コン・トロール

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'''コン・トロール''' (''Con Troll'')は、[[ウルザ・ブロック]]期の[[スタンダード]]及び[[ウルザ・ブロック構築]]に存在した[[青緑コントロール]][[デッキ]]。製作者は[[Adrian Sullivan]]
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'''コン・トロール''' (''Con Troll'')は、その名の通り[[トロール]]を用いた[[青緑コントロール]][[デッキ]]。主に[[ウルザ・ブロック]]期と[[ミラディン・ブロック]]期の[[スタンダード]]及び[[ブロック構築]]に存在した。
  
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==概要==
 
{{#card:Albino Troll}}
 
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{{#card:Treetop Village}}
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[[トロール]]は勝負を決める[[フィニッシャー]]というよりも、[[再生]]を活かして[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]しつつ隙を見て[[攻撃]]し攻守共に活用するのがコンセプト。そのため、[[打ち消す|打ち消し]][[呪文]]などのために[[マナ]]を確保しつつ早めに[[唱える]]ため、[[サイズ]]はそこそこで[[マナ・コスト]]が[[軽い]]ものが使われる。
  
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==ミラディン・ブロック期==
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ベースは[[青単コントロール#ウルザ・ブロック期|青単コントロール]]だが、この[[デッキ]]の最大の特徴は[[アルビノ・トロール/Albino Troll]]を用いた点にある。アルビノ・トロールは[[エコー]]持ちながらも低[[コスト]]のため隙ができにくいために、[[打ち消す|打ち消し呪文]]などとの相性がいい。その上、3/3とそこそこの[[サイズ]]に加え[[再生]]持ちなので死ににくいため、攻守共に活躍できる。
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ミラディン・ブロック期は[[親和 (デッキ)#ミラディン・ブロック期|親和デッキ]][[トップメタ]]だったため、青単コントロールよりも[[]][[アーティファクト]][[破壊]]を取り入れた[[青緑コントロール#ミラディン・ブロック構築|青緑コントロール]]の方が人気であり、それに[[トロールの苦行者/Troll Ascetic]]を取り入れたものが登場した。
  
さらに、デッキに[[]]が加わったことで、[[コントロール (デッキ)|コントロール]]でよく用いられる[[ミシュラランド]][[フェアリーの集会場/Faerie Conclave]]ではなくより大きい[[樹上の村/Treetop Village]]になっている(もっとも、両方用いられることも多いが)。
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===サンプルリスト===
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*備考
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**[[グランプリリミニ04]] ベスト4([https://magic.wizards.com/en/events/coverage/gprim04 参考])
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**使用者:[[Luka Gasparac]]
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*フォーマット
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**[[ミラディン・ブロック構築]][[ミラディン]][[ダークスティール]]+[[フィフス・ドーン]]
  
デッキ名の由来は、もちろんコントロールと[[トロール]]をかけたものである。
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|3||[[トロールの苦行者/Troll Ascetic]]
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|4||[[真面目な身代わり/Solemn Simulacrum]]
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|4||[[残響する真実/Echoing Truth]]
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|3||[[太陽のしずく/Sun Droplet]]
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|2||[[映し身人形/Duplicant]]
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|3||[[テル=ジラードの正義/Tel-Jilad Justice]]
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*さらに、後の[[ミラディン・ブロック]]期にも同名のこれによく似たデッキが存在する。そちらで使われているトロールは[[トロールの苦行者/Troll Ascetic]]である。
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*[[Crystal Witness]][[トロールの苦行者/Troll Ascetic]]を取り入れたタイプ。
  
==サンプルレシピ==
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==ウルザ・ブロック期==
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製作者は[[Adrian Sullivan]]。
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[[青単コントロール/ブロック構築/ウルザ|青単コントロール]]をベースに[[アルビノ・トロール/Albino Troll]]を用いている。
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さらに、デッキに[[緑]]が加わったことで、[[コントロール (デッキ)|コントロール]]でよく用いられる[[ミシュラランド]]も[[フェアリーの集会場/Faerie Conclave]]ではなくより大きい[[樹上の村/Treetop Village]]になっている(もっとも、両方用いられることも多いが)。
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===サンプルリスト===
 
