獣の統率者、ガラク/Garruk, Caller of Beasts

提供:MTG Wiki

2013年12月19日 (木) 20:51時点におけるTaxin (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

Garruk, Caller of Beasts / 獣の統率者、ガラク (4)(緑)(緑)
伝説のプレインズウォーカー — ガラク(Garruk)

[+1]:あなたのライブラリーの一番上から5枚のカードを公開する。これにより公開されたすべてのクリーチャー・カードをあなたの手札に加え、残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。
[-3]:あなたは、あなたの手札にある緑のクリーチャー・カードを1枚戦場に出してもよい。
[-7]:あなたは「あなたがクリーチャー呪文を1つ唱えるたび、あなたのライブラリーからクリーチャー・カードを1枚探してもよい。そうしたなら、それを戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。」を持つ紋章を得る。

4

基本セット2014で登場した4種類目のガラク忠誠度能力クリーチャーカードライブラリーから手札への移動、手札から戦場への移動、ライブラリーから戦場への移動。

+1能力
暴走の先導/Lead the Stampedeによく似た手札の増強。
運の要素はあるが、適切なデッキで使えば平均して毎ターン2枚程度のハンド・アドバンテージを得られるため非常に強力。自身の他の2つの能力のサポートにもなる。
  • 暴走の先導とはほぼ同一の効果だが、あちらは5枚に含まれるクリーチャー・カードのうち必ずしもすべてを手札に加える必要はなく、また5枚すべてではなく手札に加えるカードだけを公開する
-3能力
ソーサリー・タイミング劇的な入場/Dramatic Entrance
重いフィニッシャーマナ・コストを踏み倒したり、複数回起動して総合的なテンポ・アドバンテージにつなげられる。戦場に出した直後に起動しても忠誠カウンターが残るので、6マナ以下のクリーチャーを出すのも十分価値がある。手札に十分な枚数のクリーチャー・カードがある場合は、+1能力で更なるハンド・アドバンテージの獲得を狙うのではなく、ボード・アドバンテージの獲得を優先してこの能力を使うのも一つの選択である。
-7能力
自分のクリーチャー呪文に、ライブラリーから直接戦場に出すクリーチャーサーチが付随するようになる紋章を得る。野生のつがい/Wild Pairの強化版といったところ。
この能力を起動するまでに+1能力を何度も使用しているはずなので、タネとなるクリーチャーには困らないだろう。巨大クリーチャーを擁するデッキなら1回、中堅クリーチャー主体のデッキでも数回クリーチャー呪文を唱えれば容易に盤面を制圧することができる。
  • -3能力とは異なり、戦場に出すクリーチャーにの制限はない。

構築では主に2つの利用法が考えられる。1つはドローエンジンのようなアドバンテージ源としての使い方。クリーチャーの少ないコントロールでは使いづらく、ビートダウンでは6マナを捻出するのが難しいためデッキを選ぶが、エルフデッキや重めのミッドレンジなら十分真価を発揮できる。

もう1つは、フィニッシャーのマナ・コストを踏み倒すコンボパーツとしての使い方。実物提示教育/Show and Tellなどの類似カードと比べると重さが気になるものの、手札にフィニッシャーがいない時にそれを探しに行ける点は優秀と言える。スタンダードでは世界棘のワーム/Worldspine Wurmモダン以下の環境では大祖始/Progenitusなどがよい相方となるだろう。

関連カード

サイクル

基本セット2014プレインズウォーカーサイクル紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromaster獣の統率者、ガラク/Garruk, Caller of Beastsは新規カード、それ以外は再録

ストーリー

詳細はガラク/Garrukを参照。

参考

QR Code.gif