ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabob

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何度でも[[墓地]]から[[手札]]に[[戻す|戻る]][[クリーチャー]]。手札を[[捨てる]]ことをデメリットとする[[能力]]群を、ノーコストで埋め合わせてしまう。
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何度でも[[墓地]]から[[手札]]に[[戻す|戻る]][[伝説の]][[ゴブリン]]。手札を[[捨てる]]ことを[[コスト]]やデメリットとする[[能力]]群を、ノーコストで埋め合わせてしまう。
  
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また、[[オデッセイ]]参入後の[[エクステンデッド]][[環境]]では[[ゾンビの横行/Zombie Infestation]]のコストとして[[Krovikan Horror]]とともに使用され、[[ベンツォ]]系デッキの中核となった。現在の主戦場は[[ヴィンテージ]]で、[[Bazaar of Baghdad]]との強烈な[[シナジー]]でもって活躍を続けている。
  
[[メルカディアン・マスクス]]期、[[第10版]]期共に、[[スタンダード]]ではそれほど目立った活躍が無かった。[[カードプール]]が広がるほどポテンシャルが発揮されるカードの典型と言える。
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[[メルカディアン・マスクス]]期、[[第10版]]期共に、[[スタンダード]]ではそれほど目立った活躍が無かった。[[カードプール]]が広がるほどポテンシャルが発揮される[[カード]]の典型と言える。
  
 
*[[メルカディアン・マスクス]]は[[スペルシェイパー]]が売りの1つであった[[エキスパンション]]だっただけに、その強さは最初から認識されていた。発売直後の[[プロツアー]]では、参加者に対するアンケートに「メルカディアン・マスクスで最も強力だと思うカードは何ですか(ただし[[スクイー/Squee]]を除く)」という項目があった。
 
*[[メルカディアン・マスクス]]は[[スペルシェイパー]]が売りの1つであった[[エキスパンション]]だっただけに、その強さは最初から認識されていた。発売直後の[[プロツアー]]では、参加者に対するアンケートに「メルカディアン・マスクスで最も強力だと思うカードは何ですか(ただし[[スクイー/Squee]]を除く)」という項目があった。
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*ストーリー上ではトラブルメーカー・道化の役回りが多いのに、カード化された[[ウェザーライト/Weatherlight]]の乗組員では最も使えるカードの部類に入る。
 
*ストーリー上ではトラブルメーカー・道化の役回りが多いのに、カード化された[[ウェザーライト/Weatherlight]]の乗組員では最も使えるカードの部類に入る。
 
*読みは「たいしゅ」。
 
*読みは「たいしゅ」。
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==ストーリー==
 
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'''ゴブリンの太守スクイー'''/''Squee, Goblin Nabob''は、[[メルカディア/Mercadia]]でカイレン・ゴブリンの太守の地位についた[[スクイー/Squee]]をカード化したもの({{Gatherer|id=19716}})。身にまとうのは[[将軍の正装/General's Regalia]]である。
 
'''ゴブリンの太守スクイー'''/''Squee, Goblin Nabob''は、[[メルカディア/Mercadia]]でカイレン・ゴブリンの太守の地位についた[[スクイー/Squee]]をカード化したもの({{Gatherer|id=19716}})。身にまとうのは[[将軍の正装/General's Regalia]]である。
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[[カード名]]の「nabob」とは「[[wikipedia:ja:ムガル帝国|ムガル帝国]]時代のインドの知事・太守」のこと。そこから転じて「(特にインド帰りの)成金、大富豪、傑出した人物」の意味がある([[wikipedia:ja:ネイボッブ]]参照)。インド的な雰囲気もあるメルカディアらしい称号であり、後の[[インベイジョン・ブロック]]で、勇敢な活躍を度々見せるメルカディア帰りのスクイーにも相応しい二つ名といえる。
 
[[カード名]]の「nabob」とは「[[wikipedia:ja:ムガル帝国|ムガル帝国]]時代のインドの知事・太守」のこと。そこから転じて「(特にインド帰りの)成金、大富豪、傑出した人物」の意味がある([[wikipedia:ja:ネイボッブ]]参照)。インド的な雰囲気もあるメルカディアらしい称号であり、後の[[インベイジョン・ブロック]]で、勇敢な活躍を度々見せるメルカディア帰りのスクイーにも相応しい二つ名といえる。
  
