押収/Confiscate
提供:MTG Wiki
6マナと重いものの、パーマネント・タイプを問わずに奪えるのが魅力。対戦相手のフィニッシャーを奪ったり、キーカードを奪ったりと、ここぞというところでの活躍が期待できる。
ウルザ・ブロック時はアカデミーの学長/Academy Rectorという相方が存在したこともあり、スタンダードやエクステンデッドにおけるレクターグールなど、アカデミーの学長を使用するデッキで万能カードとして1枚挿しされる事が多かった。
神河ブロック時のスタンダードでは不朽の理想/Enduring Idealを用いる不朽の理想デッキで活躍。次々と利用できる除去兼自分の戦力増強になる。さらに唱えられずに戦場に出るため、被覆や呪禁を持つパーマネントも奪うこともできる(詳細はエンチャント (キーワード能力)#ルールも参照)。
- 第9版を選ぼうで巻き直し/Rewindとセットで説得/Persuasionと対決して勝利、再録を勝ち取る。
- 日本語で同音異義の応酬/Retaliateというカードがある。
- ウルザズ・サーガ版イラストはアカデミー/Academy時代のバリン/Barrin(玩具を取り上げている教師)、テフェリー/Teferi(中段の浅黒い肌の生徒)、ジョイラ/Jhoira(上段の生徒)である。後の彼らの運命を思うと、なかなか感慨深いイラストである。
関連カード
パーマネント・タイプを問わないコントロール奪取カード。対象をクリーチャーに限ったものは支配魔法/Control Magicの項を参照。
- パーマネント・タイプを選ばないコントロール奪取のオーラ
- 夢のつなぎ紐/Dream Leash - 3UU。タップ状態のパーマネントに対してしか唱えることができない。(ラヴニカ:ギルドの都)
- 占有/Take Possession - 5UU。刹那付き。(未来予知)
- 決断の手綱/Volition Reins - 3UUU。エンチャント先をアンタップするETB能力付き。(ミラディンの傷跡)
- 主張/Lay Claim - 5UU。サイクリング(2)付き。(アモンケット)
- ボーラスの手中/In Bolas's Clutches - 4UU。伝説のエンチャントであり、エンチャントしたパーマネントも伝説にする。(ドミナリア)
- 巨人の掌握/Giant's Grasp - 2UU。つける先はそのパーマネント自体ではなく、あなたの巨人。これが戦場にある限り対象をコントロールするETB能力。土地は不可。(カルドハイム)
- オーラ以外
- 露骨な窃盗/Blatant Thievery - 4UUU。永続的にコントロールを奪取するソーサリー版。しかも各対戦相手から1つずつ奪える多人数戦対応型。(オンスロート)
- 召し上げ/Expropriate - 7UU。動議ソーサリー。各プレイヤーごとに露骨な窃盗されるかあなたに追加ターンを与えるかを選ぶ。(コンスピラシー:王位争奪)
- 自我破摧/Fractured Identity - 3WU。対象パーマネントを追放してから、そのコピー・トークンを得るソーサリー。(統率者2017)
- ケフネト最後の言葉/Kefnet's Last Word - 2UU。ソーサリー。永続だが次のあなたのターンに土地がアンタップしなくなる。プレインズウォーカーと土地だけ不可。(破滅の刻)
- 鉄面提督ベケット/Admiral Beckett Brass - 1UBR。伝説のクリーチャー。このターンに海賊3体以上から戦闘ダメージを受けたプレイヤーから永続的に奪う。土地は不可。(イクサラン)
- 大魔導師の魔除け/Archmage's Charm - UUU。魔除けインスタント。ただしマナ・コスト1以下かつ土地でないもののみ。(モダンホライゾン)
- 裏切りの工作員/Agent of Treachery - 5UU。永続的にコントロールを奪取する187クリーチャー版。(基本セット2020)
- キオーラ、海神を打ち倒す/Kiora Bests the Sea God - 5UU。英雄譚エンチャントの第III章能力。永続な上にアンタップもする。(テーロス還魂記)
参考
- カード個別評価:ウルザズ・サーガ - アンコモン
- カード個別評価:第9版 - アンコモン
- カード個別評価:第8版 - アンコモン
- カード個別評価:第7版 - アンコモン
- カード個別評価:統率者レジェンズ - アンコモン
- カード個別評価:ドミナリア・リマスター - アンコモン