臓物の予見者/Viscera Seer
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クリーチャー — 吸血鬼(Vampire) ウィザード(Wizard)
クリーチャーを1体生け贄に捧げる:占術1を行う。(あなたのライブラリーの一番上のカードを見る。あなたはそのカードをあなたのライブラリーの一番下に置いてもよい。)
1/1クリーチャーを生け贄に捧げることで占術1を行える吸血鬼・ウィザード。
犠牲のわりに得られる効果がかなりささやかなことから、パッと見は今ひとつ。しかし起動コストにマナなどが不要なので、戦闘で死にそうなクリーチャーや、除去やコントロール奪取の対象になったクリーチャーなどをコストにすれば損失を最小限に抑えながら能力を活用できる。特に除去を立ち消えさせられる点は重要。稲妻のらせん/Lightning Helixのようなオマケつきカードを無効化したり、追放系除去やバウンスを食らいたくない事情があるクリーチャーを確実に墓地に送り込んだりできる。後者はリアニメイト要素を含むデッキやコンボデッキなどにおいて小さくない利点。
屍肉喰らい/Carrion Feederと並び数少ない1マナのクリーチャーのサクり台であるため、コンボパーツとしての適性も高い。占術で他のコンボパーツを集められるため、屍肉喰らいよりもさらにコンボ向け。
スタンダードにおいては、恐血鬼/Bloodghastやカラストリアの貴人/Kalastria Highborn、闇の後見/Dark Tutelageなどとのシナジーなどに恵まれ、吸血鬼デッキの1マナ圏を埋める存在となった。自身も吸血鬼であるため、タイプ的支援を受けて戦闘をこなせる点も重要。
モダンでは無限頑強のコンボパーツとしての活躍が目立つ。占術によるデッキの安定性向上はもちろん、Zooなどの高速ビートダウンが多い環境下では、序盤のチャンプブロック要員としての価値も見逃せない。
[編集] 関連カード
ライブラリー操作を行うためにクリーチャーを生け贄にする起動型能力を持つパーマネント。太字は生け贄以外の起動コストなし。
以下は他のクリーチャーを生け贄にする(自身を生け贄に捧げられない)クリーチャー。特記しない限り自身は生け贄にできない。
- 栄光の神バントゥ/Bontu the Glorified - 伝説の(2)(黒)4/6威迫・破壊不能。起動(1)(黒):占術1、1点ドレインもする。攻撃制限・ブロック制限あり。(アモンケット)
- 悲哀の徘徊者/Woe Strider - (2)(黒)3/2脱出。起動マナ不要:占術1。ETBでヤギを生成。(テーロス還魂記)
- 軍団の先兵/Legion Vanguard - (1)(黒)2/2。起動(1):探検。(モダンホライゾン2)
- 肉削ぎ屋/Fleshtaker - (白)(黒)2/2。起動(1):+2/+2パンプアップ。あなたが他のクリーチャーを生け贄にするたびの誘発型能力で占術1、1点ライフ回復もする。(イニストラード:真夜中の狩り)
- 貪る混沌、碑出告/Hidetsugu, Devouring Chaos - (3)(黒)4/4。起動(黒):占術2。自身も生け贄にできる。衝動的ドローと稲妻の謎/Riddle of Lightningを同時に行う様なタップ能力も併せ持つ。(神河:輝ける世界)
- 血生臭いスパイ/Sanguine Spy - (2)(黒)2/3威迫絆魂。起動(1):諜報1。あなたの終了ステップに墓地のカードのマナ総量が5種以上なら2ライフペイで1ドローできる。(ニューカペナの街角)
逆に対戦相手のライブラリーを操作するのが思考抜きの魔女/Thoughtpicker Witch。