メルカディア/Mercadia
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メルカディア/Mercadiaは、メルカディアン・マスクスの舞台となった次元/Plane。移ろいの門/Erratic Portalを抜けたウェザーライト/Weatherlight号が訪れた。
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[編集] 概要
スペイン語で市場を意味するMercadoから取ったと思われるその名のとおり、商業が栄える次元。中心であるメルカディア市/Mercadia Cityには大市場が開かれ、知能が高く腐敗したカイレン・ゴブリン/Kyren goblinが支配していた。他の知的種族として人間/Human・マーフォーク/Merfolk・エルフ/Elf・ジン・獣人等が居住する。
一見この次元だけで完結していそうだが、ラース/Rathやファイレクシア/Phyrexiaと密接な関係を持っている。ヴォルラス/Volrathがゴブリンを通じてメルカディア市を陰で操り、ドミナリア/Dominariaを攻めるときのために戦艦を大量に建造させていた。
メルカディアン・マスクスのストーリーで、この次元を訪れたウェザーライトの乗組員とレイモス教団/Ramosiansの協力によってゴブリンの支配は打ち破られた。
[編集] 地理
- メルカディア市/Mercadia City - 商業が栄え政治までも金で解決してしまう、メルカディアの中心都市。市場はカテラン組合/Cateransが牛耳っている。
- リシャーダ/Rishada - メルカディア市以上に商業が栄え海賊の根拠地にもなっている港湾都市。
- サプラーツォ/Saprazzo - 海中に住み、政治も安定しているマーフォークの都市。
- ラッシュウッド/Rushwoodの森 - メルカディア市に対して不満を持つ反乱軍・レイモス教団の中心地。
- ディープウッド/Deepwoodの森 - レイモス/Ramosが安置されていた神聖な森。
[編集] 登場カード
[編集] その他
- アートの雰囲気はペルシャ文化とエリザベス朝文化を混ぜてモチーフにしている[1]。
- この次元のテーマは「物事が通常の逆」である。メルカディア市が存在している上下逆さまの山や、人間よりも賢いゴブリンなどがそれにあたる[2]。
- Mark Rosewaterによるとプレイヤーからの人気が非常に低く、ラバイア/Rabiah以降で最も再訪可能性が低い次元とされている。ラバイア値は9[2]。
- 上記の「知能の高いゴブリン」がゴブリンという種族らしさを許容できない範囲で逸脱しているのも再訪しにくい原因のひとつのようだ[3]。
[編集] 参考
- ↑ The Planes of Planechase(Savor the Flavor 2009年9月2日 Doug Beyer著)
- ↑ 2.0 2.1 The Rabiah Scale, Part 2/ラバイア値 その2(Making Magic 2018年11月26日 Mark Rosewater著)
- ↑ What are the chances of returning to Mercadia, if…(Blogatog 2018年5月28日)