野生の律動/Rhythm of the Wild
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*クリーチャー呪文を打ち消されなくするカードの亜種は[[ガイアの伝令/Gaea's Herald]]を参照。 | *クリーチャー呪文を打ち消されなくするカードの亜種は[[ガイアの伝令/Gaea's Herald]]を参照。 | ||
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2019年4月11日 (木) 17:05時点における版
エンチャント
あなたがコントロールしているクリーチャー呪文は打ち消されない。
あなたがコントロールしていてトークンでないクリーチャーは暴動を持つ。(それらは+1/+1カウンター1個か速攻のうち、あなたが選んだ1つを持った状態で戦場に出る。)
クリーチャー呪文を打ち消されなくすると同時に、トークン以外の自軍に暴動を持たせる赤緑のエンチャント。
赤緑3マナで実質的に速攻を付与できる機能を持つなど、かのヤヴィマヤの火/Fires of Yavimayaを彷彿とさせるカード。こちらは重ねれば重ねるほどより凶悪になっていくうえ、元から速攻を持つクリーチャーも恩恵を受けられるようになっており、ヤヴィマヤの火以上に無駄になりにくくなっている。テンポアップ・パワーアップによって決着が数ターン分早まる効果も大きいが、タフネスが増えることで火力による除去に耐性が付く効果もあり、除去を軽い火力に頼り切ったデッキに対しても良く効く。
打ち消されなくなる効果もコントロールデッキやクロック・パーミッションにはよく刺さり、こちらの展開を確実なものにしつつ相手の手札を腐らせてくれる。
スタンダードでは往年のファイアーズよろしくラノワールのエルフ/Llanowar Elves経由で2ターン目に唱えられる早さがウリ。赤緑絡みのビートダウンデッキで採用されている。ただし当時と違い極楽鳥/Birds of Paradiseはいないため、2ターン目に安定して出すことは難しいことに注意。
リミテッドでも単純に自軍クリーチャーを一回りサイズアップさせられるため強力。隙をついて速攻クリーチャーの攻撃をねじ込むことも可能になり、戦術の幅も広がる。ギルド魔道士のようなタップ能力持ちに1ターン早く仕事をさせられるのも嬉しい。
- 速攻を付与するカードの亜種は熱情/Fervorを参照。
- クリーチャー呪文を打ち消されなくするカードの亜種はガイアの伝令/Gaea's Heraldを参照。
ストーリー
ドムリの元で反文明思想が爆発したグルール一族が猪の祟神/The Raze-Boarと共にラヴニカ/Ravnicaの都市に突撃した様子がカードイラストに描かれている[1]。
思いもよらぬドムリの台頭を、猪の祟神イルハグの帰還の前触れだと考える者もいた。
ルール
- 1体のクリーチャーが複数の暴動を持つ場合、それらすべてが機能する。
- クリーチャーが戦場に出たあとに野生の律動が戦場を離れて暴動を失っても、+1/+1カウンターや速攻が失われることはない。
- クリーチャーでないパーマネントがクリーチャーとして戦場に出る場合、それも暴動を持つ。
- 野生の律動より先に戦場に出ていたクリーチャーも暴動を持つが、すでに戦場に出ているのでそれが機能することはない。
参考
- ↑ 太古のリズムに乗せて(スタンダード)岩SHOWの「デイリー・デッキ」(Daily MTG 2019.3.28)