*備考
 
*備考
**[[グランプリメンフィス99]] ベスト8([http://www.wizards.com/sideboard/article.asp?x=GPMEM99/welcome 参照])
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**[[グランプリメンフィス99]] ベスト8([http://www.wizards.com/sideboard/article.asp?x=GPMEM99/welcome 参照])
**使用者:[[Adrian Sullivan]]
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**使用者:[[Adrian Sullivan]]
 
*[[フォーマット]]
 
*[[フォーマット]]
 
**[[ウルザ・ブロック構築]]([[ウルザズ・サーガ]]+[[ウルザズ・レガシー]]+[[ウルザズ・デスティニー]])
 
**[[ウルザ・ブロック構築]]([[ウルザズ・サーガ]]+[[ウルザズ・レガシー]]+[[ウルザズ・デスティニー]])
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|4||[[アルビノ・トロール/Albino Troll]]
 
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|2||[[パリンクロン/Palinchron]]
 
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|3||[[火薬樽/Powder Keg]]
 
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|3||[[無効/Annul]]
 
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|4||[[樹上の村/Treetop Village]]
 
|4||[[樹上の村/Treetop Village]]
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|2||[[フェアリーの集会場/Faerie Conclave]]
 
|2||[[フェアリーの集会場/Faerie Conclave]]
 
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|2||[[鎮圧/Quash]]
 
|2||[[鎮圧/Quash]]
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*[[青緑コントロール]]
 
*[[青緑コントロール]]
 
*[[デッキ集]]
 
*[[デッキ集]]
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[[Category:緑青デッキ]]
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[[Category:コントロールデッキ]]
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[[Category:緑青コントロールデッキ]]
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[[Category:ウルザ・ブロック構築デッキ]]
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[[Category:ミラディン・ブロック構築デッキ]]

2023年7月10日 (月) 17:42時点における最新版

コン・トロール (Con Troll)は、その名の通りトロールを用いた青緑コントロールデッキ。主にウルザ・ブロック期とミラディン・ブロック期のスタンダード及びブロック構築に存在した。

目次

[編集] 概要


Albino Troll / アルビノ・トロール (1)(緑)
クリーチャー — トロール(Troll)

エコー(1)(緑)(あなたのアップキープの開始時に、これが直前のあなたのアップキープの開始時よりも後にあなたのコントロール下になっていた場合、そのエコー・コストを支払わないかぎりそれを生け贄に捧げる。)
(1)(緑):アルビノ・トロールを再生する。

3/3


Troll Ascetic / トロールの苦行者 (1)(緑)(緑)
クリーチャー — トロール(Troll) シャーマン(Shaman)

呪禁(このクリーチャーは、あなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象にならない。)
(1)(緑):トロールの苦行者を再生する。(このターン、次にこのクリーチャーが破壊される場合、それは破壊されない。代わりに、それをタップし、それに与えられているダメージをすべて取り除き、戦闘から取り除く。)

3/2

トロールは勝負を決めるフィニッシャーというよりも、再生を活かしてブロックしつつ隙を見て攻撃し攻守共に活用するのがコンセプト。そのため、打ち消し呪文などのためにマナを確保しつつ早めに唱えるため、サイズはそこそこでマナ・コスト軽いものが使われる。

[編集] ミラディン・ブロック期


Troll Ascetic / トロールの苦行者 (1)(緑)(緑)
クリーチャー — トロール(Troll) シャーマン(Shaman)

呪禁(このクリーチャーは、あなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象にならない。)
(1)(緑):トロールの苦行者を再生する。(このターン、次にこのクリーチャーが破壊される場合、それは破壊されない。代わりに、それをタップし、それに与えられているダメージをすべて取り除き、戦闘から取り除く。)

