スズメバチの一刺し/Hornet Sting

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
8行: 8行:
  
 
*現在では、[[マナ]]を[[支払う|支払わず]]に撃てる[[はらわた撃ち/Gut Shot]]に取って代わられた感がある。
 
*現在では、[[マナ]]を[[支払う|支払わず]]に撃てる[[はらわた撃ち/Gut Shot]]に取って代わられた感がある。
**かつてはらわた撃ちが使えなかった[[Pauper]]では、緑単の貴重な除去として[[モダンマスターズ2015]]発売までサイドボード要員として活躍していた。(→[[ストンピィ#Pauper]])
+
**かつてはらわた撃ちが使えなかった[[パウパー]]では、緑単の貴重な除去として[[モダンマスターズ2015]]発売までサイドボード要員として活躍していた。(→[[ストンピィ#パウパー]])
 
*ちなみに赤にも1マナ1点火力として[[焦熱の槍/Scorching Spear]]があった。ただしそれは[[ソーサリー]]なのでこのカードにすら劣っている。
 
*ちなみに赤にも1マナ1点火力として[[焦熱の槍/Scorching Spear]]があった。ただしそれは[[ソーサリー]]なのでこのカードにすら劣っている。
  

2019年11月23日 (土) 16:49時点における版


Hornet Sting / スズメバチの一刺し (緑)
インスタント

クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。スズメバチの一刺しはそれに1点のダメージを与える。


ウンヤロ蜂の一刺し/Unyaro Bee Stingを思わせる珍しい火力呪文カード名も似ているのでリメイクと言えるかもしれない。

ウンヤロ蜂の一刺しほどではないが、やはり火力としての効率は悪い。稲妻/Lightning Boltと同セットに存在するのは、色の役割をはっきりさせる目的であろう。

構築ではウィニーシステムクリーチャー用の除去として、緑単色または緑青デッキサイドボードに採用されることがある。除去のためにタッチを足さなくてよい点が評価されている。特にエターナルでは緑単においてゴブリンの従僕/Goblin Lackey後攻でも確実に止められるカードとして重宝されていた。また、通常火力の色であるに比べ、プロテクションに引っかかりづらいのも利点である。リミテッドでも一考の余地がある。

評価

色の役割の第一人者であるMark Rosewaterは、このカードの存在に常々強く反対しており、このカードを「カラーパイ折れ」と見なしている[1]。曰く、緑が火力を苦手としていることを示したいのなら、赤より弱い火力を作るのではなく、最初から緑の火力を作らなければよい。緑単色デッキが火力を使えること自体が問題なのではなく(無色アーティファクトを使えばできるし、それは許されている)、プレイヤーが緑の火力を見て、誤った知識を得てしまうことが問題である[2]

脚注

  1. Bleeding Cool/クールな染み出しかたMaking Magic 2015年4月6日 Mark Rosewater著)
  2. Feel the Burn/火力を感じよう(Feature 2010年11月15日 Mark Rosewater著)
  3. Card Duty, Part 1/カードの義務 その1(Making Magic 2014年7月7日 Mark Rosewater著)

参考

QR Code.gif