ハンマータイム

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'''ハンマータイム'''(''Hammer Time'')は、[[巨像の鎚/Colossus Hammer]]と[[シガルダの助け/Sigarda's Aid]]を[[キーカード]]とする[[コンボ]]・[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウンデッキ]]。2種のキーカードの名称から'''シガルダハンマー'''と呼称されることも多い。
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'''ハンマータイム'''(''Hammer Time'')は、[[巨像の鎚/Colossus Hammer]]と[[シガルダの助け/Sigarda's Aid]]を[[キーカード]]とする[[コンボ]]・[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウンデッキ]]。[[基本セット2020]]参入後の[[モダン]]環境と[[パイオニア]]環境に存在する。2種のキーカードの名称から'''シガルダハンマー'''と呼称されることも多い。
  
 
==概要==
 
==概要==
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{{#card:Kor Duelist}}
 
{{#card:Kor Duelist}}
  
ゲーム開始直後(最速で1ターン目)から[[二段攻撃]][[感染]][[回避能力]]持ちのクリーチャーを戦場に出し、次ターン以降に[[シガルダの助け/Sigarda's Aid]]にて装備コストを踏み倒して[[巨像の鎚/Colossus Hammer]][[装備]]させ攻撃。超高速の[[ビートダウン]]を狙う豪快なコンボデッキ。
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ゲーム開始直後(最速で1[[ターン]]目)に[[二段攻撃]][[感染]]、[[飛行]]以外の[[回避能力]]を持つ[[クリーチャー]]を[[戦場に出す|戦場に出し]]、次ターン以降に[[シガルダの助け/Sigarda's Aid]][[巨像の鎚/Colossus Hammer]]と続けて巨像の鎚の莫大な[[装備]][[コスト]]を踏み倒して装備させるという超高速の[[ビートダウン]]を狙う豪快なコンボデッキ。上記の流れを最速で実現できれば2ターンキルも可能。
  
[[基本セット2020]]の[[スポイラー]]にて巨像の鎚が公開された当初からこのコンボは各所で提唱されていたが、トーナメントレベルには達しない奇抜な[[ファンデッキ]]との見方が強かった。しかし、[[日本選手権19]]のサイドイベントである日本モダン選手権2019にてベスト8入りを果たすというまさかの活躍を見せた。
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[[基本セット2020]]の[[スポイラーリスト]]で巨像の鎚が公開された当初からこのコンボは考案されていたが、[[トーナメント]]レベルには達しない奇抜な[[ファンデッキ]]との見方が強かった。しかし、[[日本選手権19]]のサイドイベントである日本モダン選手権2019にてベスト8入りを果たすというまさかの活躍を見せたことから話題を呼んだ。
  
 
「Hammer Time」というデッキ名は主に[[MTGGoldfish]]等の情報サイトで掲載されているもの。由来はアメリカのミュージシャン「MC Hammer」のライヴにおける決め台詞「It's Hammer Time!」からだろうか。
 
「Hammer Time」というデッキ名は主に[[MTGGoldfish]]等の情報サイトで掲載されているもの。由来はアメリカのミュージシャン「MC Hammer」のライヴにおける決め台詞「It's Hammer Time!」からだろうか。
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==パイオニア==
 
