吸血鬼の公証人/Vampire Scrivener
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クリーチャー — 吸血鬼(Vampire) 邪術師(Warlock)
飛行
あなたのターン中にあなたがライフを得るたび、吸血鬼の公証人の上に+1/+1カウンター1個を置く。
あなたのターン中にあなたがライフを失うたび、吸血鬼の公証人の上に+1/+1カウンター1個を置く。
あなたのターン中限定で、ライフロスとライフゲインの両方に反応して+1/+1カウンターが乗る吸血鬼・邪術師。
素の性能は2/2飛行と、5マナであることを考えるとあまりに頼りないが、絆魂やドレイン、ライフをコストにする呪文や能力の全てでサイズが大きくなる。
リミテッドでは飛行を持つファッティに育てばエンドカードになりうる。酒場の詐取師/Tavern Swindlerの起動型能力で成功すれば一気に+1/+1カウンターが2個、失敗しても1個乗る。ただし自分のターン限定なので、その運用ではあちらがクリーチャーとして機能しなくなることには注意。
構築では、重い割に除去耐性も即効性も無いので、採用するならコンボパーツとしての使い方になる。回復は何かの効果で得ることが多いが、ライフを失うのは起動コストにライフの支払いが含まれる起動型能力で満たすことが出来る。血の壁/Wall of Bloodのようなライフ1点以外のみの起動コストで繰り返し起動出来るカードと組み合わせれば、ライフの続く限り誘発させられる。これ自体の重さや召喚酔いなど問題は多いためロマンコンボの域は出ないが、憎悪/Hatredさながらに一気にリーサルを決めることも可能である。登場時のスタンダードで回数制限が無く、かつ能動的にインスタント・タイミングで1点ずつライフを支払う手段としては6マナ域に見捨てられし者の王/Lord of the Forsakenが、ソーサリー・タイミングまで含めると3マナ域にハンド・オヴ・ヴェクナ/Hand of Vecna(手札が1枚の時)が存在している。
- ライフを得るたびに強化されるクリーチャーはアジャニの群れ仲間/Ajani's Pridemateなど多いが、ライフを失うたびに強化が誘発するのはこれまで基本セット2020の復讐に燃えた戦長/Vengeful Warchief(各ターン最初の1回だけ誘発)のみ。常在型能力としては統率者2019にプレデターの艦長、グレヴェン/Greven, Predator Captainがいる。
- 基本セット2020には、ライフを失うたびドローできる血の取引者、ヴィリス/Vilis, Broker of Bloodも収録されている。
MTGアリーナにおける再調整
MTGアリーナ専用カード
Vampire Scrivener / 吸血鬼の公証人 (3)(黒)クリーチャー
飛行
あなたのターン中にあなたがライフを得るたび、吸血鬼の公証人の上に+1/+1カウンター1個を置く。
あなたのターン中にあなたがライフを失うたび、吸血鬼の公証人の上に+1/+1カウンター1個を置く。
2022年10月6日、アルケミー用に再調整が行われた。マナ・コストが1マナ減ったことで使いやすくなったが、能力が自分のターン限定なのは変わっていないため、除去されやすいという欠点は据え置き。