アラーラの断片
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5つの[[断片/Shard]]に砕け散ってしまい、それぞれの断片には[[友好色]]3[[色]]のマナしか存在しないという世界[[アラーラ/Alara]]を舞台としている。断片ごとの友好色3色での構築を主要テーマとしている。 | 5つの[[断片/Shard]]に砕け散ってしまい、それぞれの断片には[[友好色]]3[[色]]のマナしか存在しないという世界[[アラーラ/Alara]]を舞台としている。断片ごとの友好色3色での構築を主要テーマとしている。 | ||
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断片ごとに3色が割り当てられている。それぞれ[[バント/Bant|バント]]([[緑白青]])、[[エスパー/Esper|エスパー]]([[白青黒]])、[[グリクシス/Grixis|グリクシス]]([[青黒赤]])、[[ジャンド/Jund|ジャンド]]([[黒赤緑]])、[[ナヤ/Naya|ナヤ]]([[赤緑白]])となっており、それぞれ異なるテーマを持っている。 | 断片ごとに3色が割り当てられている。それぞれ[[バント/Bant|バント]]([[緑白青]])、[[エスパー/Esper|エスパー]]([[白青黒]])、[[グリクシス/Grixis|グリクシス]]([[青黒赤]])、[[ジャンド/Jund|ジャンド]]([[黒赤緑]])、[[ナヤ/Naya|ナヤ]]([[赤緑白]])となっており、それぞれ異なるテーマを持っている。 | ||
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[[魔除け]]や[[根本原理]]などの5つの断片にまたがる[[サイクル]]の他、[[急使の薬包/Courier's Capsule|薬包]]のサイクルや[[鼓声狩人/Drumhunter]]のサイクルなどといった、1つの次元における3枚セットのサイクルも多数存在する。 | [[魔除け]]や[[根本原理]]などの5つの断片にまたがる[[サイクル]]の他、[[急使の薬包/Courier's Capsule|薬包]]のサイクルや[[鼓声狩人/Drumhunter]]のサイクルなどといった、1つの次元における3枚セットのサイクルも多数存在する。 | ||
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*収録されたすべてのカードが、設定上はいずれかの断片に属している。この仕様は[[基本土地]]にも及んでいる。例えば、{{Gatherer|id=187205|幾何学的なイメージを与える空と雲が描かれた島}}はエスパーの[[島/Island]]であり、{{Gatherer|id=187206|暗く退廃したイメージを与える海と岩礁が描かれた島}}がグリクシスのそれだ。 | *収録されたすべてのカードが、設定上はいずれかの断片に属している。この仕様は[[基本土地]]にも及んでいる。例えば、{{Gatherer|id=187205|幾何学的なイメージを与える空と雲が描かれた島}}はエスパーの[[島/Island]]であり、{{Gatherer|id=187206|暗く退廃したイメージを与える海と岩礁が描かれた島}}がグリクシスのそれだ。 | ||
− | * | + | **[[2005年]]発の[[ラヴニカ・ブロック]]と違い、[[透かし]]は使われていない。 |
*友好色3色の組み合わせは[[インベイジョン]]の[[復活させるものトリーヴァ/Treva, the Renewer|伝説のドラゴン・サイクル]]にちなんで「トリーヴァカラー」「ドロマーカラー」などと呼称される事が多かったが、これ以降、各断片の名前が広く使われるようになった。 | *友好色3色の組み合わせは[[インベイジョン]]の[[復活させるものトリーヴァ/Treva, the Renewer|伝説のドラゴン・サイクル]]にちなんで「トリーヴァカラー」「ドロマーカラー」などと呼称される事が多かったが、これ以降、各断片の名前が広く使われるようになった。 | ||
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+ | *[[ローウィン]]に引き続き[[プレインズウォーカー]]が収録されている。 | ||
+ | *日本語版では[[プレミアム・カード]]と普通のカードの製造工程が違うのか、全てのプレミアム・カードの数字が半角になっている(通常の場合、日本語のカードの数字はすべて全角で印刷されている)。またカードによっては、プレミアム・カードと普通のカードで[[カード名]]やテキストが異なるものが数多くある。 | ||
*[[トーナメントパック]]が発売された最後のエキスパンションである。 | *[[トーナメントパック]]が発売された最後のエキスパンションである。 | ||
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*中央の色が、その断片のメイン・カラーである。 | *中央の色が、その断片のメイン・カラーである。 |
2023年9月24日 (日) 05:48時点における版
アラーラの断片/Shards of Alara | |
シンボル | 5つの分かれた断片 |
略号 | ALA |
コードネーム | Rock |
発売日 | 2008年10月3日 |
セット枚数 | 全249種類 |
アラーラの断片/Shards of Alaraは、アラーラの断片ブロックの大型エキスパンション。2008年10月3日に発売された。
目次 |
概要
5つの断片/Shardに砕け散ってしまい、それぞれの断片には友好色3色のマナしか存在しないという世界アラーラ/Alaraを舞台としている。断片ごとの友好色3色での構築を主要テーマとしている。
