ケルドの心胆、ラーダ/Radha, Heart of Keld
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伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) 戦士(Warrior)
あなたのターンであるかぎり、ケルドの心胆、ラーダは先制攻撃を持つ。
あなたはいつでもあなたのライブラリーの一番上のカードを見てもよく、あなたはあなたのライブラリーの一番上から土地をプレイしてもよい。
(4)(赤)(緑):ターン終了時まで、ケルドの心胆、ラーダは+X/+Xの修整を受ける。Xは、あなたがコントロールしている土地の総数に等しい。
基本セット2021のラーダ/Radha。自分のターンの間先制攻撃を持ち、土地に関連する2つの能力を持つ伝説のエルフ・戦士。
3マナで、ライブラリーの一番上を確認しつつ土地を出せるクリーチャーとしてクルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphixを思い起こさせる。そちらと異なりライブラリーのカードは公開されないため、単純にゆるく情報アドバンテージを得つつゲームを進行できる強みがある。土地を続けて引くとテンポ損が大きいストンピィ戦略の中では、単純に土地ばかり引かないで済むという観点で優秀。また殴りに行くときに先制攻撃を持つ事で攻め型のカードになっており、赤緑の前のめりなデッキに合致しやすいだろう。
起動型能力は土地が増えやすい能力と合ったパンプアップであり基本的には9/9以上になる。リミテッドだとマナフラッド受けとして強力。
スタンダードではローテーション後にオムナス・ランプやオムナス・アドベンチャーに採用されるケースがあった。また、グルール上陸や初期の上陸型グルール・アドベンチャーに採用された事例もある。
- 同時期のスタンダードのカードでは怪物の代言者、ビビアン/Vivien, Monsters' Advocateと相性が良く、クリーチャーと土地、二つのカード・タイプをライブラリーの一番上からプレイできるため連鎖が途切れにくくなる。
- 同様のライブラリーの一番上からカードをプレイ可能にするカードについては未来予知/Future Sight#関連カードを参照。
ルール
- いつでもできるのはライブラリーの一番上のカードを見ることだけである。土地のプレイ効果は、手札以外から土地をプレイできるだけであり、その他の土地のプレイに関するルールは変更しない。土地のプレイする権利も増やさないので、既に土地をプレイしているなら迷える探求者、梓/Azusa, Lost but Seeking等で権利が増えていない限りそれ以上土地をプレイできない。
- 手札を確認するのと同様に、常にライブラリーの一番上のカードを見ることができる。優先権がないときでも確認できるため、呪文の解決中なども見て構わない。
- 呪文を唱えたり起動型能力を起動したりしている間にライブラリーの一番上のカードが変わった場合、呪文を唱えたり能力を起動したりする手順が完了するまで新たなライブラリーの一番上のカードを確認することはできない。
- ライブラリーの一番上のショックランドをプレイする場合、ライフを支払うか選択し、実際にショックランドを戦場に出した後で新たなライブラリーの一番上を見ることができる(CR:614.12a)。
関連カード
- ケルドの後継者、ラーダ/Radha, Heir to Keld
- 総将軍ラーダ/Grand Warlord Radha
- ケルドの心胆、ラーダ/Radha, Heart of Keld
- 連合の大将軍、ラーダ/Radha, Coalition Warlord
サイクル
基本セット2021の、テフェリー/Teferiと関わりの深いドミナリア/Dominariaの伝説のクリーチャーのサイクル。外交官、マンガラ/Mangara, the Diplomatのみ神話レアで、他はレア。
- 外交官、マンガラ/Mangara, the Diplomat(白)
- トレイリアの大魔導師、バリン/Barrin, Tolarian Archmage(青)
- 悪意に満ちた者、ケアヴェク/Kaervek, the Spiteful(黒)
- タルジーディの隊商、スビラ/Subira, Tulzidi Caravanner(赤)
- ムウォンヴーリーの世捨て人、ジョルレイル/Jolrael, Mwonvuli Recluse(緑)
- 尊敬される語り手、ニアンビ/Niambi, Esteemed Speaker(白青)
- ケルドの心胆、ラーダ/Radha, Heart of Keld(赤緑)
ストーリー
詳細はラーダ/Radhaを参照。