==パイオニア==
2019年10月より始動した[[パイオニア]]のカードプールにおいても[[巨像の鎚/Colossus Hammer]]と[[シガルダの助け/Sigarda's Aid]]が使用可能なため、このデッキが試されている模様。
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2019年10月に制定された[[パイオニア]]においても[[巨像の鎚/Colossus Hammer]]と[[シガルダの助け/Sigarda's Aid]]が使用可能なため、このデッキが試されている。
* [[石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic]]の存在しない[[フォーマット]]だが、[[マナコスト]]が同じ[[武器庫の開放/Open the Armory]]で巨像の鎚を[[ライブラリー]]から[[サーチ]]できる。1マナ[[追放]][[除去]]の[[岩への繋ぎ止め/Chained to the Rocks]]がサーチできる点では石鍛冶の神秘家よりも優秀といえる。
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* [[石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic]]の存在しない[[フォーマット]]だが、[[マナ・コスト]]が同じ[[武器庫の開放/Open the Armory]]で巨像の鎚を[[ライブラリー]]から[[サーチ]]できる。1マナ[[追放]][[除去]]の[[岩への繋ぎ止め/Chained to the Rocks]]がサーチできる点では石鍛冶の神秘家よりも優秀といえる。
* モダンで可能だった1ターン目に[[コーの決闘者/Kor Duelist]]または[[ぎらつかせのエルフ/Glistener Elf]]→2ターン目にシガルダの助けと巨像の鎚で可能だった2ターンキルも、1ターン目にシガルダの助けと[[羽ばたき飛行機械/Ornithopter]]→2ターン目に巨像の鎚2枚(または巨像の鎚と[[ドスン/Thud]])で可能。コンボパーツが増えてしまっているので狙いにくくなっているが。
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* モダンで可能だった1ターン目に[[コーの決闘者/Kor Duelist]]または[[ぎらつかせのエルフ/Glistener Elf]]→2ターン目にシガルダの助けと巨像の鎚で可能だった2ターンキルも、1ターン目にシガルダの助けと[[羽ばたき飛行機械/Ornithopter]]→2ターン目に巨像の鎚2枚(または巨像の鎚と[[ドスン/Thud]])で可能。ただし[[コンボパーツ]]が増えてしまっているので狙いにくくはなっている。
  
ショップ主催のローカル大会にていくらかの活躍を見せているようだが、2019年11月現在大規模大会で一定の成績を収めた記録はない。パイオニア自体が始動直後のため、今後の躍進が期待される。
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ショップ主催のローカル大会にていくらかの活躍を見せているようだが、2019年11月現在大規模大会で一定の成績を収めた記録はない。パイオニア自体が新しいフォーマットであるため、今後の躍進が期待される。
  
 
==モダン==
 
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* 1ターン目に[[コーの決闘者/Kor Duelist]]→2ターン目にシガルダの助けと巨像の鎚を出してコーの決闘者に装備させ、攻撃して[[ブロック]]も[[除去]]もされなければ2ターンキルが可能。
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* 1ターン目に[[コーの決闘者/Kor Duelist]]→2ターン目にシガルダの助けと巨像の鎚を出してコーの決闘者に装備させ、攻撃して[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]も[[除去]]もされなければ2ターンキルが可能。
* 2ターン目に[[速太刀の擁護者/Swiftblade Vindicator]]を出し、次ターンにシガルダの助けと巨像の鎚が揃っていれば[[トランプル]]により[[ブロック]]されたとしても20点前後のダメージを叩き込むことができる。
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* 2ターン目に[[速太刀の擁護者/Swiftblade Vindicator]]を出し、次ターンにシガルダの助けと巨像の鎚が揃っていれば[[トランプル]]によりブロックされたとしても20点前後のダメージを叩き込むことができる。
 
* 上記の高速コンボが決まらなかった場合でも、各種[[剣]]や[[殴打頭蓋/Batterskull]]等によりビートダウンするプランにシフトできる。
 
* 上記の高速コンボが決まらなかった場合でも、各種[[剣]]や[[殴打頭蓋/Batterskull]]等によりビートダウンするプランにシフトできる。
  

2019年11月26日 (火) 17:21時点における版

ハンマータイム(Hammer Time)は、巨像の鎚/Colossus Hammerシガルダの助け/Sigarda's Aidキーカードとするコンボビートダウンデッキ基本セット2020参入後のモダン環境とパイオニア環境に存在する。2種のキーカードの名称からシガルダハンマーと呼称されることも多い。

目次

概要


Colossus Hammer / 巨像の鎚 (1)
アーティファクト — 装備品(Equipment)

装備しているクリーチャーは+10/+10の修整を受け飛行を失う。
装備(8)((8):あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とし、これをそれにつける。装備はソーサリーとしてのみ行う。)



