魅せられた花婿、エドガー/Edgar, Charmed Groom
提供:MTG Wiki
(「ダブ付く」は誤字(だぶつく) その他表記揺れ、重複など) |
|||
3行: | 3行: | ||
[[吸血鬼/Vampire#種の発祥と存続|マルコフ/Markov]]家の当主にして始祖である[[エドガー・マルコフ/Edgar Markov (ストーリー)|エドガー・マルコフ/Edgar Markov]]が[[変身する両面カード]]として二度目の[[カード]]化。 | [[吸血鬼/Vampire#種の発祥と存続|マルコフ/Markov]]家の当主にして始祖である[[エドガー・マルコフ/Edgar Markov (ストーリー)|エドガー・マルコフ/Edgar Markov]]が[[変身する両面カード]]として二度目の[[カード]]化。 | ||
− | [[第1面]]は[[ロード (俗称)|ロード]][[能力]]と、[[死亡]]時に「棺」に[[変身]]して[[ | + | [[第1面]]は[[ロード (俗称)|ロード]][[能力]]と、[[死亡]]時に「棺」に[[変身]]して[[戦場に戻す|戦場に戻る]][[伝説の]][[吸血鬼]]・[[貴族]]。本体は4[[マナ]]4/4と悪くないスペック。[[常在型能力]]の[[全体強化]]であるため即座に[[戦場]]に影響を与えることができる。 |
[[第2面]]は[[絆魂]]を持つ[[吸血鬼]][[トークン]]を継続的に[[生成]]できるようになる。トークンの[[サイズ]]は1/1と最低限だが、数[[ターン]]後のエドガーの帰還時には2/2絆魂と馬鹿にできない戦力になる。再変身までは通常3ターンといささか悠長だが、その間も戦場に影響を与え続け、かつ再変身後はロード能力をただちに発揮できるため、継戦能力は極めて高い。 | [[第2面]]は[[絆魂]]を持つ[[吸血鬼]][[トークン]]を継続的に[[生成]]できるようになる。トークンの[[サイズ]]は1/1と最低限だが、数[[ターン]]後のエドガーの帰還時には2/2絆魂と馬鹿にできない戦力になる。再変身までは通常3ターンといささか悠長だが、その間も戦場に影響を与え続け、かつ再変身後はロード能力をただちに発揮できるため、継戦能力は極めて高い。 | ||
− | + | [[クリーチャー]][[デッキ]]の天敵である[[全体除去]]・[[単体除去]]に非常に強いのが特徴で、第1面の状態で[[除去]]されても変身して蘇り、[[ボード・アドバンテージ]]をじわじわ稼いだうえで再び変身するため、相手にすると非常にいやらしい。対処しようにも[[追放]]除去を持たない場合はクリーチャーとして除去、アーティファクトとして除去という2ステップを踏むことになり、[[テンポ・アドバンテージ]]や[[ハンド・アドバンテージ]]で水をあけられてしまう。デッキによっては全体除去からこれ1枚で巻き返されてしまう可能性もある。 | |
− | + | 全体強化としては4マナとやや[[重い]]部類に入り、伝説ゆえに複数[[展開]]できないため爆発力に欠ける。だが[[手札]]でだぶついても[[レジェンド・ルール]]を利用して即座に片方を「棺」に変えられる、吸血鬼を自身で生成できるなどロードとして自己完結している。そのため必ずしも[[吸血鬼 (デッキ)|吸血鬼デッキ]]でなくとも単体運用できるのも強み。 | |
+ | |||
+ | 登場時の[[スタンダード]]においては[[白青黒ビートダウン|エスパーミッドレンジ]]、[[白黒ビートダウン|オルゾフミッドレンジ]]で採用されている。 | ||
*第1面・第2面ともに[[伝説の]][[パーマネント]]であるが名前が別物であるため、両方が同一の[[コントローラー]]の下で戦場に存在してもレジェンド・ルールは適用されない。もちろん、どちらかが変身して同名パーマネントが2つ戦場に存在する事態となった時には、レジェンド・ルールにより1つを選び残りを[[墓地に置く]]ことになる。 | *第1面・第2面ともに[[伝説の]][[パーマネント]]であるが名前が別物であるため、両方が同一の[[コントローラー]]の下で戦場に存在してもレジェンド・ルールは適用されない。もちろん、どちらかが変身して同名パーマネントが2つ戦場に存在する事態となった時には、レジェンド・ルールにより1つを選び残りを[[墓地に置く]]ことになる。 | ||
*'''血統'''/''bloodline''[[カウンター (目印)|カウンター]]という独自のカウンターを用いる。 | *'''血統'''/''bloodline''[[カウンター (目印)|カウンター]]という独自のカウンターを用いる。 | ||
− | ** | + | **[[イニストラード:真紅の契り#事前情報|イニストラード:真紅の契り事前情報]]で提示されていた「使用されるカウンター:血統(bloodline)」に該当する[[カード]]。 |
*日本語版の[[フレイバー・テキスト]]には[[誤植]]があり、「忘れてしまった」とすべきところが「忘れたしまった」となっている。 | *日本語版の[[フレイバー・テキスト]]には[[誤植]]があり、「忘れてしまった」とすべきところが「忘れたしまった」となっている。 | ||
+ | *[[イニストラード:真紅の契り]]に収録された変身する両面カードのうち、[[日暮]]/[[夜明]]なしで自力で第1面に戻れる唯一のカード。前編の[[イニストラード:真夜中の狩り]]には[[不思議な秘本/Mysterious Tome]]と[[戯れ児の縫い師/Poppet Stitcher]]があった。 | ||
