ビッグ・レッド

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
1行: 1行:
 
=ビッグ・レッド(Big Red)=
 
=ビッグ・レッド(Big Red)=
  
[[コントロール#deck|ミラディン・ブロック構築]]に端を発し、その高い[[デッキパワー]]から[[スタンダード]]でも活躍した[[赤]][[単色]]の[[バーン]]系[[コントロールデッキ]]。
+
[[ミラディン・ブロック構築]]に端を発し、その高い[[デッキパワー]]から[[スタンダード]]でも活躍した[[赤]][[単色]]の[[バーン]]系[[コントロール#deck|コントロールデッキ]]。
  
 
{{#card:Arc-Slogger}}
 
{{#card:Arc-Slogger}}
16行: 16行:
 
もともとは[[赤緑コントロール#Mirrodin|アーティファクト]]対策に秀でた赤の特長を生かすために生まれたデッキで、さらに[[赤緑コントロール]]などの[[アンチデッキ|アンチ]][[親和#deck|親和]]にも有利であったため、[[ミラディン・ブロック構築]]の[[プロツアー神戸04]]ではベスト8の内、日本人初の[[プロツアー]]チャンピオンとなる[[黒田正城]]氏を含む5人がビッグ・レッドであった。
 
もともとは[[赤緑コントロール#Mirrodin|アーティファクト]]対策に秀でた赤の特長を生かすために生まれたデッキで、さらに[[赤緑コントロール]]などの[[アンチデッキ|アンチ]][[親和#deck|親和]]にも有利であったため、[[ミラディン・ブロック構築]]の[[プロツアー神戸04]]ではベスト8の内、日本人初の[[プロツアー]]チャンピオンとなる[[黒田正城]]氏を含む5人がビッグ・レッドであった。
  
[[禁止カード|頭蓋骨絞め/Skullclamp]][[禁止]]後、親和がそれほどの支配力を持たなくなった後も、[[土地破壊]]という別の[[コントロール]]要素を強化することで[[メタ]]の一角を占め続けた。
+
[[頭蓋骨絞め/Skullclamp]][[禁止カード|禁止]]後、親和がそれほどの支配力を持たなくなった後も、[[土地破壊]]という別の[[コントロール]]要素を強化することで[[メタ]]の一角を占め続けた。
 
2005年3月20日の禁止カード大量発表により事実上親和が消滅した後は、どちらかと言うと高速型の[[スライ#Mirrodin|スライ]]が主流となった。
 
2005年3月20日の禁止カード大量発表により事実上親和が消滅した後は、どちらかと言うと高速型の[[スライ#Mirrodin|スライ]]が主流となった。
  

2008年3月10日 (月) 09:42時点における版

目次

ビッグ・レッド(Big Red)

ミラディン・ブロック構築に端を発し、その高いデッキパワーからスタンダードでも活躍した単色バーンコントロールデッキ


Arc-Slogger / 弧炎撒き (3)(赤)(赤)
クリーチャー — ビースト(Beast)

(赤),あなたのライブラリーのカードを上から10枚、追放する:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。弧炎撒きはそれに2点のダメージを与える。

4/5


Pulse of the Forge / 溶鉱炉の脈動 (1)(赤)(赤)
インスタント

プレイヤー1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。溶鉱炉の脈動はそれに4点のダメージを与える。その後そのプレイヤーかそのプレインズウォーカーのコントローラーのライフがあなたより多いなら、溶鉱炉の脈動をオーナーの手札に戻す。



Slith Firewalker / 炎歩スリス (赤)(赤)
クリーチャー — スリス(Slith)

速攻
炎歩スリスがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、その上に+1/+1カウンターを1個置く。

1/1

基本的戦略はバーンであり、クリーチャーとしては弧炎撒き/Arc-Slogger炎歩スリス/Slith Firewalkerというダメージ効率の高いものが用いられる。フィフス・ドーン参入後にはマグマの噴流/Magma Jetが追加され、神河物語後は親和対策としてかまどの神/Hearth Kamiが多用される。 また、デッキによって異なるが、多くの場合マナ加速のために金属モックス/Chrome Mox煮えたぎる歌/Seething Songが投入される。

ほか、溶鉱炉の脈動/Pulse of the Forge爆片破/Shrapnel Blastという効率の良いダメージ呪文を採用し、溶鉄の雨/Molten Rainなどの土地破壊呪文で相手の展開を遅らせながら相手のライフを削り取るのが基本戦略となる。

もともとはアーティファクト対策に秀でた赤の特長を生かすために生まれたデッキで、さらに赤緑コントロールなどのアンチ親和にも有利であったため、ミラディン・ブロック構築プロツアー神戸04ではベスト8の内、日本人初のプロツアーチャンピオンとなる黒田正城氏を含む5人がビッグ・レッドであった。

頭蓋骨絞め/Skullclamp禁止後、親和がそれほどの支配力を持たなくなった後も、土地破壊という別のコントロール要素を強化することでメタの一角を占め続けた。 2005年3月20日の禁止カード大量発表により事実上親和が消滅した後は、どちらかと言うと高速型のスライが主流となった。

ミラディン・ブロック構築

後期型

メインデッキ サイドボード
11| style="background:#eeeeff"|クリーチャー 3 粉砕/Shatter
4 炎歩スリス/Slith Firewalker 4 分流/Shunt
3 焼炉の仔/Furnace Whelp 1 火炎崩れ/Flamebreak
4 弧炎撒き/Arc-Slogger 3 粒化/Granulate
25| style="background:#eeeeff"|呪文 4 旅人のガラクタ/Wayfarer's Bauble
4 静電気の稲妻/Electrostatic Bolt
4 マグマの噴流/Magma Jet
3 爆片破/Shrapnel Blast
4 煮えたぎる歌/Seething Song
4 溶鉄の雨/Molten Rain
3 溶鉱炉の脈動/Pulse of the Forge
3 火炎崩れ/Flamebreak
24| style="background:#eeeeff"|土地
18 山/Mountain
2 大焼炉/Great Furnace
4 ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel


初期型

メインデッキ サイドボード
8| style="background:#eeeeff"|クリーチャー 3 炉のドラゴン/Furnace Dragon
4 真面目な身代わり/Solemn Simulacrum 2 衝動のタリスマン/Talisman of Impulse
4 弧炎撒き/Arc-Slogger 2 耽溺のタリスマン/Talisman of Indulgence
28| style="background:#eeeeff"|呪文 4 残響する破滅/Echoing Ruin
4 静電気の稲妻/Electrostatic Bolt 4 溶鉄の雨/Molten Rain
4 減衰のマトリックス/Damping Matrix
4 爆片破/Shrapnel Blast
4 とげの稲妻/Barbed Lightning
4 溶鉱炉の脈動/Pulse of the Forge
4 爆破/Detonate
4 火の玉/Fireball
24| style="background:#eeeeff"|土地
16 山/Mountain
4 ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus
4 ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel


参考

QR Code.gif