アングリーハーミット2
提供:MTG Wiki
細 |
|||
2行: | 2行: | ||
デッキ名の由来は、隠遁ドルイドと(初期の)[[キーカード]]の[[憤怒/Anger]]から。[[スタンダード]]版の[[アングリーハーミット]]との混同を避けるため後ろに2をつけて呼ばれるようになった。原型となるデッキの製作者は[[藤田剛史]]。 | デッキ名の由来は、隠遁ドルイドと(初期の)[[キーカード]]の[[憤怒/Anger]]から。[[スタンダード]]版の[[アングリーハーミット]]との混同を避けるため後ろに2をつけて呼ばれるようになった。原型となるデッキの製作者は[[藤田剛史]]。 | ||
+ | |||
+ | *デッキ名は[[プロツアーヒューストン02]]で[[Aaron Forsythe]]によって定着されたもので、それまでは'''ハーミットグール'''(''Hermit Ghoul'')と呼ばれていた。 | ||
==概要== | ==概要== |
2022年10月30日 (日) 03:25時点における最新版
アングリーハーミット2(Angry Hermit2)は、隠遁ドルイド/Hermit Druidによりライブラリーを墓地に殆ど落とし、その後クローサの雲掻き獣/Krosan Cloudscraperなどを食べてでかくなった速攻持ちの縫合グール/Sutured Ghoulをシュートする、リアニメイト系の瞬殺コンボデッキ。
デッキ名の由来は、隠遁ドルイドと(初期の)キーカードの憤怒/Angerから。スタンダード版のアングリーハーミットとの混同を避けるため後ろに2をつけて呼ばれるようになった。原型となるデッキの製作者は藤田剛史。
- デッキ名はプロツアーヒューストン02でAaron Forsytheによって定着されたもので、それまではハーミットグール(Hermit Ghoul)と呼ばれていた。
目次 |
[編集] 概要
クリーチャー — インカーネーション(Incarnation)
速攻
憤怒があなたの墓地にあり、かつあなたが山(Mountain)をコントロールしているかぎり、あなたがコントロールするクリーチャーは速攻を持つ。
クリーチャー — 人間(Human) ドルイド(Druid)
(緑),(T):あなたのライブラリーを、基本土地カードが公開されるまで上から1枚ずつ公開する。そのカードをあなたの手札に加え、これにより公開された他のすべてのカードをあなたの墓地に置く。
1/1クリーチャー — ゾンビ(Zombie)
トランプル
縫合グールが戦場に出るに際し、あなたの墓地にあるクリーチャー・カードを望む枚数だけ追放する。
縫合グールのパワーはその追放されたカードのパワーの合計に等しく、タフネスはそれらのタフネスの合計に等しい。
インスタント
プレイヤー1人を対象と、そのプレイヤーの墓地にあるカードを最大2枚まで対象とする。そのプレイヤーは、それらのカードを自分のライブラリーに加えて切り直す。
フラッシュバック(1)(緑)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)
縫合グール/Sutured Ghoulに速攻を与える方法は、前期型が山/Mountainが出るまで落とし、憤怒/Angerで速攻を与える。中期型が基本土地なしでドラゴンの息/Dragon Breathで速攻を与える。後期型になると死体のダンス/Corpse Dance一本である。
隠遁ドルイド/Hermit Druid1枚で墓地生成が行えるため、最速2ターンキルのスピードを誇る。特に納墓/Entombがエクステンデッドで禁止されて以降は、リアニメイト系の瞬殺デッキの最有力としてその力を誇った。だが、そんな状態が長く容認されるはずもなく、隠遁ドルイドがエクステンデッドで禁止され、アングリーグールに形を変えることになる。
- 隠し味のクローサ流再利用/Krosan Reclamationが良い味を出している。隠遁ドルイドの能力でライブラリーが無くなるため、一緒に落ちたコレのフラッシュバックが、キーカードのサーチになるわけである。このお陰で、デッキの勝利プロセスが隠遁ドルイドの能力を起動するだけで整ってしまう。
- デッキ名の由来を考えれば、憤怒が抜けた以降はアングリーハーミットではないが、あまり気にされない。
- 亜種として、上記のアングリーグールやセファリッド・ブレックファーストなどがある。
[編集] サンプルレシピ
[編集] 初期型
- 憤怒を使用する初期型のバージョン。
- 納墓の禁止前のため、納墓→再活性/Reanimate→巨大クリーチャーという一般的なリアニメイトの動きもあわせ持っている。
- 構造上基本土地を入れられないのだが、隠遁ドルイドのための緑マナとリアニメイトのための黒マナが必要ということで大量の多色土地が採用されている。この点はアーティファクト・土地の登場で若干緩和された。