シルヴォクののけ者、メリーラ/Melira, Sylvok Outcast

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主な役割の一つは感染対策。感染クリーチャーは[[パワー]]が控えめに抑えられる傾向があるので、通常の[[ダメージ]]を[[与える]]ようにすることで実質的な弱体化に繋がる。残り2つの[[能力]]は感染クリーチャーに対しては結果的に何も影響しなくなるものの、[[伝染病の留め金/Contagion Clasp]]などの-1/-1カウンターを用いた[[除去]]や、[[ピスタスの一撃/Pistus Strike]]などの直接毒カウンターを与える[[呪文]]に対しては効果的。
  
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また、「味方に-1/-1カウンター/毒カウンターを置いてしまうリスク」を無効化できる、という見方をすれば、[[黒の太陽の頂点/Black Sun's Zenith]]で対戦相手のクリーチャーだけを一方的に虐殺したり、[[ファイレクシアの槽母/Phyrexian Vatmother]]や[[胆液の鼠/Ichor Rats]]により毒カウンターを得るリスクを無効化したり、[[ファイレクシアのハイドラ/Phyrexian Hydra]]の[[サイズ]]縮小も回避したりできる。それでいてあなたがコントロールする感染クリーチャーに全くデメリットを与えないので、[[感染 (デッキ)|感染デッキ]]側が[[お守り]]的に[[デッキ]]に忍ばせておく可能性も考えられる。[[基本セット2014]]の[[レジェンド・ルール]]改定より前は、対戦相手が使ってくるメリーラを[[対消滅]]させる効果も期待できた。
  
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若干用途が限られたクリーチャーではあるが、とりあえずは2[[マナ]]2/2と[[熊 (俗称)|熊]]相当であるため、完全に[[腐る]]ことはない。とはいえ能力が機能しない場合には[[伝説の|伝説]]なうえに[[バニラ]]な熊に過ぎないため、やはり能力が活かせる状況でこそ使いたい。幸いにして同ブロックには[[緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenith]]というおあつらえ向きの[[サーチカード]]があるので、1枚[[挿す|挿し]]でも充分仕事が期待できる。
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==ルール==
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*メリーラが[[戦場に出る]]以前から置かれていた毒カウンターや-1/-1カウンターは取り除かれない。
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*-1/-1カウンターを置かれた状態で戦場に出るクリーチャーがあなたのコントロール下で戦場に出る場合、それが[[置かれる]]ことなく戦場に出る。
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**例えば、[[刻まれた大怪物/Etched Monstrosity]]は[[無色]]5マナの10/10クリーチャーとして戦場に出る。ただし、その[[起動型能力]]は[[起動]]できなくなる。
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*[[萎縮]]は失わせないため、萎縮を持つクリーチャーがあなたのコントロールするクリーチャーにダメージを与えても何も起こらなくなる。
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==その他==
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*[[シャドウムーア・ブロック]]の[[頑強]]との相性がよく、両者を[[戦場]]に置くだけでお手軽に[[無限頑強]][[コンボ]]が成立。[[モダン]][[環境]]で一大勢力を築いている。
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**頑強とは逆に、[[傷鱗の儀式/Scarscale Ritual]]との相性は最悪。[[追加コスト]]を[[支払う|支払え]]なくなるので通常の手段では[[唱える|唱え]]られない。
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*[[ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife]]とともにコントロールしていると、ダメージでは死ななくなる。
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*ストーリーでは[[ミラディン/Mirrodin]]の希望の光であり、実際ファイレクシア対策となる能力としてデザインされているが、同時にファイレクシア陣営のカードとも多くの[[シナジー]]を形成している。ストーリーとは違った形ではあるが、皮肉な運命を抱えたクリーチャーである。
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*特にシナジーを形成しているわけでもないにもかかわらず、[[イベントデッキ]]の[[内からの腐敗/Rot from Within]]に組み込まれている。ミラディンの希望であるはずの彼女が何故ファイレクシア色の強い[[構築済みデッキ]]に採用されているのだろうか?
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==関連カード==
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{{同一の存在を表すカード/メリーラ}}
  
 
==ストーリー==
 
==ストーリー==
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==参考==
 
==参考==
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*[http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/activity/710 壁紙]([[Daily MTG]]、10段目)
 
*[[カード個別評価:新たなるファイレクシア]] / ミラディン陣営 - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:新たなるファイレクシア]] / ミラディン陣営 - [[レア]]
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2023年1月30日 (月) 18:54時点における最新版


Melira, Sylvok Outcast / シルヴォクののけ者、メリーラ (1)(緑)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) スカウト(Scout)

あなたは毒(poison)カウンターを得られない。
あなたがコントロールするクリーチャーは、その上に-1/-1カウンターを置くことができない。
あなたの対戦相手がコントロールするクリーチャーは感染を失う。

2/2

ファイレクシア/Phyrexia陣営のシステムを三重に無力化する伝説のクリーチャーあなたやあなたがコントロールするクリーチャー毒カウンター-1/-1カウンターを得られなくなる他、対戦相手感染持ちクリーチャーから感染を失わせる

[編集] 利用

主な役割の一つは感染対策。感染クリーチャーはパワーが控えめに抑えられる傾向があるので、通常のダメージ与えるようにすることで実質的な弱体化に繋がる。残り2つの能力は感染クリーチャーに対しては結果的に何も影響しなくなるものの、伝染病の留め金/Contagion Claspなどの-1/-1カウンターを用いた除去や、ピスタスの一撃/Pistus Strikeなどの直接毒カウンターを与える呪文に対しては効果的。

また、「味方に-1/-1カウンター/毒カウンターを置いてしまうリスク」を無効化できる、という見方をすれば、黒の太陽の頂点/Black Sun's Zenithで対戦相手のクリーチャーだけを一方的に虐殺したり、ファイレクシアの槽母/Phyrexian Vatmother胆液の鼠/Ichor Ratsにより毒カウンターを得るリスクを無効化したり、ファイレクシアのハイドラ/Phyrexian Hydraサイズ縮小も回避したりできる。それでいてあなたがコントロールする感染クリーチャーに全くデメリットを与えないので、感染デッキ側がお守り的にデッキに忍ばせておく可能性も考えられる。基本セット2014レジェンド・ルール改定より前は、対戦相手が使ってくるメリーラを対消滅させる効果も期待できた。

若干用途が限られたクリーチャーではあるが、とりあえずは2マナ2/2と相当であるため、完全に腐ることはない。とはいえ能力が機能しない場合には伝説なうえにバニラな熊に過ぎないため、やはり能力が活かせる状況でこそ使いたい。幸いにして同ブロックには緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenithというおあつらえ向きのサーチカードがあるので、1枚挿しでも充分仕事が期待できる。

[編集] ルール

  • メリーラが戦場に出る以前から置かれていた毒カウンターや-1/-1カウンターは取り除かれない。
  • -1/-1カウンターを置かれた状態で戦場に出るクリーチャーがあなたのコントロール下で戦場に出る場合、それが置かれることなく戦場に出る。
  • 萎縮は失わせないため、萎縮を持つクリーチャーがあなたのコントロールするクリーチャーにダメージを与えても何も起こらなくなる。

[編集] その他

[編集] 関連カード

[編集] ストーリー

詳細はメリーラ/Meliraを参照。

[編集] 参考

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