無法の猛竜/Marauding Raptor
提供:MTG Wiki
細 (ページの作成:「{{#card:Marauding Raptor}} {{未評価|基本セット2020}} ==参考== *カード個別評価:基本セット2020 - レア」) |
|||
(6人の利用者による、間の8版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Marauding Raptor}} | {{#card:Marauding Raptor}} | ||
− | + | [[クリーチャー]][[呪文]]の[[マナ・コスト]][[コスト減少カード|減少]][[能力]]に加え、[[戦場に出る|戦場に出た]]味方に襲い掛かり、襲い掛かった相手が[[恐竜]]なら自身の[[パワー]]を[[強化]]する能力を持つ恐竜。 | |
+ | |||
+ | [[システムクリーチャー]]でありながら[[マナレシオ]]に恵まれた優良クリーチャーであるが、後続に[[ダメージ]]を与えてしまうため[[小型クリーチャー]]とは[[ディスシナジー]]が強く、[[デッキ]][[構築]]段階で採用するクリーチャー・カードの[[タフネス]]に気を遣う必要がある。ダメージを与える効果は[[イクサラン・ブロック]]の恐竜がもつ[[激昂]]能力に合致し、自身が強化される条件もダメージが恐竜に与えられることであるため、激昂[[シナジー]]をメインに据えた[[恐竜 (デッキ)|恐竜デッキ]]に採用することになるだろう。タフネス3以上・[[マナカーブ]]に沿う4マナ・恐竜・激昂持ちの全条件を満たす[[切り裂き顎の猛竜/Ripjaw Raptor]]とは相性抜群。理想的な展開ができた時は、3ターン目に殴り返しに備える4/5を残してカードを引きつつ4/3で攻撃、と爆発力は高い。 | ||
+ | |||
+ | 全体的に[[カードパワー]]は高いので、恐竜に無理に寄せなくとも一定以上の活躍は見込める。タフネス3の[[サイズ]]は[[格闘]]にも役立つので[[ボーラスの壊乱者、ドムリ/Domri, Anarch of Bolas]]との相性も悪くない。タフネス2以下が主流の[[緑]]のマナ・クリーチャーと組み合わせづらいのが難点ではあるが、それを補ってあまりある性能を持つ。 | ||
+ | |||
+ | リミテッドでは、マナレシオと[[マナ加速]]は魅力的だが、タフネス2以下のクリーチャーを出せなくなるため、やや扱いが難しい。[[対戦相手]]が使う[[インスタント・タイミング]]の[[火力]]やマイナス[[修整]]に弱くなるという弱点もある。[[ランプ]]戦略を取る場合などは有用な一枚だが、一般的な構成や[[マナカーブ]]のデッキでは採用するか否かを慎重に判断したい。 | ||
+ | |||
+ | *[[万猛竜/Polyraptor]]を出せば[[無限トークン]]+[[無限強化|無限パワー]]。ただし[[無限ループ]]中に[[勝利]]するか、途中で万猛竜か無法の猛竜を処分する方法が無ければ、選択肢の無い無限ループとして[[引き分け]]になってしまう。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[[コスト減少カード]] | ||
*[[カード個別評価:基本セット2020]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:基本セット2020]] - [[レア]] |
2019年8月21日 (水) 18:23時点における最新版
クリーチャー — 恐竜(Dinosaur)
あなたがクリーチャー呪文を唱えるためのコストは(1)少なくなる。
他のクリーチャーが1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、無法の猛竜はそれに2点のダメージを与える。これにより恐竜(Dinosaur)にダメージが与えられたなら、ターン終了時まで、無法の猛竜は+2/+0の修整を受ける。
クリーチャー呪文のマナ・コスト減少能力に加え、戦場に出た味方に襲い掛かり、襲い掛かった相手が恐竜なら自身のパワーを強化する能力を持つ恐竜。
システムクリーチャーでありながらマナレシオに恵まれた優良クリーチャーであるが、後続にダメージを与えてしまうため小型クリーチャーとはディスシナジーが強く、デッキ構築段階で採用するクリーチャー・カードのタフネスに気を遣う必要がある。ダメージを与える効果はイクサラン・ブロックの恐竜がもつ激昂能力に合致し、自身が強化される条件もダメージが恐竜に与えられることであるため、激昂シナジーをメインに据えた恐竜デッキに採用することになるだろう。タフネス3以上・マナカーブに沿う4マナ・恐竜・激昂持ちの全条件を満たす切り裂き顎の猛竜/Ripjaw Raptorとは相性抜群。理想的な展開ができた時は、3ターン目に殴り返しに備える4/5を残してカードを引きつつ4/3で攻撃、と爆発力は高い。
全体的にカードパワーは高いので、恐竜に無理に寄せなくとも一定以上の活躍は見込める。タフネス3のサイズは格闘にも役立つのでボーラスの壊乱者、ドムリ/Domri, Anarch of Bolasとの相性も悪くない。タフネス2以下が主流の緑のマナ・クリーチャーと組み合わせづらいのが難点ではあるが、それを補ってあまりある性能を持つ。
リミテッドでは、マナレシオとマナ加速は魅力的だが、タフネス2以下のクリーチャーを出せなくなるため、やや扱いが難しい。対戦相手が使うインスタント・タイミングの火力やマイナス修整に弱くなるという弱点もある。ランプ戦略を取る場合などは有用な一枚だが、一般的な構成やマナカーブのデッキでは採用するか否かを慎重に判断したい。