地下牢の霊/Dungeon Geists
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2019年6月28日 (金) 22:41時点における最新版
Dungeon Geists / 地下牢の霊 (2)(青)(青)
クリーチャー — スピリット(Spirit)
クリーチャー — スピリット(Spirit)
飛行
地下牢の霊が戦場に出たとき、対戦相手1人がコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それをタップする。そのクリーチャーは、あなたが地下牢の霊をコントロールし続けているかぎり、それのコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない。
戦場にいる限りクリーチャー1体をタップ状態で封じ込められるスピリット。
一回り大きくなりETB能力になった睡魔/Somnophoreの亜種。3/3フライヤーという実用レベルのクリーチャーに擬似除去がついて、それが4マナというのはかなりコスト・パフォーマンスが高い。レアなので手軽に確保できるものではないが、リミテッドで青を使うならば外す理由はないだろう。
続くアヴァシンの帰還で現れた明滅ギミックは難敵。特に瞬速で現れる修復の天使/Restoration Angelは、能力を対処されたうえで攻撃を止められてしまうため高い壁となっている。
闇の隆盛登場時の構築では、擬似除去が原始のタイタン/Primeval Titanやミラディンの十字軍/Mirran Crusaderなど様々なクリーチャーに機能するため腐り難いのがメリット。スタンダードやイニストラード・ブロック構築でしばしば使われた。特に白青黒スピリットでは、ドラグスコルの隊長/Drogskol Captainの恩恵を受けられるスピリットであることも利点だった。呪禁バントでもメインデッキから採用され、大きな成績を残している。スタンダードに基本セット2013・ラヴニカへの回帰ブロックが追加されてからは、スラーグ牙/Thragtusk対策カードの候補となる。しかしスラーグ牙を使うデッキには高い確率で修復の天使が入っており、稀にサイドボードに採用されるに留まっている。
- 要塞の飛行船/Stronghold Zeppelinなどの上位互換。
- 同コストで擬似除去能力を持つフライヤーとしては、他に誘惑蒔き/Sower of Temptationがいる。一回り小さくなるが、対象を封じるだけでなく戦力に転化できる。
- 基本セット2014では、赤か緑のクリーチャーのみを封じ込める潮縛りの魔道士/Tidebinder Mageが登場した。色限定でサイズこそ小さいものの2マナと軽く、扱いやすくなっている。