燃え立つ願い/Burning Wish

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(現実に即さない「ぼくがしっているつおいソーサリーのいちらん」を削除)
 
(17人の利用者による、間の21版が非表示)
1行: 1行:
 
{{#card:Burning Wish}}
 
{{#card:Burning Wish}}
  
[[ジャッジメント]]の[[願い]][[サイクル]]の1枚。[[]]は、[[ソーサリー]]を持ってくる。
+
[[ジャッジメント]]の[[願い]][[]]版。[[ゲームの外部]]から[[ソーサリー]]を持ってくる[[呪文]]。
  
主に[[デッキ]][[キーカード]]の枚数を水増しする意味でよく使用される。キーカードが既に手札にある場合や、特定の対策[[カード]]を出された場合でも、[[サイドボード]]から[[シルバーバレット]]できるため非常に使い勝手がよい。特に[[ストーム (デッキ)|ストーム]]系や[[チェイン・コンボ|チェイン]]系のデッキでは、[[コンボ]]が止まりそうになってもこのカードによってうまく立て直したり、[[エンドカード]]を引っ張ってきたりと大活躍である。→[[ロング・デック]]
+
[[サイクル]][[効果]]が統一されているからということもあるだろうが、[[]]にしては貴重な、[[無作為に|ランダム]]要素などを含まない確実な[[サーチ]][[カード]][[腐る|腐り]]やすい[[呪文]]を[[サイドボード]]に引っ込めておいて必要なときに引き出したり(→[[シルバーバレット]])、[[キーカード]]や[[エンドカード]]あるいは[[除去]]や[[手札破壊]]などの基本呪文を水増ししたりと、汎用性が非常に高い。
  
これ自身が2[[マナ]][[軽い]]ため、引っぱった呪文を即座に[[唱える]]のが容易なのも利点である。また、赤には確実な[[サーチ]]カードが他にほとんど存在しないこともあり、赤を用いたコンボ系デッキでは特に重宝される。
+
ソーサリーしか持ってこられないことはネックであるが、[[デッキ]][[構築]]時点で気をつけていればそこまでの欠点ではない。むしろ「燃え立つ願いで持ってこられるから」という理由で[[インスタント]]よりソーサリーを優先するケースが生まれるほどの影響力がある。
  
[[ヴィンテージ]]では、[[制限カード]]のソーサリーを手軽に持って来られてしまうため、これ自身も制限を食らうハメに。
+
2[[マナ]]と[[軽い]]ため、これで引っぱってきた[[呪文]]を即座に[[唱える]]ことが容易であるのも強みであり、とりわけ[[ストーム (デッキ)|ストームデッキ]]や[[チェイン・コンボ]]デッキでは、[[コンボ]]が止まりそうになってもこのカードによってうまく立て直したり、エンドカードを引っ張ってきたりと大活躍である。その優秀さたるや、[[ヴィンテージ]]でこの[[カード]]を組み込んだストームデッキが余りにも強力過ぎたため、[[制限カード]]に指定されたほど(→[[ロング・デック]])。
  
*[[狡猾な願い/Cunning Wish]]と同じく、自分自身の[[カード・タイプ]]を持って来れるので、[[ミラーリ/Mirari]]でコピーして回収することでぐるぐると使い回すことができた。
+
*別の[[願い]]を引っ張ってくることができるのも強み。特に[[生ける願い/Living Wish]]を持ってきて[[クリーチャー]]などにアクセスする[[プレイング]]はよく使われる。
**現在は[[追放]]の制定により、不可能となっている。
+
*サーチといえば[[青]]や[[黒]]のほうが本家であるが、そちらは強力すぎて禁止・制限を受けていて使えないケースが多い。「禁止・制限されていないサーチ」という前提で見比べればトップクラスに強力。
 +
*[[追放]][[領域]]が制定される以前は、自分自身の[[カード・タイプ]]を持って来られるので、[[ミラーリ/Mirari]]などで[[コピー]]して[[回収]]することでぐるぐると使い回すことができた。
 +
**[[サイクル]]の[[狡猾な願い/Cunning Wish]]や[[死せる願い/Death Wish]]も同様に可能だった。
  
