熱狂的ファン/Cheering Fanatic

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Cheering Fanatic / 熱狂的ファン (1)(赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)

熱狂的ファンが攻撃するたび、カード名1つを選ぶ。このターン、その選ばれた名前を持つ呪文を唱えるためのコストは(1)少なくなる。

2/2

応援によってコストを少なくしてくれるゴブリン

パワー2を持ち、ゴブリンという支援を受けやすいクリーチャー・タイプを持つ、疑似的なマナ加速カードと、様々な点でポテンシャルは高い。これ自身を指定すれば2枚目以降を1マナで唱えられる展開力も無視できない。無色1マナのカードを指定すれば0マナで唱えられるようになり、何らかのコンボの種にもなり得る。また小技として、雷の一撃/Thunder Strikeのようなコンバット・トリック呪文を指定すれば、仮にそれが手札になくともブラフとして機能し得る。

双頭巨人戦であればチームメイトの支援にもなり、より使い勝手は向上する。例えば3ターン目にこれで攻撃した後にチームメイトが4マナクリーチャーを出すだけでも十分に仕事を果たしたと言える。

逐一攻撃する必要がありながら本体は実質バニラの2/2と死にやすく、対戦相手も真っ先に討ち取ろうとしてくるので、終盤まで生き残らせることは難しいのが欠点。また対戦相手が唱える呪文のコストも軽減されるので、インスタント瞬速を持つカードを指定する際は注意が必要となる。

リミテッドでは能力が活かせなくてもとりあえず軽い戦力として数えられ、対戦相手に情報面でプレッシャーをかけ続けることができる。適当な重いカードを1ターン早く唱えるのは勿論、起動型能力に使うマナを残せるだけでも悪くない。

フレイバー・テキスト

熱狂的だからなのかゴブリンだからなのか、応援の語彙が少なく、過激である。'emはthemの(俗な)縮約形。

"Punch 'em, kick 'em, bite 'em, beat 'em!
Burn 'em all and we'll defeat 'em!"

これをそのまま訳すと「殴れ! 蹴れ! 噛みつけ! ぶっつぶせ! 燃やせ! 俺たちが奴らを倒すんだ!」となる。公式の日本語訳では、日本の応援風になっている。

「ブッツブセー、カ・ツ・ゾ!
ヤキツクセー、イ・イ・ゾ!」

参考

  1. Battlebond Release Notes/『バトルボンド』リリースノート(Feature 2018年6月1日)
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