==関連カード== | ==関連カード== |
2021年12月3日 (金) 18:50時点における版
伝説のクリーチャー — 吸血鬼(Vampire) 貴族(Noble)
あなたがコントロールしていてこれでないすべての吸血鬼(Vampire)は+1/+1の修整を受ける。
魅せられた花婿、エドガーが死亡したとき、これをオーナーのコントロール下で変身させた状態で戦場に戻す。
Edgar Markov's Coffin / エドガー・マルコフの棺
〔白/黒〕 伝説のアーティファクト
あなたのアップキープの開始時に、絆魂を持つ白黒の1/1の吸血鬼(Vampire)クリーチャー・トークン1体を生成し、エドガー・マルコフの棺の上に血統(bloodline)カウンター1個を置く。その後、これの上に3個以上の血統カウンターがあるなら、それらのすべてのカウンターを取り除きこれを変身させる。
マルコフ/Markov家の当主にして始祖であるエドガー・マルコフ/Edgar Markovが変身する両面カードとして二度目のカード化。
第1面はロード能力と、死亡時に「棺」に変身して戦場に戻る伝説の吸血鬼・貴族。本体は4マナ4/4と悪くないスペック。常在型能力の全体強化であるため即座に戦場に影響を与えることができる。
第2面は絆魂を持つ吸血鬼トークンを継続的に生成できるようになる。トークンのサイズは1/1と最低限だが、数ターン後のエドガーの帰還時には2/2絆魂と馬鹿にできない戦力になる。再変身までは通常3ターンといささか悠長だが、その間も戦場に影響を与え続け、かつ再変身後はロード能力をただちに発揮できるため、継戦能力は極めて高い。
クリーチャーデッキの天敵である全体除去・単体除去に非常に強いのが特徴で、第1面の状態で除去されても変身して蘇り、ボード・アドバンテージをじわじわ稼いだうえで再び変身するため、相手にすると非常にいやらしい。対処しようにも追放除去を持たない場合はクリーチャーとして除去、アーティファクトとして除去という2ステップを踏むことになり、テンポ・アドバンテージやハンド・アドバンテージで水をあけられてしまう。デッキによっては全体除去からこれ1枚で巻き返されてしまう可能性もある。
全体強化としては4マナとやや重い部類に入り、伝説ゆえに複数展開できないため爆発力に欠ける。だが手札でだぶついてもレジェンド・ルールを利用して即座に片方を「棺」に変えられる、吸血鬼を自身で生成できるなどロードとして自己完結している。そのため必ずしも吸血鬼デッキでなくとも単体運用できるのも強み。
登場時のスタンダードにおいてはエスパーミッドレンジ、オルゾフミッドレンジで採用されている。
- 第1面・第2面ともに伝説のパーマネントであるが名前が別物であるため、両方が同一のコントローラーの下で戦場に存在してもレジェンド・ルールは適用されない。もちろん、どちらかが変身して同名パーマネントが2つ戦場に存在する事態となった時には、レジェンド・ルールにより1つを選び残りを墓地に置くことになる。
- 血統/bloodlineカウンターという独自のカウンターを用いる。
- イニストラード:真紅の契り事前情報で提示されていた「使用されるカウンター:血統(bloodline)」に該当するカード。
- 日本語版のフレイバー・テキストには誤植があり、「忘れてしまった」とすべきところが「忘れたしまった」となっている。
- イニストラード:真紅の契りに収録された変身する両面カードのうち、日暮/夜明なしで自力で第1面に戻れる唯一のカード。前編のイニストラード:真夜中の狩りには不思議な秘本/Mysterious Tomeと戯れ児の縫い師/Poppet Stitcherがあった。
関連カード
- エドガー・マルコフ/Edgar Markov
- 魅せられた花婿、エドガー/Edgar, Charmed Groom
サイクル
イニストラード:真紅の契りのレアの2色の伝説のクリーチャーサイクル。
- 復讐に燃えた犠牲者、ドロテア/Dorothea, Vengeful Victim - ドロテアの報復/Dorothea's Retribution(白青)
- 魅せられた花婿、エドガー/Edgar, Charmed Groom - エドガー・マルコフの棺/Edgar Markov's Coffin(白黒)
- 流城のルノ/Runo Stromkirk - 深遠の王、クロサス/Krothuss, Lord of the Deep(青黒)
- 苛まれし預言者、エルス/Eruth, Tormented Prophet(青赤)
- 面汚しの乙女、エインジー/Anje, Maid of Dishonor(黒赤)
- ラトスタイン翁/Old Rutstein(黒緑)
- 結ばれた者、ハラナとアレイナ/Halana and Alena, Partners(赤緑)
- 血に呪われた者、オドリック/Odric, Blood-Cursed(赤白)
- 天使の拳、トーレンズ/Torens, Fist of the Angels(緑白)
- 雑食するもの、グロルナク/Grolnok, the Omnivore(緑青)
ストーリー
世界に飽き、棺の中で長い眠りに就いていたエドガー・マルコフ/Edgar Markov。オリヴィア・ヴォルダーレン/Olivia Voldarenの血を飲まされて精神を乗っ取られ、彼女の結婚相手に仕立て上げられてしまう。
詳細はエドガー・マルコフ/Edgar Markov (ストーリー)を参照。