青黒赤
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'''青黒赤'''(''Blue-Black-Red'')は、[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]における[[色の組み合わせ]]のうち、[[青]]と[[黒]]と[[赤]]の組み合わせのことである。略式表記'''UBR'''。 | '''青黒赤'''(''Blue-Black-Red'')は、[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]における[[色の組み合わせ]]のうち、[[青]]と[[黒]]と[[赤]]の組み合わせのことである。略式表記'''UBR'''。 | ||
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− | + | [[手札破壊]]、[[引く|ドロー]]、[[打ち消す|カウンター]]、[[除去]]を一通り揃えられる3[[色]]であり、青黒赤のデッキが組まれる際は大抵[[コントロールデッキ]]になる。[[青赤]]のデッキが[[黒]]の除去や手札破壊を足す場合や、[[青黒]]のデッキが軽い除去([[火力]])を求めて赤を足す場合などもある(→[[パイロトグ]]、[[青黒赤コントロール#戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック+カラデシュ・ブロック期|青黒赤コントロール]])。また、青がドロー、黒が[[サーチ]]と一時的[[マナ加速]]、赤が一時的マナ加速と[[燃え立つ願い/Burning Wish]]を擁することから、[[エターナル]]における[[コンボデッキ]]の中にはこの色の組み合わせになるものもある(→[[ANT]]など)。 | |
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+ | 比較的[[クリーチャー]]の性能に恵まれない3色であることから[[ビートダウンデッキ]]は長い間成立しにくかったが、[[基本セット2010]]以降は各色のクリーチャーの性能が向上している恩恵を受け、[[クロックパーミッション]]系のデッキが組まれることも多くなってきている。[[カードプール]]の広い[[モダン]]や[[エターナル]]では顕著であり、[[Delver-Go]]などは有力な[[デッキタイプ]]である。前述の[[コントロール (俗語)|コントロール]]要素を足して中間的な構成を取ることも珍しくない。 | ||
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+ | ただし、いずれの場合も[[エンチャント]]にほとんど干渉できない点は明確な弱点。場合によっては対処のためにさらに色を足すこともある。 | ||
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+ | *[[アラーラ/Alara]]の断片の1つ[[グリクシス/Grixis]]にちなんで'''グリクシスカラー'''とも呼ばれる。[[インベイジョン・ブロック]]期には同じ色の組み合わせを持つ[[粛清するものクローシス/Crosis, the Purger]]から'''クローシスカラー'''と呼ばれた。 | ||
+ | *[[背景世界/ストーリー用語|背景ストーリー]]で悪役として活躍する[[ニコル・ボーラス/Nicol Bolas (ストーリー)|ニコル・ボーラス/Nicol Bolas]]の色であるせいもあって、青黒赤の組み合わせのカードは他の3色の組み合わせのカードよりも登場回数が多い。 | ||
+ | *青黒赤の[[多色カード]]は[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]で初登場した。 | ||
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==参考== | ==参考== |
2024年1月3日 (水) 20:55時点における最新版
青黒赤(Blue-Black-Red)は、マジックにおける色の組み合わせのうち、青と黒と赤の組み合わせのことである。略式表記UBR。
伝説のクリーチャー — ドラゴン(Dragon)
飛行
粛清するものクローシスがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたは(2)(黒)を支払ってもよい。そうした場合、色を1色選ぶ。その後、そのプレイヤーは自分の手札を公開し、選ばれた色のカードをすべて捨てる。
伝説のプレインズウォーカー — ボーラス(Bolas)
[+3]:クリーチャーでないパーマネント1つを対象とし、それを破壊する。
[-2]:クリーチャー1体を対象とし、それのコントロールを得る。
[-9]:プレイヤー1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。プレインズウォーカー、ニコル・ボーラスはそれに7点のダメージを与える。そのプレイヤーかそのプレインズウォーカーのコントローラーはカードを7枚捨て、その後パーマネントを7つ生け贄に捧げる。
[編集] 概要
手札破壊、ドロー、カウンター、除去を一通り揃えられる3色であり、青黒赤のデッキが組まれる際は大抵コントロールデッキになる。青赤のデッキが黒の除去や手札破壊を足す場合や、青黒のデッキが軽い除去(火力)を求めて赤を足す場合などもある(→パイロトグ、青黒赤コントロール)。また、青がドロー、黒がサーチと一時的マナ加速、赤が一時的マナ加速と燃え立つ願い/Burning Wishを擁することから、エターナルにおけるコンボデッキの中にはこの色の組み合わせになるものもある(→ANTなど)。
比較的クリーチャーの性能に恵まれない3色であることからビートダウンデッキは長い間成立しにくかったが、基本セット2010以降は各色のクリーチャーの性能が向上している恩恵を受け、クロックパーミッション系のデッキが組まれることも多くなってきている。カードプールの広いモダンやエターナルでは顕著であり、Delver-Goなどは有力なデッキタイプである。前述のコントロール要素を足して中間的な構成を取ることも珍しくない。
ただし、いずれの場合もエンチャントにほとんど干渉できない点は明確な弱点。場合によっては対処のためにさらに色を足すこともある。
- アラーラ/Alaraの断片の1つグリクシス/Grixisにちなんでグリクシスカラーとも呼ばれる。インベイジョン・ブロック期には同じ色の組み合わせを持つ粛清するものクローシス/Crosis, the Purgerからクローシスカラーと呼ばれた。
- 背景ストーリーで悪役として活躍するニコル・ボーラス/Nicol Bolasの色であるせいもあって、青黒赤の組み合わせのカードは他の3色の組み合わせのカードよりも登場回数が多い。
- 青黒赤の多色カードはレジェンドで初登場した。
[編集] 代表的なデッキ
[編集] 参考
色 | |||||||||
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単色 | 白 - 青 - 黒 - 赤 - 緑 | ||||||||
多色 (金) |
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アン・ゲーム専用 | ピンク - 金 - 目の色 | ||||||||
色の関係 | 色の組み合わせ - 友好色 - 対抗色 - カラーパイ - 色の役割 | ||||||||
関連項目 | 無色 - 有色 - 単色カード - 多色カード - 色指標 - 固有色 - デッキカラー |