Mox Lotus

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[[アンヒンジド]]らしいぶっ壊れた[[マナ・アーティファクト]]。
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[[アンヒンジド]]らしい型破りな性能を誇る、ぶっ[[壊れ]][[マナ・アーティファクト]]。
  
15[[マナ]]と異様な[[重い|重さ]]だが、それさえも霞む[[無限マナ]]を生み出す[[起動型能力]]を持つ。本来、[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]のルールに「[[無限]]」というものは存在しないのだが、この[[カード]]は例外。
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15[[マナ]]と異様な[[重い|重さ]]だが、それさえも霞む[[無限マナ]]を生み出す[[起動型能力]]を持つ。本来、[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]のルールに「[[無限]]」というものは存在しないのだが、この[[カード]]は例外。さらにそれを[[色マナ]]に変換することができる。したがって、マナ以外の[[追加コスト]]が無いカードは何でも[[唱える]]ことができるし、[[起動コスト]]にマナしか必要としない起動型能力も何度でも[[起動]]できる。ただし、[[湧出/Upwelling]]などが出ていない限りは[[フェイズ]]や[[ステップ]]の終了時に[[マナ・プール]]は空になることには注意。
  
さらに、いくらでも[[無色マナ]]が出るのに加えてそれを[[色マナ]]に変換することができる。ゆえに、このカードの能力は「(T):あなたはいくらマナを使ってもマナがなくならない状態になる」という能力だと考えてほぼ問題は無い。
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*[[基本セット2010]]発売に伴うルール変更での[[マナ・バーン]]廃止により、このカードに印刷されている「あなたはマナ・バーンによりライフを失わない。」という[[能力]]は意味を持たなくなったが、その際に[[オラクル]]の更新が行われなかったため、長らくこの能力はそのままだった。その後[[Unstable]]発売に伴いようやくオラクル修正が行われたことで、この能力は削除された。
 
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**マナ・バーンのルールがあった頃は、無限マナを出した後にそれを消費する手段がないままこれを[[破壊]]されると、マナ・バーンで敗北してしまう心配(?)もあったが、現在ではその心配もない。
当然ながら、いかなるカードでも(マナ以外の追加コストが無いならば)[[唱える]]ことができる。この効果だけを取りだしてさらに弱体化させると[[全知/Omniscience]]に見えなくはない。
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*かつては、[[アン・ゲーム]]といえども[[X]][[呪文]]を唱えるときなどに[[数]]の指定に∞は使えず、有限数を指定する必要があったが、[[Unstable]]発売に際し[[Mark Rosewater]]に寄せられた[[古きバズバーク/Ol' Buzzbark]]に関する質問の回答を見るに、現在は可能であるようだ。[[古きバズバーク/Ol' Buzzbark]]の項も参照。
 
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*100マナを好きな色の1マナに変換する2番目の能力は、カード単体としてはマジック史上最悪効率の[[マナフィルター]]であろう。タップ状態でもこの能力は使えるため、1番目の能力で生み出した無色の無限マナは、この能力で好きな色に変換できる。
*[[基本セット2010]]発売に伴うルール変更での[[マナ・バーン]]の廃止により、3番目の能力は意味を持たなくなった。
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**マナ・バーンのルールがあった頃は、無限マナを出した後にそれを消費する手段がないままこれを[[破壊]]されると、マナ・バーンで一生分のライフを削り取られてしまう心配(?)もあったが、現在ではその心配もない。
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***一般のカードなら[[オラクル]]修正でこの1文は消えるだろうが、銀枠はオラクル修正が出されないため、この1文が消えることはないだろう。
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*1つ目の能力を[[起動]]すると[[マナ・プール]]に無限の無色マナが加わる。一見、2つ目の能力でマナを「束ねて」いくことで呪文の使用に適切なマナが手に入るように見えるが、実際には無色マナの量は「減らない」。無限から有限を引いても無限だからである。
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**Xに∞を入れることはできない。有限整数を指定する必要があるからだ(ただし、銀枠の世界では1/2をも概念に入れられるようだ)。
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**[[Wikipedia:ja:ヒルベルトの無限ホテルのパラドックス]]により無限大の好きな色のマナに変換できそうに見えるが、マジックでは無限回の能力の起動は認められないため有限整数を指定する必要がある。
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*100マナを好きな色の1マナに変換する2番目の能力は、カード単体としてはマジック史上最悪効率の[[マナフィルター]]であろう。すでにタップしているために1番目の能力が使えない状態でも、別の無限マナ発生方法があれば、これを使ってその無限マナを好きな色に変換できる。
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**50マナで好きな色の1/2マナを生み出すことはできない。
 
