ミラディン
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全体的に重くて効果の高いカードが多い。また、型破りなアーティファクトも多く、[[白金の天使/Platinum Angel]]や[[精神隷属器/Mindslaver]]には多くのプレイヤーが自分の目を疑ったことだろう。 | 全体的に重くて効果の高いカードが多い。また、型破りなアーティファクトも多く、[[白金の天使/Platinum Angel]]や[[精神隷属器/Mindslaver]]には多くのプレイヤーが自分の目を疑ったことだろう。 | ||
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− | + | **もともと禁止されたカードの"多彩さ"という意味ではウルザ・ブロックなどに劣ってはいた。ミラディンの禁止カード数に並ぶのは、合計6枚のカードをスタンダードで禁止された[[2020年]]10月に[[エルドレインの王権]]。無論バリエーションの点では比べるべくもない。 | |
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*この[[セット]]から、大型セットは以前までの350枚でなく、306枚へと削減された。そのぶん小型セットの枚数が増えることに。 | *この[[セット]]から、大型セットは以前までの350枚でなく、306枚へと削減された。そのぶん小型セットの枚数が増えることに。 | ||
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*[[氷の干渉器/Icy Manipulator]] | *[[氷の干渉器/Icy Manipulator]] | ||
*[[ペンタバス/Pentavus]] | *[[ペンタバス/Pentavus]] | ||
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*[[The Moons of Mirrodin]] (小説) | *[[The Moons of Mirrodin]] (小説) | ||
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− | + | **[[第8版]] | |
− | + | **[[ミラディン・ブロック]]([[ミラディン]] - [[ダークスティール]] - [[フィフス・ドーン]]) | |
− | ***[[ | + | **[[神河ブロック]]([[神河物語]] - [[神河謀叛]] - [[神河救済]]) |
+ | **[[第9版]] | ||
[[Category:エキスパンション|みらていん]] | [[Category:エキスパンション|みらていん]] |
2024年3月4日 (月) 02:36時点における最新版
ミラディン/Mirrodin | |
シンボル | カルドラの剣/Sword of Kaldra |
略号 | MRD |
コードネーム | Bacon |
発売日 | 米:2003年10月2日 日:2003年10月3日 |
セット枚数 | 全306種類 |
ミラディン/Mirrodinは、ミラディン・ブロックの大型エキスパンション。日本では2003年10月3日に発売された。
目次 |
[編集] 概要
ドミナリア/Dominariaを主軸としたストーリーから離れ、未知の金属次元/Plane、ミラディン/Mirrodinを舞台とする。以降、大型エキスパンションの名前には舞台となる次元の名称が用いられるようになった(ドミナリアが舞台である時のらせんを除く)。
テーマはアーティファクト。今までと比べて遥かに多くのアーティファクトが登場し、コモンにアーティファクトが収録されたのはテンペスト以来6年ぶり。
新キーワード能力は刻印、親和、双呪、装備の4つ。中でも親和はそれを利用した高速デッキを登場させた。
エイトグ/Atog、恐怖/Terror、氷の干渉器/Icy Manipulator、トリスケリオン/Triskelion、ボトルのノーム/Bottle Gnomes、ヨーティアの兵/Yotian Soldierなどといった懐かしのカードが、アーティファクトを中心にいろいろ再録されている。
全体的に重くて効果の高いカードが多い。また、型破りなアーティファクトも多く、白金の天使/Platinum Angelや精神隷属器/Mindslaverには多くのプレイヤーが自分の目を疑ったことだろう。
- その型破りが災いして、ウルザズ・サーガ以来のスタンダードの禁止カード連発という事態を招いてしまう。スタンダードでの禁止カード数はウルザ・ブロック全体やテンペスト・ブロック全体でさえそれぞれ5枚だったので、エキスパンション1つで6枚の禁止カードを出したのは、当然歴代トップ。そんな不名誉な称号も頂いてしまった。こんなに禁止枚数が多いのは、「ミラディンらしさ」や世界観を最も象徴しているといえるアーティファクト・土地サイクル全部が禁止されてしまったという点が大きい。
- このセットから、大型セットは以前までの350枚でなく、306枚へと削減された。そのぶん小型セットの枚数が増えることに。
- 日本語版においては、ここからエキスパンションのロゴが英語表記から日本語(カタカナ)表記になった。
- 発音は'MEER-oh-din'だそうである(Ask Wizards - June 5 2003より)。そのまま日本語にすると「ミーロディン」となりそうだが、ミラディンになったのはそれでは語感が悪いためだろうか。
- ドミナリアを舞台にした一連のストーリーから外れて完全に新規のストーリーとなったため、背景世界の設定、登場人物、地名などが一新され、翻訳が大変だったらしい。
- フレイバー・テキストにはドミナリアに関するものがある。エイトグ/Atog、ヨーティアの兵/Yotian Soldierなど。
[編集] テーマデッキ
[編集] パッケージ・イラスト
- 浄火の板金鎧/Empyrial Plate (トーナメントパック)
- 機械仕掛けのドラゴン/Clockwork Dragon
- 精神隷属器/Mindslaver
- 世界薙ぎの剣/Worldslayer
- 氷の干渉器/Icy Manipulator
- ペンタバス/Pentavus
[編集] デザイン
デザイン・チーム | Mark Rosewater (lead) |
Bill Rose | |
Brian Tinsman | |
Mike Elliott | |
Tyler Bielman | |
デベロップ・チーム | Randy Buehler (lead) |
Brian Schneider | |
Henry Stern | |
Elaine Chase | |
Brandon Bozzi | |
Brian Tinsman | |
アート・ディレクター | ? |
[編集] 関連リンク
- ミラディン(マジック英語公式日本語版 セット特設サイト)
- Mirrodin Fact Sheet (WotC,英語)
- よ~いドン!(Making Magic 2018年12月10日) - セット開発の基本的な発想について
[編集] 参考
- カードリスト(Wisdom Guild)
- カード個別評価:ミラディン
- The Moons of Mirrodin (小説)
- カードセット一覧