アーティファクト・土地
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アーティファクト・土地/Artifact Landは、アーティファクトであり、かつ土地であるオブジェクト。英語の読みから「アーティファクト・ランド」と呼ばれる。
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概要
同時に他のカード・タイプである土地は、土地のルールに従いプレイされ、呪文として唱えることはない。もちろん土地であるため、打ち消すことはできない。
アーティファクトであることは、長所にも短所にもなる。
長所は、アーティファクトを参照してメリットを生み出すカードとのシナジーである。親和デッキには必ず採用されているキーカードであり、それ以外でも知識の渇望/Thirst for Knowledgeや爆片破/Shrapnel Blastの餌になる。一種のほぞでもあるため、粗石の魔道士/Trinket Mageでサーチも可能。
短所は、アーティファクトを参照して破壊などを行うカードに引っかかってしまうこと。特に溶融/Meltdownや破滅的な行為/Pernicious Deedは天敵で、X=0でも全て破壊、X=2で親和デッキはほぼ投了。他にも酸化/Oxidizeがわずか1マナの土地破壊になってしまう。
- 2005年3月20日にミラディン・ブロックの6種全てがスタンダードで禁止カードに指定された。さらに2006年3月20日からミラディン・ブロック構築でも禁止。モダンではミラディン初出の5種類が禁止。
- 各種Moxの調整版と見ることができる。即ち、土地としてしかプレイできない0マナのマナ・アーティファクトである。
- ミラディンの5枚の土地サイクルは、それぞれストーリー的に伝説性を持つようなものだったが、カードでは特殊タイプ「伝説の」を持たない。ストーリーよりもゲーム性を優先した結果か。もっとも後から考えてみれば、やっぱり伝説の土地にしておいた方が良かったのかも知れない。
- この後、部族をテーマにしたローウィンでは「部族・土地」サイクルを作る案もあったが、アーティファクト・土地の惨事の再来を恐れて断念したという。
該当カード
ミラディン
- 古えの居住地/Ancient Den
- 教議会の座席/Seat of the Synod
- 囁きの大霊堂/Vault of Whispers
- 大焼炉/Great Furnace
- 伝承の樹/Tree of Tales
ダークスティール
モダンホライゾン2
- 剃刀潮の橋/Razortide Bridge
- 黄金沼の橋/Goldmire Bridge
- 霧霊堂の橋/Mistvault Bridge
- 銀色険の橋/Silverbluff Bridge
- 鉱滓造の橋/Drossforge Bridge
- 暗闇苔の橋/Darkmoss Bridge
- 熔融林の橋/Slagwoods Bridge
- 錆付谷の橋/Rustvale Bridge
- 荊棘光の橋/Thornglint Bridge
- 糸絡渦の橋/Tanglepool Bridge
脚注
- ↑ きらきら星(Making Magic 2014年4月28日)
- ↑ 2つのホントと1つのウソ(Making Magic 2014年6月2日)
- ↑ 一問一答の軍勢(Latest Developments 2014年2月7日)
- ↑ さらなるこぼれ話:『テーロス還魂記』(Making Magic 2020年2月3日)
参考
- When Artifacts Aren't Spells(Latest Developments 2003年9月5日)
- Mirrodin playtest cards IV: Artifact lands(Arcana 2003年11月25日) - サイト改編により画像閲覧不能
- ストーム値:『ミラディン』『ミラディンの傷跡』ブロック(Making Magic 2018年6月11日)
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