剛胆な勇士/Intrepid Hero
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タップするだけで大物潰し/Smite the Monstrous(登場当時でいうなら再生を許す復仇/Reprisal)を撃てる兵士。
対象の制限は厳しいものの、ひとたび戦場に出てしまえば、継続的に睨みを利かせることができるのは便利。しかし、初出時にはあまり活躍できなかった。ウルザ・ブロックには再生持ちが多く、除去したいパワー4以上のクリーチャーの代表格であるマスティコア/Masticoreや怨恨/Rancorがついた緑クリーチャーを仕留めることができないために力不足と判断された。
第7版にて再録された時は、サイドボードから採用されることもそれなりにあった。当時はマッドネス・デッキのワームの咆哮/Roar of the Wurmのトークンや尊大なワーム/Arrogant Wurmなどの大型クリーチャー、サイカトグ/Psychatogやナントゥーコの影/Nantuko Shadeなどのパンプアップ・クリーチャーが多かったので、それらへの対策になった。ただし除去耐性がないためサイカトグや黒コントロール相手にあまり長生きできなかったのは小さからぬ欠点ではあった。
基本セット2013でも再録。白緑ビートダウンにミラーマッチやリアニメイト対策としてしばしば採用される。後述の怨恨とのコンボも狙いやすい。
- 対戦相手のクリーチャーのパワーを増やして、これで破壊するというコンボも有名。エターナルエンチャントである怨恨がベストパートナー。この組み合わせはウルザ・ブロック環境および基本セット2013で使用できる。
- 初出時のクリーチャー・タイプは兵士のみであったが、2007年9月サブタイプ変更で人間が追加された。
- デザイン段階ではレジェンドで、聖書のダビデとゴリアテの物語から「David, Giant Killer」という名前だった。開発中に伝説性が取り除かれ、今の形になった[1][2]。
脚注
- ↑ Card of the Day 2003/05/27 - Wayback Machine(2009年1月5日アーカイブ分)WotC、英語
- ↑ 上記の非公式訳 - Wayback Machine(2023年3月7日アーカイブ分)