策謀家テゼレット/Tezzeret the Schemer
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霊気紛争で登場した3枚目のテゼレット。忠誠度能力は、マナ・アーティファクト・トークンの生成、P/T修整、戦闘開始時にアーティファクトをクリーチャー化させる紋章の獲得。
- +1能力
- 水蓮の花びら/Lotus Petal相当の使い捨てのトークンを生成し、間接的にマナ加速を行う。
- 差し引き3マナで唱えられるため隙を作りにくく、1ターンに1マナずつとはいえ継続的にマナを貯蓄できるのはマナを残しておきたいコントロールの戦略に合致している。任意の色マナを出せるため色事故を回避でき、多色デッキの助けになることも見逃せない。
- 出てくるトークンはアーティファクトであり、自身の-2能力や-7能力への布石としても重要。生け贄にせず即席に使う、紛争の種にするなど、様々な利用法が考えられる。
- -2能力
- パワーへのプラス修整とタフネスへのマイナス修整。お膳立てが必要だが攻撃・単体除去の二役がこなせる。修整値は自身がコントロールするアーティファクトの数に依存しており不安定だが、修整値を減らす分にはエーテリウム電池を生け贄に捧げることである程度調整可能。
- -7能力
- 毎ターンアーティファクトの魂込め/Ensoul Artifact。テゼレットのお家芸であるアーティファクトの5/5化が紋章になった。求道者テゼレット/Tezzeret the Seekerのような一斉攻撃は出来なくなっているが、永続的にクリーチャー化するようになり、後から戦場に出たアーティファクトもクリーチャー化できるようになっている。
- 1ターン毎に5/5が1体ずつと悠長で、即座に勝利が確定する能力ではない。しかし使ったそのターンにも1体クリーチャー化するので隙を晒しにくく、全体除去を撃たれてもリカバリーが利く点はなかなか嫌らしい。
- クリーチャー化は強制だが、すでにクリーチャー化しているアーティファクトを対象にすればそれ以上増えることはない。
全体的にアーティファクトに依存しているものの能力が自己完結しており、アーティファクトを1枚もデッキに入れていなくても機能するのが特徴。4マナのプレインズウォーカーとしては初期忠誠度が高く、単純に死ににくいうえ、早ければ6ターン目に奥義にアクセスできる点が脅威。マナ加速はほとんどのデッキタイプで役立ち、アーティファクトを出し入れできるため様々なシナジーが期待できる。しかし-2能力はあらかじめ十分な数のアーティファクトを戦場に並べておく必要があり、ピンチの時に引いてきても全く役に立たないこともあり得る。軽いアーティファクトを一定数採用しているデッキでこそ真価を発揮できるといえよう。
関連カード
- 求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker
- ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas
- 策謀家テゼレット/Tezzeret the Schemer
- 金属の支配者、テゼレット/Tezzeret, Master of Metal
- 工匠の達人、テゼレット/Tezzeret, Artifice Master
- 残酷な機械技師、テゼレット/Tezzeret, Cruel Machinist
- 橋の主、テゼレット/Tezzeret, Master of the Bridge
- 肉体の裏切者、テゼレット/Tezzeret, Betrayer of Flesh
ストーリー
詳細はテゼレット/Tezzeretを参照。