開門

提供:MTG Wiki

2022年9月27日 (火) 11:47時点における0503 (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

開門(Gating)は、プレーンシフトに登場した多色クリーチャーの一部が持つ能力の俗称。キーワード能力能力語ではない。これらのクリーチャーは、「戦場に出たとき、あなたコントロールする特定の(自身と同じ色)のクリーチャー1体をそのオーナー手札戻す。」という誘発型能力を持つ。



額面よりもテンポを食うことになるため、同マナ・コストの他のクリーチャーに比べると性能は高い。また、鋸歯のアビ/Sawtooth Loonのように、開門能力以外にも誘発型能力を持つものも何枚か存在し、自身を開門能力によって手札に戻すことでバイバック呪文のように繰り返し利用することもできる。

コモンアンコモンでは各色1枚ずつのサイクルを形成している(下記参照)。このうちアンコモンのものは2つめのETB能力、もしくは瞬速を備えており、より幅広い運用が可能である。

自然の発現/Natural Emergenceエンチャントだが、同様の開門能力を持つ。バウンスランドの一種である3色土地棲み家も同方針に基づくカードであるといえよう。

  • 対象をとらないので、条件が合えば被覆持ち(ブラストダーム/Blastodermなど)も戻すことができる。
  • どのクリーチャーを戻すかは能力の解決時に決める。戻そうと思っていたクリーチャーがその前に戦場を離れた場合、別のクリーチャーを戻さなければならない。
  • 色の合うクリーチャーがいない場合、何も戻さない。通常はその開門クリーチャー自身がいるが、変容する大空/Shifting Skyなどによって色が変わっていることもあり得る。
  • 「戦場に出たとき」の能力を2つ持つ場合、それらの能力をどのようにスタックに乗せるか(すなわちどちらを先に解決するか)をコントローラーが選ぶことができる。
  • この能力を最も有効的に活用したのがアルーレンだろう。
  • 登場時期が能力語の導入以後であれば、能力語として定義されていたかも。
    • 能力語の導入以後の次元の混乱で、かなり近い性能を示す救出カードが登場したが、こちらも能力語としては定義されていない。
  • 魔力が疲弊したインベイジョン・ブロック時代のドミナリア/Dominariaで、少ない魔力でより大きなクリーチャーを召喚する方法として「小さなクリーチャーを召喚のタネにして召喚の門を大きく広げる」という理論が実践されたと言う設定になっている。このため、イラストには共通して「開門クリーチャーが、小さな動物から魔法のゲートを越えて出現する」様子が描かれている(イラスト)。

該当カード

プレーンシフト

参考

QR Code.gif