セレズニア議事会/The Selesnya Conclave

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2012年10月16日 (火) 20:49時点における古橋のぶゆき (トーク | 投稿記録)による版
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セレズニア議事会/The Selesnya Conclaveは、ラヴニカ/Ravnicaにおける10のギルド/Guildの1つ。緑白で、2色の友好色たるあたりの性格(全体主義)である。「議事会」の別名を持つ。

目次

解説

セレズニアの基本理念は、セレズニア議事会の福音者である狼乗りのトルシミールの言葉に現れている。「我らと共にあるならば、すべてが平等だ。それまでは、お前の存在は無い。」すなわち、共同体であることを何よりも重視し、その中のすべてのものはその役割に関わらず平等であると考えている。その構成員は無私無欲で他人に尽くすものたちであり、それは洗脳的・狂信的集団であるようにも見える。実際に洗脳が行われているかどうかは詳細は不明だが。

また、自然に根ざした団体でもあり、自然と調和しそれを世界全体に広げることを目的としている。しかし、その信念の強さと場所を選ばないやり方から、他のギルドとの紛争の理由にもなっている。

指導者はセレズニアのパルンでもあり、「自然そのものの顕現」「世界魂」とも呼ばれるマット・セレズニア(マトセレズニアとも訳される)、そしてその声を伝えるドライアドのグループである議事会、ひいては部分的に意識を共有しているセレズニアのメンバー全員が指導者と言える。

本拠地は世界最古の巨大樹ヴィトゥ=ガジー。既に枯れているが、魔術により生かされており、その幹には非常に重要な場所が存在している。

ラヴニカ・ブロック

ザデックの計略によりマット・セレズニアは抹殺されかけるが、コスとその仲間達によってかろうじて阻止された。

ラヴニカへの回帰

ギルドパクト崩壊の後マット・セレズニアは深い眠りに付き、彼女に接触できるほど深く世界魂に潜れるものはいなかった。またラヴニカの人々のギルドへの不信感はセレズニアのような参加者の力に頼るギルドを縮小させ、セレズニアは消滅するかに見えた。

新たなドライアドの議事会、トロスターニはセレズニアのパルンへのリンクを回復させ、セレズニア議事会を再興した。 セレズニアは彼らの正当さのための平和的な戦いに従事し、殺風景な建物に自然の美をもたらす事でマット・セレズニアの天恵を広めようとしている。

ゲームでの特徴

クリーチャーの性能に優れるギルド/Guildだけあって、小型から中型にかけてバランスのよいクリーチャーが多数存在する。また、トークンの生産能力は10のギルドの中でもトップである。ラヴニカ:ギルドの都ではトークンといえば苗木であったが、ラヴニカへの回帰では2回り大きいケンタウルスが主力となっている。

固有のキーワードとして、キーワード能力召集キーワード処理居住をもつ。前述のトークン生産と組み合わせることで力を発揮する。

ラヴニカ・ブロックドラフトを行う場合、最初のラヴニカ:ギルドの都でセレズニアを選んでしまうと、ギルドパクトディセンションで1ギルドずつ取ってうまく3色デッキを作る事ができないという難点がある。3色目をにするとギルドパクト、またはにするとディセンションで選ぶべきギルドがない。

  • ラヴニカで他のギルドを選んだ場合、そのようなことはない。
  • ディセンションのシミックもセレズニアと同様、うまく3色を作れないという問題を抱えている。
    • どのエキスパンションにもギルドで使われていない色がなく、なおかつ上記の条件で3色デッキを作れないギルドが存在しないように、10のギルドを3つのエキスパンションへ割り振ることは不可能である。どうしてもどこかのギルドを犠牲にしなくてはならなかったのだ。緑を含むギルドが2つ犠牲になっているのも、別に緑イジメと言う訳では無く、どう割り振っても一色が割を食ってしまうようになっている。

関連カード・関連デッキ

ラヴニカ・ブロック

ラヴニカへの回帰ブロック

参考

Selesnya Week

2012年10月1日~5日に行われた『セレズニア特集/Selesnya Week』から。

関連項目

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