戦慄の容貌/Visage of Dread
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アーティファクト
戦慄の容貌が戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開する。あなたはその中からアーティファクトやクリーチャーであるカード1枚を選ぶ。そのプレイヤーはそのカードを捨てる。
クリーチャー2体で作製(5)(黒)((5)(黒),このアーティファクトを追放する,あなたがコントロールしているクリーチャーやあなたの墓地にあるクリーチャー・カードである2つを追放する:このカードをオーナーのコントロール下で変身させた状態で戻す。作製はソーサリーとしてのみ行う。)
〔黒〕 クリーチャー — 恐竜(Dinosaur) スケルトン(Skeleton) ホラー(Horror)
威迫
戦慄のオセオザウルスが戦場に出るか攻撃するたび、カード2枚を切削してもよい。(あなたのライブラリーの一番上にあるカード2枚をあなたの墓地に置いてもよい。)
作製で変身する両面カード。第1面はETBで抜去/Divest相当の手札破壊を行うアーティファクト。クリーチャー2体で作製すると、威迫と自己切削能力を持つ恐竜・スケルトン・ホラーに変身する。
とりあえず出た時点で、捨てるカードが無い場合を除いて1:1交換を確定できるのは他の手札破壊と同様。作製のコストは、変身後のP/Tと比較して少々重いが、事実上カード・アドバンテージを得られるので致し方ないところか。作製で追放した分はETBの切削で枚数だけならカバーできるため、他の墓地利用手段と併用している場合も採用可能。戦場のクリーチャーを使った場合は墓地の枚数が増えることに。基本的には墓地のカードよりもボード・アドバンテージの方が重要なので優先的に使いたいものではないが、トークンのように何かのついでで得られるものであれば損失は小さくできる。前述の通りコストが重いので難易度は高いが、コントロール奪取と併用すると後腐れ無くアドバンテージに繋がるのも他の作製と同様。
リミテッドではクリーチャーが主戦力となり、アーティファクトも一定数が収録されたカード・セットのため、第1面が無駄になることも比較的少なく、変身できれば終盤も主戦力に出来る程度のサイズと回避能力を備えたファッティということで優秀。切削については作製の追加コストを補充したり、落魄の達成やリアニメイトをピック出来ているならばアドバンテージに繋がるが、ライブラリーアウトの危険も構築より増える。切削は任意なので、必要に応じて使う程度に考えておけば十分だろう。
- モチーフは水晶髑髏だろう。中南米の古代文明で当時の技術では不可能なほど精巧に作られたオーパーツとされるが、実際は現代で加工された代物という説が有力。熱心な略奪者、ブリーチェス/Breeches, Eager Pillagerの通常版イラストでも同様の髑髏が登場している。