断片
断片ごとに3色が割り当てられている。それぞれバント(緑白青)、エスパー(白青黒)、グリクシス(青黒赤)、ジャンド(黒赤緑)、ナヤ(赤緑白)となっており、それぞれ異なるテーマを持っている。
新規キーワード能力は貪食、蘇生、賛美。それぞれジャンド、グリクシス、バントのカードが持つ。また、サイクリングが再登場している。
魔除けや根本原理などの5つの断片にまたがるサイクルの他、薬包のサイクルや鼓声狩人/Drumhunterのサイクルなどといった、1つの次元における3枚セットのサイクルも多数存在する。
- 収録されたすべてのカードが、設定上はいずれかの断片に属している。この仕様は基本土地にも及んでいる。例えば、幾何学的なイメージを与える空と雲が描かれた島はエスパーの島/Islandであり、暗く退廃したイメージを与える海と岩礁が描かれた島がグリクシスのそれだ。
- 友好色3色の組み合わせはインベイジョンの伝説のドラゴン・サイクルにちなんで「トリーヴァカラー」「ドロマーカラー」などと呼称される事が多かったが、これ以降、各断片の名前が広く使われるようになった。
その他
- ローウィンに引き続きプレインズウォーカーが収録されている。
- 日本語版ではプレミアム・カードと普通のカードの製造工程が違うのか、全てのプレミアム・カードの数字が半角になっている(通常の場合、日本語のカードの数字はすべて全角で印刷されている)。またカードによっては、プレミアム・カードと普通のカードでカード名やテキストが異なるものが数多くある。
- トーナメントパックが発売された最後のエキスパンションである。
今セットからの変更点
- このブロックからエキスパンションの総枚数が削減され、新たな稀少度の神話レアが登場した。
- テーマデッキがなくなり、代わりにエントリーセットが発売されるようになった。
- ブースターパックには、基本土地が1枚封入されるようになった。
- プロプレイヤー・カードは封入されなくなった。
各断片と役割
断片 | 色 | 特徴 | エントリーセット |
---|---|---|---|
バント/Bant | 緑白青 | 賛美 | 高貴なるバント/Bant Exalted |
エスパー/Esper | 白青黒 | 有色アーティファクト | 策謀のエスパー/Esper Artifice |
グリクシス/Grixis | 青黒赤 | 蘇生 | 屍人のグリクシス/Grixis Undead |
ジャンド/Jund | 黒赤緑 | 貪食 | 原初のジャンド/Primordial Jund |
ナヤ/Naya | 赤緑白 | パワーが5以上のクリーチャーを参照する能力 | 巨獣のナヤ/Naya Behemoths |
- 中央の色が、その断片のメイン・カラーである。
パッケージ・イラスト
- 血編み髪のクレシュ/Kresh the Bloodbraided (トーナメントパック)
- ヴァレロンに仕える者/Steward of Valeron
- スフィンクスの君主/Sphinx Sovereign
- 裏切り者の王、セドリス/Sedris, the Traitor King
- ヘルカイトの首領/Hellkite Overlord
- 神祖/Godsire
主な開発スタッフ
- デザイン&デベロップ・チーム - Bill Rose (リード・デザイナー)、Devin Low (リード・デベロッパー)、Aaron Forsythe、Mark Globus、Mark Gottlieb、Graeme Hopkins、Alexis Janson、Erik Lauer、Michael Mikaelian、Kenneth Nagle、Matt Place、Mark Rosewater、Brian Tinsman、Mike Turian、Noah Weil
普段は別々のデザイン・チームとデベロップ・チームが一纏めになっているのは、リード・デザイナーのBill Roseによる提案である。デザイン段階では、断片ごとにデザイン担当を変える試みが行われた。(→Between a Rock and a Shard Place参照)
関連リンク
- アラーラの断片(マジック英語公式日本語版 セット特設サイト)
- アラーラの断片 製品情報 (タカラトミー、サイト消失のためInternet Archive)
- アラーラの断片 ミニサイト (WotC)
- アラーラの断片を探る/Explore Zendikarの世界設定関連記事。(このページから各記事へはリンク切れ)
- Alara, a World Broken/砕け散った世界アラーラ(Internet Archive)
- Encounter at the Necropolis(Savor The Flavor 2008年10月22日)
- 画像付きカードリスト (WotC)
- 「ロック」と断片世界の間(Internet Archive)/Between a Rock and a Shard Place(Feature 2008年9月8日)
- 断片狩り(Internet Archive)/Shard Candy(Making Magic 2008年9月12日)
- Shard Tricks(Making Magic 2008年9月22日)
参考
- A Planeswalker's Guide to Alara - 同時期に発売された背景設定書籍
- アラーラの断片 カードリスト (Wisdom Guild)
- カード個別評価:アラーラの断片
- カードセット一覧
- 第10版
- ローウィン=シャドウムーア・ブロック(ローウィン - モーニングタイド - シャドウムーア - イーブンタイド)
- アラーラの断片ブロック(アラーラの断片 - コンフラックス - アラーラ再誕) - 基本セット2010
- ゼンディカー・ブロック(ゼンディカー - ワールドウェイク - エルドラージ覚醒) - 基本セット2011