紅蓮術師のゴーグル/Pyromancer's Goggles
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Pyromancer's Goggles / 紅蓮術師のゴーグル (5)
伝説のアーティファクト
伝説のアーティファクト
(T):(赤)を加える。このマナが赤のインスタント呪文か赤のソーサリー呪文を唱えるために支払われたとき、その呪文をコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。
伝説のマナ・アーティファクト。赤のインスタントやソーサリーをコピーする特殊なマナを生み出す。
これ自体のマナ・コストがやや重いが、複数回呪文をコピーできれば大きなアドバンテージを生む。
スタンダードでは相性の良い赤のドロー呪文である苦しめる声/Tormenting Voiceやマグマの洞察力/Magmatic Insightといった相棒に恵まれ、登場時点では青赤後見に1枚刺される程度であったがプロツアー「イニストラードを覆う影」では赤単ゴーグルや赤緑ゴーグルランプなどこれを中核に据えた多種多様なデッキが登場した。
- 唱えるために追加コストを必要とする呪文をコピーしても、追加コストを2度払う必要はない。そのため苦しめる声やマグマの洞察力など「コストとして手札を捨てるドロー呪文」とは相性が良い。また爆片破/Shrapnel Blastも2マナとアーティファクト1つで10点ダメージを与える必殺技となる。
- それらのカードは、伝説のアーティファクトであるこのカードを2枚以上引いてしまった場合のフォローにもなる。
- マジック・オリジンには赤以外の色の神話レアが3枚ずつ収録されている。赤の神話レアは2枚しか存在しないが、代わりにアーティファクトにこのカードが存在する。
ルール
- 紅蓮術師のゴーグルが生み出すマナは、赤のインスタント呪文や赤のソーサリー呪文のみではなく、何の支払いにあててもよい。
- この遅延誘発型能力は、紅蓮術師のゴーグルが依然として戦場にあるかどうかにかかわらず誘発する。
- 赤のインスタント呪文か赤のソーサリー呪文を1回唱えるために、紅蓮術師のゴーグルが生み出したマナが複数支払われたなら、支払われたそれらの各マナに対応する遅延誘発型能力がみな誘発し、それと同じ数のコピーが作られることになる。それらの赤のマナが1つの紅蓮術師のゴーグルによって生み出されたのか、複数の紅蓮術師のゴーグルによって生み出されたのかは関係ない。
ストーリー
紅蓮術師のゴーグル/Pyromancer's Goggles(イラスト)はプレインズウォーカー/Planeswalkerの紅蓮術師ヤヤ・バラード/Jaya Ballard(イラスト)が着けていたゴーグル。かつてヤヤが逗留した次元/Planeであるレガーサ/Regathaのケラル砦では彼女の教えが信奉されており、チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaarは初めてプレインズウォークしたその僧院で薫陶を受け、ケラルを第二の故郷としている。
「いつの日かヤヤ・バラードに会ってみたいわね。うまくやっていけそうな気がするの。」― チャンドラ・ナラー
参考
- Pyromancers Goggles Four Ways/4通りの「紅蓮術師のゴーグル」(プロツアー「イニストラードを覆う影」カバレージ 2016年4月22日 Josh Bennett著)
- コピーカード
- カード個別評価:マジック・オリジン - 神話レア