acorn Harvest |
| 4 | 戦慄の復活/Dread Return |
| 4 | 死体発掘/Exhume |
| サイドボード (15) | |
| 4 | 古えの遺恨/Ancient Grudge |
| 2 | ボジューカの沼/Bojuka Bog |
| 2 | 鋭い痛み/Flaring Pain |
| 4 | 骨までの齧りつき/Gnaw to the Bone |
| 3 | 腐敗した再会/Rotten Reunion |
- きらきらするすべて/All That Glitters禁止後のリスト。突然死のリスクが減ったため、骨までの齧りつき/Gnaw to the Boneがサイドボードに移動している。
- 追加の墓地肥やしと色マナの安定化のために導路の塔門/Conduit Pylonsを採用している。
モダンホライゾン3後
[編集]- 墓地肥やし兼ドローソースとして邪悪鳴らし/Malevolent Rumbleを獲得した後のリスト。
- 邪悪鳴らしにはトークン生成がついてくるため、戦慄の復活/Dread Returnのフラッシュバックも狙いやすくなる。さらにサイドボードには邪悪鳴らしで拾える手札破壊・全体火力として催眠の悪鬼/Mesmeric Fiend・ファング・ドラゴン/Fang Dragonを搭載している。
FINAL FANTASY後
[編集]| Dredge(Pauper) [24] | |
|---|---|
| 土地 (14) | |
| 2 | 導路の塔門/Conduit Pylons |
| 5 | 森/Forest |
| 1 | 地熱の沼/Geothermal Bog |
| 1 | 憑依されたぬかるみ/Haunted Mire |
| 4 | 沼/Swamp |
| 1 | 樹木茂る尾根/Wooded Ridgeline |
| クリーチャー (31) | |
| 4 | 土地の円環のドルイド/Circle of the Land Druid |
| 4 | 気前のよいエント/Generous Ent |
| 3 | ロッテスの巨人/Lotleth Giant |
| 4 | サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder |
| 4 | 屑鉄造りの雑種犬/Scrapwork Mutt |
| 4 | 臭い草のインプ/Stinkweed Imp |
| 4 | 町の歓迎者/Town Greeter |
| 4 | カザド=ドゥームのトロール/Troll of Khazad-dum |
| 呪文 (15) | |
| 4 | 戦慄の復活/Dread Return |
| 4 | 死体発掘/Exhume |
| 3 | 骨までの齧りつき/Gnaw to the Bone |
| 4 | 邪悪鳴らし/Malevolent Rumble |
| サイドボード (15) | |
| 2 | 古えの遺恨/Ancient Grudge |
| 2 | ボジューカの沼/Bojuka Bog |
| 4 | ファング・ドラゴン/Fang Dragon |
| 1 | 骨までの齧りつき/Gnaw to the Bone |
| 2 | 仮面の蛮人/Masked Vandal |
| 4 | 催眠の悪鬼/Mesmeric Fiend |
- 追加のサテュロスの道探し/Satyr Wayfinderとして町の歓迎者/Town Greeterを獲得した後のリスト。
サンプルリスト(赤単型)
[編集]| Red Dredge(Pauper) [25] | |
|---|---|
| 土地 (16) | |
| 2 | 導路の塔門/Conduit Pylons |
| 14 | 山/Mountain |
| クリーチャー (29) | |
| 4 | 傲慢な新生子/Insolent Neonate |
| 3 | ロッテスの巨人/Lotleth Giant |
| 2 | 溶岩族の砲兵/Magmakin Artillerist |
| 4 | 溶鉄の門番/Molten Gatekeeper |
| 4 | 屑鉄造りの雑種犬/Scrapwork Mutt |
| 4 | こそこそサクサク/Sneaky Snacker |
| 4 | 臭い草のインプ/Stinkweed Imp |
| 4 | ヴォルダーレンの美食家/Voldaren Epicure |
| 呪文 (15) | |
| 4 | 燃え立つ調査/Burning Inquiry |
| 4 | 安堵の再会/Cathartic Reunion |
| 3 | 戦慄の復活/Dread Return |
| 4 | 信仰無き物あさり/Faithless Looting |
| サイドボード (15) | |
| 1 | ブレス攻撃/Breath Weapon |
| 2 | 電謀/Electrickery |
| 1 | 鋭い痛み/Flaring Pain |
| 2 | ゴルガリの茶鱗/Golgari Brownscale |
| 2 | 溶鉄の雨/Molten Rain |
| 3 | 赤霊破/Red Elemental Blast |
| 4 | 包囲破砕/Siege Smash |
- こそこそサクサク/Sneaky Snackerやヴォルダーレンの美食家/Voldaren Epicureといったブラッドバーンでおなじみの戦力や、ディスカード手段+溶岩族の砲兵/Magmakin Artilleristでライフを攻めつつ、戦慄の復活/Dread Return+ロッテスの巨人/Lotleth Giantのコンボを狙っていく。
- 戦慄の復活のフラッシュバック・コストとしては、何度でも戦場に戻れるこそこそサクサクや戦場に出た段階で仕事が終わっているヴォルダーレンの美食家のほかに、蘇生持ちの屑鉄造りの雑種犬/Scrapwork Muttや溶鉄の門番/Molten Gatekeeperなどが用いられる。
参考
[編集]- The Horror, The Horror... Put Three Horrors on the Stack (WotC、英語、文:Mike Flores)
- ドレッジ史 (2019年12月30日 荊州著)
- 発掘 (デッキ)
- デッキ集
- 赤単色デッキ
- 青黒デッキ
- 黒緑デッキ
- 白青黒デッキ
- 青黒赤デッキ
- 黒赤緑デッキ
- 白青黒赤デッキ
- 黒赤緑白デッキ
- ビートダウンデッキ
- コンボデッキ
- リアニメイトデッキ
- 赤単ビートダウンデッキ
- 赤単コンボデッキ
- 赤単リアニメイトデッキ
- 青黒ビートダウンデッキ
- 青黒コンボデッキ
- 青黒リアニメイトデッキ
- 黒緑ビートダウンデッキ
- 黒緑コンボデッキ
- 黒緑リアニメイトデッキ
- 白青黒ビートダウンデッキ
- 白青黒コンボデッキ
- 白青黒リアニメイトデッキ
- 青黒赤ビートダウンデッキ
- 青黒赤コンボデッキ
- 青黒赤リアニメイトデッキ
- 黒赤緑ビートダウンデッキ
- 黒赤緑コンボデッキ
- 黒赤緑リアニメイトデッキ
- 白青黒赤ビートダウンデッキ
- 白青黒赤コンボデッキ
- 白青黒赤リアニメイトデッキ
- 黒赤緑白ビートダウンデッキ
- 黒赤緑白コンボデッキ
- 黒赤緑白リアニメイトデッキ
- パイオニアデッキ
- モダンデッキ
- レガシーデッキ
- ヴィンテージデッキ
- パウパーデッキ