終末を招くもの/Endbringer

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Endbringer / 終末を招くもの (5)(◇)
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)

他の各プレイヤーのアンタップ・ステップに、終末を招くものをアンタップする。
(T):クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。終末を招くものはそれに1点のダメージを与える。
(◇),(T):クリーチャー1体を対象とする。このターン、それでは攻撃したりブロックしたりできない。
(◇)(◇),(T):カードを1枚引く。

5/5

ティム戦闘参加の抑止、ドローの3種類のタップ能力に加え、対戦相手アンタップ・ステップアンタップする能力を持ったエルドラージ

対戦相手のターンにもアンタップする能力により、ターンが1巡する間に2回(多人数戦ならそれ以上)タップ能力を起動できる。起動型能力の種類が豊富であるため、一度起動し始めたらシステムクリーチャーとしてはかなり水準の高い柔軟な動きが可能になる。また、5/5という本体のサイズに加えて擬似的な警戒持ちとして振る舞えるため、戦闘に参加させても攻防に渡って活躍できる。

唯一にして最大の難点は、そのコストマナ・コストにも起動コストにも無色マナシンボルを含むため、かなり無色に特化したデッキでなければ十全に力を発揮することはできない。採用するならば、無色ダブルシンボル(あるいはそれ以上)を無理なく生み出せるマナ基盤を整えたい。

リミテッドでは当然強力な1枚。ドローの起動型能力まで視野に入れるとマナ基盤の確保が大変だが、擬似警戒+ティムだけでも高い制圧力を持つ。

多くの2マナランドを使用でき、強力な無色地形も多いレガシーでは、6マナであっても早期展開が十分可能。タフネスの高さに加え、フォーマット柄マナ・コストの高さも除去耐性として働き、攻撃制限がShow and Tellリアニメイト等のクリーチャーコンボに、ドローが各種コントロールデッキにそれぞれ強いため、エルドラージデッキでは定番のクリーチャー。

モダンでは2マナランドこそ少ないが、エルドラージ・トロンの主力として同デッキを支えている。

レガシーエルドラージ・ポストでは人知を超えるもの、ウギン/Ugin, the Ineffableが優先されがちだが、こちらには実物提示教育/Show and Tellで戦場に出せるという差別化点が存在する。

参考

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