2004年1月1日より、[[ヴィンテージ]]で[[制限カード]]、[[Type1.5]]で[[禁止カード]]に指定されたが、2004年9月20日より[[Type1.5]]から移行した[[レガシー]]では禁止カードに指定されていない。また、2004年9月20日より、[[プリズマティック]]で禁止カードに指定された。
+
2004年1月1日より、[[タイプ1]](現[[ヴィンテージ]])で[[制限カード]]、[[タイプ1.5]]で[[禁止カード]]に指定されたが、2004年9月20日より[[タイプ1.5]]から移行した[[レガシー]]では禁止カードに指定されていない。また、2004年9月20日より、[[プリズマティック]]で禁止カードに指定された。後に、ヴィンテージ環境でコンボデッキの割合が制限された当時より下がっていることを踏まえ、2012年10月1日よりヴィンテージで制限解除された。
 
+
==よくサーチされるカード==
+
*'''[[アーティファクト]][[破壊]]''' - [[破壊放題/Shattering Spree]]、[[粉みじん/Pulverize]]、[[外殻貫通/Hull Breach]](エンチャント破壊と兼用)
+
*'''[[エンチャント]][[破壊]]''' - [[恭しき沈黙/Reverent Silence]]、[[外殻貫通/Hull Breach]](アーティファクト破壊と兼用)
+
*'''[[墓地対策]]''' - [[朝明け/Morningtide]]、[[腐朽/Decompose]]、[[消えないこだま/Haunting Echoes]]
+
*'''[[クリーチャー]][[除去]]''' - [[チェイナーの布告/Chainer's Edict]]、[[死の印/Deathmark]]、[[紅蓮地獄/Pyroclasm]]、[[落盤/Cave-In]]
+
*'''[[手札破壊]]''' - [[強迫/Duress]]、[[暴露/Unmask]]
+
*'''[[ハンド・アドバンテージ]]獲得''' - [[壌土からの生命/Life from the Loam]]
+
*'''[[クリーチャー]]補充''' - [[生ける願い/Living Wish]]
+
*'''[[エンドカード]]''' - [[苦悶の触手/Tendrils of Agony]]
+
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
30行: 22行:
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:ジャッジメント]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:ジャッジメント]] - [[レア]]
 +
*[[カード個別評価:コンスピラシー:王位争奪]] - [[レア]]
 +
*[[カード個別評価:Vintage Masters]] - [[レア]]
 
__NOTOC__
 
__NOTOC__

2019年3月21日 (木) 06:33時点における最新版


Burning Wish / 燃え立つ願い (1)(赤)
ソーサリー

あなたは、ゲームの外部からあなたがオーナーであるソーサリー・カード1枚を公開し、それをあなたの手札に加えてもよい。燃え立つ願いを追放する。


ジャッジメント願い版。ゲームの外部からソーサリーを持ってくる呪文

サイクル効果が統一されているからということもあるだろうが、にしては貴重な、ランダム要素などを含まない確実なサーチカード腐りやすい呪文サイドボードに引っ込めておいて必要なときに引き出したり(→シルバーバレット)、キーカードエンドカードあるいは除去手札破壊などの基本呪文を水増ししたりと、汎用性が非常に高い。

ソーサリーしか持ってこられないことはネックであるが、デッキ構築時点で気をつけていればそこまでの欠点ではない。むしろ「燃え立つ願いで持ってこられるから」という理由でインスタントよりソーサリーを優先するケースが生まれるほどの影響力がある。

2マナ軽いため、これで引っぱってきた呪文を即座に唱えることが容易であるのも強みであり、とりわけストームデッキチェイン・コンボデッキでは、コンボが止まりそうになってもこのカードによってうまく立て直したり、エンドカードを引っ張ってきたりと大活躍である。その優秀さたるや、ヴィンテージでこのカードを組み込んだストームデッキが余りにも強力過ぎたため、制限カードに指定されたほど(→ロング・デック)。

2004年1月1日より、タイプ1(現ヴィンテージ)で制限カードタイプ1.5禁止カードに指定されたが、2004年9月20日よりタイプ1.5から移行したレガシーでは禁止カードに指定されていない。また、2004年9月20日より、プリズマティックで禁止カードに指定された。後に、ヴィンテージ環境でコンボデッキの割合が制限された当時より下がっていることを踏まえ、2012年10月1日よりヴィンテージで制限解除された。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

ジャッジメント願いサイクルゲームの外部からカード手札に加えることができる。

[編集] 参考

QR Code.gif