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マナ能力

提供: MTG Wiki

マナ能力/Mana Abilityは、特殊なルールが与えられた能力の分類である。

定義

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マナ能力は、以下の2種類の能力を指す。

起動型マナ能力

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以下の条件をすべて満たす起動型能力は、起動型マナ能力である。これらの判定には自己置換効果でない置換効果は考慮しない。

  1. 対象を取りえないこと。
  2. 解決時にマナを加えうる効果を持つこと。
  3. 忠誠度能力ではないこと。
  4. コストや効果がライブラリーへ、またライブラリーからのカードの移動を伴わないこと。
    Birds of Paradise / 極楽鳥 (緑)
    クリーチャー — 鳥(Bird)
    飛行
    (T):好きな色のマナ1点を加える。
    0/1

誘発型マナ能力

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以下の条件をすべて満たす誘発型能力は、誘発型マナ能力である。

  1. 対象を取りえないこと。
  2. 起動型マナ能力、もしくはマナがプレイヤーのマナ・プールに加えられることを誘発条件とすること。
  3. 解決時にマナを加えうる効果を持つこと。
    Vernal Bloom / 花盛りの春 (3)(緑)
    エンチャント
    森(Forest)がマナを引き出す目的でタップされるたび、それのコントローラーは追加で(緑)を加える。
    Caged Sun / かごの中の太陽 (6)
    アーティファクト
    かごの中の太陽が戦場に出るに際し、色を1色選ぶ。
    あなたがコントロールする、その選ばれた色のクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
    いずれかの土地の能力によりあなたのマナ・プールにその選ばれた色のマナが1点以上加えられるたび、その色のマナ1点を追加で加える。

解説

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マナ能力はスタックに乗らず、直ちに解決される。そのため打ち消すなど、マナ能力に対応して何かすることはできない。ペインランドのように、そのマナ能力がマナを生み出す以外のこと(ダメージを与える、ライフを得るなど)をする場合、それもマナ能力の一部として、スタックに乗らずに直ちに処理される。

また、優先権ルールの例外として、呪文を唱えたり能力を起動したりしている間や、解決中にマナの支払いを求められた時にもマナ能力を起動できる。

起動型マナ能力は、それが解決するまでの間に同じ能力を起動できない。マナ能力は起動したら即座に解決されるため、これは「マナ能力のコストの支払い中は同じ能力を起動できない」と実質同義である。

マナを生み出すがマナ能力でないカード

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以下の効果はマナ能力ではない。このような能力・効果を持つカードの一覧は、マナを生み出すがマナ能力でないカードを参照のこと。

Eladamri's Vineyard / エラダムリーのぶどう園 (緑)
エンチャント
各プレイヤーの戦闘前メイン・フェイズの開始時に、そのプレイヤーは(緑)(緑)を加える。

ゲームの状況による影響

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ゲームの状況により判断が複雑そうに見えるケースもあるが、ゲームの状況によってマナ能力であるかどうかは変わらない。

  • 例:あなたがクリーチャーをコントロールしていない場合でも、あなたのコントロールするガイアの揺籃の地/Gaea's Cradleの緑マナを生み出す能力は、緑マナを加えうるのでマナ能力である。
  • 例:あなたのライブラリーのカードが0枚の時に彩色の宝球の起動型能力を起動した。この場合カードを引くことはできないが、カードを引くイベントは発生するので、この場合も起動型マナ能力ではない[3]。
  • 例:クラーク族の火焚き/Krark-Clan Stokerの起動型マナ能力のコストとして陰極器/Cathodionを生け贄に捧げた。陰極器の誘発型能力の解決時にマナが加えられるが、陰極器の能力は起動型マナ能力を直接的に誘発条件として指定していないため、この能力は誘発型マナ能力ではない。

旧ルール

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  • ホビット(2026年8月7日)での総合ルール更新以前は、起動型マナ能力に「コストや効果がライブラリーへ、またライブラリーからのカードの移動を伴わないもの」という要件が無かった。[4]
    • 本変更の影響を受けマナ能力でなくなった能力には、注釈文に「起動はインスタントとしてのみ行う」と明記された(死儀礼のシャーマン/Deathrite Shamanのように、元々マナ能力ではなかったが追記されたカードもある)。
  • ラヴニカの献身(2019年1月25日)での総合ルール更新以前は、起動型マナ能力の「対象を取りえないこと/it doesn't require a target」という条件は「対象を取らないこと/it doesn't have a target」と定義されていた[5]。この変更と同時に、対象を取りうる能力が対象を取っていない(0個の対象を取っている)場合も対象を取りうる能力として扱われることが明記された。これによって可変数の対象を取る能力が対象を取らずに起動された場合もマナ能力でないことが明確化された。
  • イクサラン(2017年9月29日)での総合ルール更新以前は、「マナがマナ・プールに加えられることによって誘発すること」は誘発型マナ能力の定義に無かった。(→かごの中の太陽/Caged Sun)

参考

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  1. ↑ 『統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い』更新速報(総合ルール更新、オラクル更新) (2022年6月6日)
  2. ↑ @testing_box(X 2026年8月7日、認定ジャッジによる回答)
  3. ↑ @testing_box(X 2026年8月20日、認定ジャッジによる回答)
  4. ↑ 総合ルール 2026年6月19日版、2026年8月7日版
  5. ↑ 総合ルール 2018年10月5日版、2019年1月25日版

引用:総合ルール 20260925.0