宿命/Kismet
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2017年8月7日 (月) 02:03時点における版
WHISPERのテキストは最新のオラクルに未対応です。「対戦相手がプレイする」は「対戦相手がコントロールする」に読み替えてください。
対戦相手の動きを制限するエンチャント。対戦相手のコントロール下で戦場に出るアーティファクト、クリーチャー、土地をタップインさせる。
停滞/Stasisや冬の宝珠/Winter Orbのようなロック手段とのコンボが有名。新たにプレイされた土地までも縛ってしまうため、ロックの打開手段を大幅に制限してくれる。
また、対戦相手の展開を遅らせ、速攻をほぼ無意味化するという防御的な面に加え、ブロッカーの運用が1ターン遅くなるなど攻撃面のサポートもしてくれる。Sensei, Senseiなど、戦場に出してすぐタップ能力を使う系統のコンボも封じてくれるだろう。
- 第8版を選ぼうで崇拝/Worshipや最下層民/Pariahと争ったが、崇拝に敗れ再録を逃した。
- Masters Edition 4で久々に採録されたが、何故かレアに格上げされている。
オラクルの変遷
レジェンド初出時のルール文章は「対戦相手によってプレイされたアーティファクトとクリーチャーと土地」をタップインさせるものだった。
第4版では「対象のプレイヤー1人がコントロールするアーティファクトとクリーチャーと土地」と1人に限定されるが、プレイ以外で戦場に出るものにも適用されるように変更された。第5版も同様であった。(なお、日本語版第4版ではプレイヤーを対戦相手と訳していた。)
第6版でレジェンドと同機能のテキストに戻されたが、1999年6月頃のオラクル更新で「対戦相手がコントロールするアーティファクトとクリーチャーと土地」に変更された。この変更は不適として、2010年9月のオラクル更新で再びレジェンド(第6版)と同機能のテキストに戻された。
この変更により、初出時に宿命と同じテキストを持っていた凍りつく霊気/Frozen Aetherとは機能が異なるようになった。しかし依然として多くのプレイヤーは宿命が凍りつく霊気と同じ機能を持つものとして遊んでおり、混乱を避けるため、2017年7月のオラクル更新で凍りつく霊気に合わせて再度「対戦相手がコントロールする」へと変更された。
関連カード
主な亜種
根の迷路/Root Maze以降のものはそれがプレイされているかどうかを見ないようになっている。
- 苦しい闘い/Uphill Battle - 赤のエンチャント。対戦相手がプレイしたクリーチャーがタップイン。(メルカディアン・マスクス)
- 根の迷路/Root Maze - 緑のエンチャント。すべてのアーティファクトと土地がタップイン。(テンペスト)
- 夢の宝珠/Orb of Dreams - 無色のアーティファクト。すべてのパーマネントがタップイン。(神河謀叛)
- ロクソドンの門番/Loxodon Gatekeeper - 白のクリーチャー。対戦相手のアーティファクト、クリーチャー、土地がタップイン。(ラヴニカ:ギルドの都)
- 凍りつく霊気/Frozen Aether - 青のエンチャント。対戦相手のアーティファクト、クリーチャー、土地がタップイン。青にタイムシフトした宿命。(次元の混乱)
- 相応の敬意/Due Respect - 白のインスタント。1ターンの間すべてのパーマネントがタップイン。キャントリップ付き。(新たなるファイレクシア)
- 隠れしウラブラスク/Urabrask the Hidden - 赤の伝説のクリーチャー。対戦相手のクリーチャーがタップイン。(新たなるファイレクシア)
- 盲従/Blind Obedience - 白のエンチャント。対戦相手のアーティファクトとクリーチャーがタップイン。強請付き。(ギルド門侵犯)
- 威圧する君主/Imposing Sovereign - 白のクリーチャー。対戦相手のクリーチャーがタップイン。(基本セット2014)
- 異端聖戦士、サリア/Thalia, Heretic Cathar - 白のクリーチャー。対戦相手のクリーチャーと基本でない土地がタップイン。(異界月)
- 領事の権限/Authority of the Consuls - 白のエンチャント。対戦相手のクリーチャーがタップイン。ライフ回復能力付き。(カラデシュ)
参考
- カード個別評価:レジェンド - アンコモン1
- カード個別評価:第6版 - アンコモン
- カード個別評価:第5版 - アンコモン
- カード個別評価:第4版 - アンコモン
- カード個別評価:Masters Edition 4 - レア