野生の律動/Rhythm of the Wild

提供:MTG Wiki

2019年4月11日 (木) 17:05時点におけるつらら (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

Rhythm of the Wild / 野生の律動 (1)(赤)(緑)
エンチャント

あなたがコントロールしているクリーチャー呪文は打ち消されない。
あなたがコントロールしていてトークンでないクリーチャーは暴動を持つ。(それらは+1/+1カウンター1個か速攻のうち、あなたが選んだ1つを持った状態で戦場に出る。)


クリーチャー呪文打ち消されなくすると同時に、トークン以外の自軍に暴動を持たせる赤緑エンチャント

赤緑3マナで実質的に速攻を付与できる機能を持つなど、かのヤヴィマヤの火/Fires of Yavimayaを彷彿とさせるカード。こちらは重ねれば重ねるほどより凶悪になっていくうえ、元から速攻を持つクリーチャーも恩恵を受けられるようになっており、ヤヴィマヤの火以上に無駄になりにくくなっている。テンポアップ・パワーアップによって決着が数ターン分早まる効果も大きいが、タフネスが増えることで火力による除去耐性が付く効果もあり、除去を軽い火力に頼り切ったデッキに対しても良く効く。

打ち消されなくなる効果もコントロールデッキクロック・パーミッションにはよく刺さり、こちらの展開を確実なものにしつつ相手の手札腐らせてくれる。

スタンダードでは往年のファイアーズよろしくラノワールのエルフ/Llanowar Elves経由で2ターン目に唱えられる早さがウリ。赤緑絡みのビートダウンデッキで採用されている。ただし当時と違い極楽鳥/Birds of Paradiseはいないため、2ターン目に安定して出すことは難しいことに注意。

リミテッドでも単純に自軍クリーチャーを一回りサイズアップさせられるため強力。隙をついて速攻クリーチャーの攻撃をねじ込むことも可能になり、戦術の幅も広がる。ギルド魔道士のようなタップ能力持ちに1ターン早く仕事をさせられるのも嬉しい。

ストーリー

ドムリの元で反文明思想が爆発したグルール一族猪の祟神/The Raze-Boarと共にラヴニカ/Ravnicaの都市に突撃した様子がカードイラストに描かれている[1]

思いもよらぬドムリの台頭を、猪の祟神イルハグの帰還の前触れだと考える者もいた。

ルール

  • 1体のクリーチャーが複数の暴動を持つ場合、それらすべてが機能する。
  • クリーチャーが戦場に出たあとに野生の律動が戦場を離れて暴動を失っても、+1/+1カウンター速攻が失われることはない。
  • クリーチャーでないパーマネントがクリーチャーとして戦場に出る場合、それも暴動を持つ。
  • 野生の律動より先に戦場に出ていたクリーチャーも暴動を持つが、すでに戦場に出ているのでそれが機能することはない。

参考

  1. 太古のリズムに乗せて(スタンダード)岩SHOWの「デイリー・デッキ」(Daily MTG 2019.3.28)
QR Code.gif