木っ端みじん/Splinter
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
細 |
|||
(2人の利用者による、間の2版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Splinter}} | {{#card:Splinter}} | ||
− | 1種類の[[アーティファクト]]をあらゆる[[領域]]から[[ | + | 1種類の[[アーティファクト]]をあらゆる[[領域]]から[[追放]]する[[緑]]の[[ソーサリー]]。[[ウルザ・ブロック]]当時の[[スタンダード]]では、数少ない[[マスティコア/Masticore]]への対策[[カード]]として[[サイドボード]]に採用されていた。 |
− | [[マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice]]や[[Mishra's Groundbreaker]]、[[マイアの土地刻み/Myr Landshaper]]あたりで[[アーティファクト]]化した[[基本土地]] | + | [[マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice]]や[[Mishra's Groundbreaker]]、[[マイアの土地刻み/Myr Landshaper]]あたりで[[アーティファクト]]化した[[基本土地]]に使うと、[[戦場]]以外からその[[基本土地]]がすべてなくなってしまう。 |
− | [[神河謀叛]]での再登場で[[親和]]や[[アイアンワークス]]対策に活躍するかと思いきや、1か月もしないうちに[[スタンダード]]の[[禁止カード]]更新でそれらがいなくなってしまった。この更新により[[親和 (デッキ)|親和]]を本当の意味で木っ端微塵にしたのは[[WotC]]だという、皮肉な結末となった。 | + | [[神河謀叛]]での再登場で[[親和 (デッキ)|親和]]や[[アイアンワークス]]対策に活躍するかと思いきや、1か月もしないうちに[[スタンダード]]の[[禁止カード]]更新でそれらがいなくなってしまった。この更新により[[親和 (デッキ)|親和]]を本当の意味で木っ端微塵にしたのは[[WotC]]だという、皮肉な結末となった。 |
− | しかし実際[[親和]]相手の場合、[[電結の荒廃者/Arcbound Ravager]]の存在のおかげで[[立ち消え]]てしまって[[ | + | しかし実際[[親和 (デッキ)|親和]]相手の場合、[[電結の荒廃者/Arcbound Ravager]]の存在のおかげで[[立ち消え]]てしまって[[追放]]できないことがほとんどで、4[[マナ]]の[[ソーサリー]]という点もネック。そこまで使われていなかった感が強い。 |
*[[ウルザトロン]]の攻撃手段に[[アーティファクト・クリーチャー]]が多いので使ってみよう。[[ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus]]にも一応対応できる。 | *[[ウルザトロン]]の攻撃手段に[[アーティファクト・クリーチャー]]が多いので使ってみよう。[[ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus]]にも一応対応できる。 | ||
− | *[[Splintering Wind]]が出す[[裂片]](Splinter)[[クリーチャー]]・[[トークン]] | + | *[[2021年]]11月のトークンの名前に関する[[総合ルール]]変更まで、[[Splintering Wind]]が出す[[裂片]](Splinter)・[[クリーチャー]]・[[トークン]]と奇妙な相互作用を起こしていた。例えば、裂片・クリーチャー・トークンに[[撲滅/Eradicate]]が撃たれると、[[墓地]]や[[手札]]、[[ライブラリー]]にあるこのカードが追放されていた。 |
+ | *遥か後の[[アモンケット]]にて、名前を分割した[[木端+微塵/Cut+Ribbons]]という[[分割カード]]が登場した。ただし[[効果]]も英語名も全く異なる。 | ||
==関連カード== | ==関連カード== | ||
===サイクル=== | ===サイクル=== | ||
− | {{サイクル/ | + | {{サイクル/ウルザズ・デスティニーの同名カードを追放する呪文}} |
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:神河謀叛]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:神河謀叛]] - [[アンコモン]] | ||
*[[カード個別評価:ウルザズ・デスティニー]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:ウルザズ・デスティニー]] - [[アンコモン]] |
2021年11月17日 (水) 13:14時点における最新版
Splinter / 木っ端みじん (2)(緑)(緑)
ソーサリー
ソーサリー
アーティファクト1つを対象とし、それを追放する。それのコントローラーの墓地と手札とライブラリーから、そのアーティファクトと同じ名前を持つカードをすべて探し、それらを追放する。その後、そのプレイヤーはライブラリーを切り直す。
1種類のアーティファクトをあらゆる領域から追放する緑のソーサリー。ウルザ・ブロック当時のスタンダードでは、数少ないマスティコア/Masticoreへの対策カードとしてサイドボードに採用されていた。
マイコシンスの格子/Mycosynth LatticeやMishra's Groundbreaker、マイアの土地刻み/Myr Landshaperあたりでアーティファクト化した基本土地に使うと、戦場以外からその基本土地がすべてなくなってしまう。
神河謀叛での再登場で親和やアイアンワークス対策に活躍するかと思いきや、1か月もしないうちにスタンダードの禁止カード更新でそれらがいなくなってしまった。この更新により親和を本当の意味で木っ端微塵にしたのはWotCだという、皮肉な結末となった。
しかし実際親和相手の場合、電結の荒廃者/Arcbound Ravagerの存在のおかげで立ち消えてしまって追放できないことがほとんどで、4マナのソーサリーという点もネック。そこまで使われていなかった感が強い。
- ウルザトロンの攻撃手段にアーティファクト・クリーチャーが多いので使ってみよう。ダークスティールの巨像/Darksteel Colossusにも一応対応できる。
- 2021年11月のトークンの名前に関する総合ルール変更まで、Splintering Windが出す裂片(Splinter)・クリーチャー・トークンと奇妙な相互作用を起こしていた。例えば、裂片・クリーチャー・トークンに撲滅/Eradicateが撃たれると、墓地や手札、ライブラリーにあるこのカードが追放されていた。
- 遥か後のアモンケットにて、名前を分割した木端+微塵/Cut+Ribbonsという分割カードが登場した。ただし効果も英語名も全く異なる。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
ウルザズ・デスティニーの、同名のカードを追放する呪文のサイクル。いずれも神河謀叛に再録された。
- 一掃/Scour
- 鎮圧/Quash
- 撲滅/Eradicate
- 塩まき/Sowing Salt
- 木っ端みじん/Splinter