**50マナで好きな色の1/2マナを生み出すことはできない。
*たとえ無限マナでも[[湧出/Upwelling]]などが出ていない限りは[[フェイズ]]や[[ステップ]]の終了時に[[マナ・プール]]は空になる。
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*歴代の大量マナを使う[[コンボデッキ]]のほぼ全ての[[コンボパーツ]]となる。
*歴代の大量[[マナ]]を使う[[コンボデッキ]]のほぼ全ての[[コンボパーツ]]となる。
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**とりあえず[[修繕/Tinker]]からでも[[戦場に出す|戦場に出して]][[Johnny, Combo Player]]でも使えば何でも揃えることができる。
**とりあえず[[修繕/Tinker]]からでも[[戦場に出す|戦場に出し]]て、[[Johnny, Combo Player]]でも使えば何でも揃えることができる。
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**アンヒンジドらしく[[Gleemax]]を[[素出し]]するのも面白いだろう。
 
**アンヒンジドらしく[[Gleemax]]を[[素出し]]するのも面白いだろう。
*[[プレミアム・カード]]版は[[文章欄]]に透かし状で「∞」のマークが描かれている。([http://magiccards.info/uhaa/en/124.html プレミアム・カード画像])
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*後世に、同等にぶっ壊れたカード・[[全知/Omniscience]]が登場してしまった。[[トリプルシンボル]]ではあるもののMox Lotusよりも[[軽い]]。
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**Mox Lotusの全知に対する利点としては、マナを実際に発生させるので呪文以外のコストにも充当できること、[[キッカー]]などの追加コストを支払えることが挙げられる。
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**不利な点としては、フェイズやステップをまたぐとマナ・プールが空になってしまうこと、[[マナ・コストの無いカード]]は唱えられないことが挙げられる。
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*{{Gatherer|id=74323|イラスト}}は、[[ブラック・ロータス/Black Lotus]]と[[Mox]]を合わせたような宝石で美しい。
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**ド肝を抜く性能とイラストのおかげで、やたら高値で取り引きされている。
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**[[プレミアム・カード]]版は[[文章欄]]に[[透かし]]状で「∞」のマークが描かれている。([http://magiccards.info/uhaa/en/124.html プレミアム・カード画像])
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*期間限定で[[アン・カード]]も使用できる[[統率者戦]]では[[禁止カード]]に指定された。
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==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:アンヒンジド]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:アンヒンジド]] - [[レア]]

2024年1月14日 (日) 21:40時点における最新版


Mox Lotus (15)
アーティファクト

(T):(∞)を加える。
(100):好きな色1色のマナ1点を加える。


アンヒンジドらしい型破りな性能を誇る、ぶっ壊れマナ・アーティファクト

15マナと異様な重さだが、それさえも霞む無限マナを生み出す起動型能力を持つ。本来、マジックのルールに「無限」というものは存在しないのだが、このカードは例外。さらにそれを色マナに変換することができる。したがって、マナ以外の追加コストが無いカードは何でも唱えることができるし、起動コストにマナしか必要としない起動型能力も何度でも起動できる。ただし、湧出/Upwellingなどが出ていない限りはフェイズステップの終了時にマナ・プールは空になることには注意。

  • 基本セット2010発売に伴うルール変更でのマナ・バーン廃止により、このカードに印刷されている「あなたはマナ・バーンによりライフを失わない。」という能力は意味を持たなくなったが、その際にオラクルの更新が行われなかったため、長らくこの能力はそのままだった。その後Unstable発売に伴いようやくオラクル修正が行われたことで、この能力は削除された。
    • マナ・バーンのルールがあった頃は、無限マナを出した後にそれを消費する手段がないままこれを破壊されると、マナ・バーンで敗北してしまう心配(?)もあったが、現在ではその心配もない。
  • かつては、アン・ゲームといえどもX呪文を唱えるときなどにの指定に∞は使えず、有限数を指定する必要があったが、Unstable発売に際しMark Rosewaterに寄せられた古きバズバーク/Ol' Buzzbarkに関する質問の回答を見るに、現在は可能であるようだ。古きバズバーク/Ol' Buzzbarkの項も参照。
  • 100マナを好きな色の1マナに変換する2番目の能力は、カード単体としてはマジック史上最悪効率のマナフィルターであろう。タップ状態でもこの能力は使えるため、1番目の能力で生み出した無色の無限マナは、この能力で好きな色に変換できる。
    • 50マナで好きな色の1/2マナを生み出すことはできない。
  • 歴代の大量マナを使うコンボデッキのほぼ全てのコンボパーツとなる。
  • 後世に、同等にぶっ壊れたカード・全知/Omniscienceが登場してしまった。トリプルシンボルではあるもののMox Lotusよりも軽い
    • Mox Lotusの全知に対する利点としては、マナを実際に発生させるので呪文以外のコストにも充当できること、キッカーなどの追加コストを支払えることが挙げられる。
    • 不利な点としては、フェイズやステップをまたぐとマナ・プールが空になってしまうこと、マナ・コストの無いカードは唱えられないことが挙げられる。
  • イラストは、ブラック・ロータス/Black LotusMoxを合わせたような宝石で美しい。
  • 期間限定でアン・カードも使用できる統率者戦では禁止カードに指定された。

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