協約の魂、イマーラ/Emmara, Soul of the Accord
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伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) クレリック(Cleric)
協約の魂、イマーラがタップ状態になるたび、絆魂を持つ白の1/1の兵士(Soldier)クリーチャー・トークンを1体生成する。
2/2ラヴニカのギルドで新たに登場したイマーラ/Emmara。かつてのファッティからスリムアップを遂げ、タップするたびに絆魂付きの1/1トークンを生成する。
とりあえずは熊であり、攻撃に参加するたび小粒だが攻防に有用なトークンを生産してボード・アドバンテージを提供してくれる。スタンダードで同居する同系の能力持ちである薄暮の使徒、マーブレン・フェイン/Mavren Fein, Dusk Apostleと比べると、多色だけあって軽さとマナレシオに優れ、攻撃以外のタップでも誘発する条件の緩さなど利点が目立つ。なかでも、やはり本命はセレズニア議事会/The Selesnya Conclaveに割り当てられた召集メカニズムとの組み合わせ。戦闘で討ち取られるリスクを冒さず安全にトークンを生み出し、そのトークンと一緒に次の召集に参加する事でさらなるボード・アドバンテージと擬似的なマナ・アドバンテージを加速させる、召集を主軸としたデッキのエンジンとして優秀な一枚。スタンダードでは登場直後からセレズニア・トークンで活躍している。
リミテッドでも序盤から攻撃しながら次々とトークンを生成し、攻撃が通らなくなったら召集役に努めて再びトークンを補充できる優良クリーチャー。突撃するロック鳥/Roc Chargerに乗せることができれば尚のこと良し。出てくるトークンが絆魂を持っているのでダメージレースの面でも有利で、なかなか粘り強く戦うことができる。ただし能力の条件から警戒とはディスシナジー気味で、蝋燭の夜警/Candlelight Vigilやギルドパクトの大剣/Glaive of the Guildpactをつけにくい点は留意しておきたい。
- ムルタニの融和/Multani's Harmonyや錬金術の研究/Hermetic Studyなど、能動的なタップ手段と侵入警報/Intruder Alarmを組み合わせれば、恒例の無限トークン。
- 基本セット2019シーズンのストアチャンピオンシップで、参加賞としてラヴニカのギルドの発売に先駆けて新規イラストのボックスレス・プロモーション・カードが配布された[1]。
関連カード
- イマーラ・タンドリス/Emmara Tandris
- 協約の魂、イマーラ/Emmara, Soul of the Accord
- 議事会の声、イマーラ/Emmara, Voice of the Conclave(MTGアリーナ限定カード)
サイクル
ラヴニカのギルドおよびラヴニカの献身のレアの伝説のクリーチャーサイクル。いずれかのギルド/Guildに所属する2色のクリーチャー。
- ラヴニカのギルド
- 静める者、エトラータ/Etrata, the Silencer(ディミーア家/House Dimir)
- パルン、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Parun(イゼット団/The Izzet League)
- 千の目、アイゾーニ/Izoni, Thousand-Eyed(ゴルガリ団/The Golgari Swarm)
- 軍勢の切先、タージク/Tajic, Legion's Edge(ボロス軍/Boros Legion)
- 協約の魂、イマーラ/Emmara, Soul of the Accord(セレズニア議事会/The Selesnya Conclave)
- ラヴニカの献身
- アゾリウスの造反者、ラヴィニア/Lavinia, Azorius Renegade(アゾリウス評議会/The Azorius Senate)
- テイサ・カルロフ/Teysa Karlov(オルゾフ組/The Orzhov Syndicate)
- 災いの歌姫、ジュディス/Judith, the Scourge Diva(ラクドス教団/The Cult of Rakdos)
- 旧き道のニーキャ/Nikya of the Old Ways(グルール一族/The Gruul Clans)
- 楽園党の議長、ゼガーナ/Zegana, Utopian Speaker(シミック連合/The Simic Combine)
ストーリー
詳細はイマーラ・タンドリス/Emmara Tandris (ストーリー)を参照。
参考
- ↑ 『ラヴニカのギルド』のパッケージ、各種プロモなど(Feature 2018年9月4日)