Sigarda's Aid / シガルダの助け (白)
エンチャント

あなたは、オーラ(Aura)呪文や装備品(Equipment)呪文を、それが瞬速を持っているかのように唱えてもよい。
装備品が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とする。あなたはその装備品をそのクリーチャーにつけてもよい。



Kor Duelist / コーの決闘者 (白)
クリーチャー — コー(Kor) 兵士(Soldier)

コーの決闘者が装備しているかぎり、それは二段攻撃を持つ。(それは先制攻撃の戦闘ダメージと通常の戦闘ダメージの両方を与える。)

1/1

ゲーム開始直後(最速で1ターン目)に二段攻撃感染飛行以外の回避能力を持つクリーチャー戦場に出し、次ターン以降にシガルダの助け/Sigarda's Aid巨像の鎚/Colossus Hammerと続けて巨像の鎚の莫大な装備コストを踏み倒して装備させるという超高速のビートダウンを狙う豪快なコンボデッキ。上記の流れを最速で実現できれば2ターンキルも可能。

基本セット2020スポイラーリストで巨像の鎚が公開された当初からこのコンボは考案されていたが、トーナメントレベルには達しない奇抜なファンデッキとの見方が強かった。しかし、日本選手権19のサイドイベントである日本モダン選手権2019にてベスト8入りを果たすというまさかの活躍を見せたことから話題を呼んだ。

「Hammer Time」というデッキ名は主にMTGGoldfish等の情報サイトで掲載されているもの。由来はアメリカのミュージシャン「MC Hammer」のライヴにおける決め台詞「It's Hammer Time!」からだろうか。

パイオニア

2019年10月に制定されたパイオニアにおいても巨像の鎚/Colossus Hammerシガルダの助け/Sigarda's Aidが使用可能なため、このデッキが試されている。

ショップ主催のローカル大会にていくらかの活躍を見せているようだが、2019年11月現在大規模大会で一定の成績を収めた記録はない。パイオニア自体が新しいフォーマットであるため、今後の躍進が期待される。

モダン

サンプルリスト

Hammer Time [1]
土地 (19)
3 冠雪の平地/Snow-Covered Plains
4 聖なる鋳造所/Sacred Foundry
3 溢れかえる岸辺/Flooded Strand
4 吹きさらしの荒野/Windswept Heath
4 感動的な眺望所/Inspiring Vantage
1 灼陽大峡谷/Sunbaked Canyon
クリーチャー (16)
4 コーの決闘者/Kor Duelist
4 ボロスの速太刀/Boros Swiftblade
4 石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic
4 速太刀の擁護者/Swiftblade Vindicator
呪文 (25)
4 流刑への道/Path to Exile
4 シガルダの助け/Sigarda's Aid
3 磁力窃盗/Magnetic Theft
2 精霊への挑戦/Brave the Elements
2 神々の思し召し/Gods Willing
2 鋼打ちの贈り物/Steelshaper's Gift
4 巨像の鎚/Colossus Hammer
1 火と氷の剣/Sword of Fire and Ice
1 饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine
1 戦争と平和の剣/Sword of War and Peace
1 殴打頭蓋/Batterskull
サイドボード (15)
3 ルーンの与え手/Giver of Runes
2 トーモッドの墓所/Tormod's Crypt
3 外科的摘出/Surgical Extraction
1 血染めの月/Blood Moon
3 摩耗+損耗/Wear+Tear
1 バジリスクの首輪/Basilisk Collar
1 光と影の剣/Sword of Light and Shadow
1 筋腱と鋼鉄の剣/Sword of Sinew and Steel
  • 1ターン目にコーの決闘者/Kor Duelist→2ターン目にシガルダの助けと巨像の鎚を出してコーの決闘者に装備させ、攻撃してブロック除去もされなければ2ターンキルが可能。
  • 2ターン目に速太刀の擁護者/Swiftblade Vindicatorを出し、次ターンにシガルダの助けと巨像の鎚が揃っていればトランプルによりブロックされたとしても20点前後のダメージを叩き込むことができる。
  • 上記の高速コンボが決まらなかった場合でも、各種殴打頭蓋/Batterskull等によりビートダウンするプランにシフトできる。

参考

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