将軍の正装を着替えた{{Gatherer|id=106473|新規イラスト}}の[[第10版]]では、まるで死んでも生き返る不死のようなメカニズムに関して、[[フレイバー・テキスト]]は「追い払っても戻ってくる使い捨ての者」といった要素を含んでいると示した。
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将軍の正装を着替えた{{Gatherer|id=106473|新規イラスト}}の[[第10版]]では、まるで死んでも生き返る不死身のようなメカニズムに関して、[[フレイバー・テキスト]]は「追い払っても戻ってくる使い捨ての者」といった要素を含んでいると示した。
 
{{フレイバーテキスト|消耗品のゴブリンもいる。追い出せないゴブリンもいる。でも、こいつは両方だ――しかも同時にだ!|スターク}}
 
{{フレイバーテキスト|消耗品のゴブリンもいる。追い出せないゴブリンもいる。でも、こいつは両方だ――しかも同時にだ!|スターク}}
 
[[メルカディアン・マスクス]]後の[[プレーンシフト]]のストーリーで、スクイーは[[クロウヴァクス/Crovax]]に改造され、本当に不死身の肉体となってしまう(小説[[Planeshift]]、[[ファイレクシアの暴政/Phyrexian Tyranny#ストーリー]]参照)。
 
[[メルカディアン・マスクス]]後の[[プレーンシフト]]のストーリーで、スクイーは[[クロウヴァクス/Crovax]]に改造され、本当に不死身の肉体となってしまう(小説[[Planeshift]]、[[ファイレクシアの暴政/Phyrexian Tyranny#ストーリー]]参照)。

2015年2月26日 (木) 09:41時点における版


Squee, Goblin Nabob / ゴブリンの太守スクイー (2)(赤)
伝説のクリーチャー — ゴブリン(Goblin)

あなたのアップキープの開始時に、あなたはあなたの墓地にあるゴブリンの太守スクイーをあなたの手札に戻してもよい。

1/1

何度でも墓地から手札戻る伝説のゴブリン。手札を捨てることをコストやデメリットとする能力群を、ノーコストで埋め合わせてしまう。

その能力ゆえ、戦場に出ないクリーチャーの典型であり代表格。青茶単隆盛期には赤マナが1つも出ないのにもかかわらず(そして伝説であるにもかかわらず)マスティコア/Masticoreのために4枚積みされる事も多かった。適者生存/Survival of the Fittestを用いたnWoトレードウィンド・サバイバルなどのデッキでは、生け贄に捧げられたり捨てられたりと大活躍。時にはチャンプブロック対戦相手大型クリーチャーを毎ターン果敢に止めている姿を見ることも。

また、オデッセイ参入後のエクステンデッド環境ではゾンビの横行/Zombie InfestationのコストとしてKrovikan Horrorとともに使用され、ベンツォ系デッキの中核となった。現在の主戦場はヴィンテージで、Bazaar of Baghdadとの強烈なシナジーでもって活躍を続けている。

メルカディアン・マスクス期、第10版期共に、スタンダードではそれほど目立った活躍が無かった。カードプールが広がるほどポテンシャルが発揮されるカードの典型と言える。

  • ストーリー上ではトラブルメーカー・道化の役回りが多いのに、カード化されたウェザーライト/Weatherlightの乗組員では最も使えるカードの部類に入る。
  • 読みは「たいしゅ」。

ストーリー

ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabobは、メルカディア/Mercadiaでカイレン・ゴブリンの太守の地位についたスクイー/Squeeをカード化したもの(イラスト)。身にまとうのは将軍の正装/General's Regaliaである。

「将軍だって?」とターンガースは吠えた。「さしずめ迷惑将軍てとこだろうよ」

カード名の「nabob」とは「ムガル帝国時代のインドの知事・太守」のこと。そこから転じて「(特にインド帰りの)成金、大富豪、傑出した人物」の意味がある(wikipedia:ja:ネイボッブ参照)。インド的な雰囲気もあるメルカディアらしい称号であり、後のインベイジョン・ブロックで、勇敢な活躍を度々見せるメルカディア帰りのスクイーにも相応しい二つ名といえる。

将軍の正装を着替えた新規イラスト第10版では、まるで死んでも生き返る不死身のようなメカニズムに関して、フレイバー・テキストは「追い払っても戻ってくる使い捨ての者」といった要素を含んでいると示した。

消耗品のゴブリンもいる。追い出せないゴブリンもいる。でも、こいつは両方だ――しかも同時にだ!
スターク

メルカディアン・マスクス後のプレーンシフトのストーリーで、スクイーはクロウヴァクス/Crovaxに改造され、本当に不死身の肉体となってしまう(小説Planeshiftファイレクシアの暴政/Phyrexian Tyranny#ストーリー参照)。

キャラクターの詳細はスクイー/Squeeを参照。

参考

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