盗賊ギルドの処罰者/Thieves' Guild Enforcer
提供:MTG Wiki
Thieves' Guild Enforcer / 盗賊ギルドの処罰者 (黒)
クリーチャー — 人間(Human) ならず者(Rogue)
クリーチャー — 人間(Human) ならず者(Rogue)
瞬速
盗賊ギルドの処罰者か他のならず者(Rogue)が1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、各対戦相手はそれぞれカードを2枚切削する。
対戦相手1人の墓地にカードが8枚以上あるかぎり、盗賊ギルドの処罰者は+2/+1の修整を受け接死を持つ。
自身か他のならず者が戦場に出ることで対戦相手のライブラリーを2枚切削する人間・ならず者。さらに対戦相手の墓地が8枚以上なら自身の戦闘力が強化される。
条件を満たせば1マナで3/2接死という優秀な性能となり、ETBで墓地肥やしもできるため能力的には自己完結している。しかし墓地8枚以上という条件を素早く満たしたいなら、他のならず者と併用したり、ライブラリー破壊や手札破壊手段などを用意したいところ。
登場時のスタンダードでは1マナ瞬速クリーチャーとしてディミーア・フラッシュに採用が見られたが、自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrathや漁る軟泥/Scavenging Oozeなど相手の墓地を肥やすことがリスクになるカードが環境に多かったこともあり、目立った活躍は見られなかった。
しかしローテーション後のゼンディカーの夜明けではならず者が主要クリーチャー・タイプとして取り上げられ、ディミーア・ローグがデッキとして成立。ウーロの禁止も追い風となり、同デッキにおける切削エンジンとクロック・除去を兼ねるキーカードとして活躍を見せている。
リミテッドでは対戦相手の墓地を増やすリスクはさほど高くなく、中盤以降に出せば自然に強化されるため腐りにくい。
- 切削と対戦相手の墓地が8枚以上になると強化される組み合わせはゼンディカーの夜明けのならず者のメカニズムを先取りしたものとなっているが、カード名やイラストの雰囲気からゼンディカー/Zendikarを舞台としたカードでは無いようだ。
関連カード
サイクル
基本セット2021の各クリーチャー・タイプのロード的クリーチャー。いずれもレアで、自分と同じクリーチャー・タイプを参照したり恩恵を与える能力を持つ。
- 群れを導くもの/Pack Leader(犬)
- 鎖霊/Shacklegeist(スピリット)
- 盗賊ギルドの処罰者/Thieves' Guild Enforcer(ならず者)
- 人目を引く詮索者/Conspicuous Snoop(ゴブリン)
- 猫の君主/Feline Sovereign(猫)