ほとばしる魂/Spirit Flare
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Spirit Flare / ほとばしる魂 (3)(白)
インスタント
インスタント
あなたがコントロールするアンタップ状態のクリーチャー1体を対象とし、それをタップする。そうした場合、対戦相手1人がコントロールする、攻撃しているクリーチャーかブロックしているクリーチャー1体を対象とする。それはそのクリーチャーに自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。
フラッシュバック ― (1)(白),3点のライフを支払う。(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)
WHISPERのテキストには誤りがあります。正しいルール・テキストは「あなたがコントロールするアンタップ状態のクリーチャー1体を対象とし、対戦相手1人がコントロールする、攻撃しているクリーチャーかブロックしているクリーチャー1体を対象とする。前者をタップする。そうしたなら、前者は後者のクリーチャーに自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。(後略)」です。
タップした自分のクリーチャーのパワー分のレンジストライクを行うインスタント呪文。後に一方的格闘と呼ばれる効果の先駆けの1つ。
白としては珍しく、制限が緩いクリーチャー除去として機能する。リミテッドではカード・アドバンテージをとれる除去として重宝する。
- Whisperのルール文章は指示語ばかりで、誰が誰にいくつのダメージを与えるのかが分かりにくいが、「あなたのクリーチャーは対戦相手のクリーチャーにあなたのクリーチャーのパワーに等しい値のダメージを与える。」という意味である。英語オラクルのルール文章や当時の日本語版ルール文章で確認すれば分かりやすいだろう。
- 日本語版カードの文章欄がびっしりで読みにくい。実際一般的な日本語版のカードと比べてフォントが小さくなっており、フラッシュバックの注釈文が一層文章欄を圧迫している。
ルール
- Whisperのルール文章はオンスロート以降の日本語訳テンプレートに沿っていないが、対象はどちらもスタックに積む際に選ぶ(対象、唱えるの項も参照)。必然的にこのカードは攻撃かブロックしている相手のクリーチャーが存在する戦闘フェイズ中にしか唱えられない。また、「そうしたなら、/If you do,」というルール・テキストであるため、ダメージを与える部分は再帰誘発型能力ではない。
- 解決時にあなたのクリーチャーがタップ状態であったり不正な対象になっていた場合、タップしてダメージを与えることはできない。逆に相手のクリーチャーが戦闘から取り除かれるなどして不正な対象だった場合、自分のクリーチャーをタップすることはできるが相手のクリーチャーにダメージを与えることはない。
関連カード
サイクル
トーメントの、(1)(M)と3点のライフを支払うフラッシュバック・コストを持つ呪文のサイクル。
- ほとばしる魂/Spirit Flare
- 綿密な分析/Deep Analysis
- ひどい憔悴/Crippling Fatigue
- 抵抗の誇示/Flash of Defiance
- ドングリの収穫/Acorn Harvest