3/2


Condescend / 卑下 (X)(青)
インスタント

呪文1つを対象とし、それをそれのコントローラーが(X)を支払わないかぎり、打ち消す。占術2を行う。(あなたのライブラリーの一番上から2枚のカードを見て、そのうちの望む枚数のカードを望む順番であなたのライブラリーの一番下に置き、残りを望む順番で一番上に置く。)



Oxidize / 酸化 (緑)
インスタント

アーティファクト1つを対象とし、それを破壊する。それは再生できない。


ミラディン・ブロック期は親和デッキトップメタだったため、青単コントロールよりもアーティファクト破壊を取り入れた青緑コントロールの方が人気であり、それにトロールの苦行者/Troll Asceticを取り入れたものが登場した。

[編集] サンプルリスト

メインデッキ (60)
クリーチャー (15)
3 トロールの苦行者/Troll Ascetic
4 真面目な身代わり/Solemn Simulacrum
4 ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman
4 永遠の証人/Eternal Witness
呪文 (22)
4 血清の幻視/Serum Visions
2 粗野な覚醒/Rude Awakening
3 酸化/Oxidize
3 最後の言葉/Last Word
4 残響する真実/Echoing Truth
4 卑下/Condescend
2 水晶の破片/Crystal Shard
土地 (23)
12 島/Island
11 森/Forest
サイドボード
4 機械の行進/March of the Machines
3 難題/Vex
3 太陽のしずく/Sun Droplet
2 映し身人形/Duplicant
3 テル=ジラードの正義/Tel-Jilad Justice

[編集] ウルザ・ブロック期


Albino Troll / アルビノ・トロール (1)(緑)
クリーチャー — トロール(Troll)

エコー(1)(緑)(あなたのアップキープの開始時に、これが直前のあなたのアップキープの開始時よりも後にあなたのコントロール下になっていた場合、そのエコー・コストを支払わないかぎりそれを生け贄に捧げる。)
(1)(緑):アルビノ・トロールを再生する。

3/3


Treetop Village / 樹上の村
土地

樹上の村はタップ状態で戦場に出る。
(T):(緑)を加える。
(1)(緑):ターン終了時まで、樹上の村はトランプルを持つ緑の3/3の類人猿(Ape)クリーチャーになる。それは土地でもある。(それは余剰の戦闘ダメージをこれが攻撃しているプレイヤーかプレインズウォーカーに与えることができる。)



Counterspell / 対抗呪文 (青)(青)
インスタント

呪文1つを対象とし、それを打ち消す。


製作者はAdrian Sullivan

青単コントロールをベースにアルビノ・トロール/Albino Trollを用いている。

さらに、デッキにが加わったことで、コントロールでよく用いられるミシュラランドフェアリーの集会場/Faerie Conclaveではなくより大きい樹上の村/Treetop Villageになっている(もっとも、両方用いられることも多いが)。

[編集] サンプルリスト

メインデッキ (60)
クリーチャー (12)
4 アルビノ・トロール/Albino Troll
4 ヤヴィマヤの古老/Yavimaya Elder
2 アクリディアン虫/Acridian
2 パリンクロン/Palinchron
呪文 (23)
3 火薬樽/Powder Keg
3 天才のひらめき/Stroke of Genius
2 静穏/Hush
3 撤回/Rescind
1 誤算/Miscalculation
2 魔力消沈/Power Sink
3 巻き直し/Rewind
3 不実/Treachery
3 無効/Annul
土地 (25)
4 樹上の村/Treetop Village
9 島/Island
10 森/Forest
2 フェアリーの集会場/Faerie Conclave
サイドボード
2 鎮圧/Quash
1 不実/Treachery
2 再建/Rebuild
3 秘儀の研究室/Arcane Laboratory
2 転換/Turnabout
1 巻き直し/Rewind
1 無効/Annul
1 アクリディアン虫/Acridian
1 うなる類人猿/Simian Grunts
1 火薬樽/Powder Keg

[編集] 参考

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