滑り寄る魔術師、カディーナ/Kadena, Slinking Sorcerer
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伝説のクリーチャー — 蛇(Snake) ウィザード(Wizard)
あなたが各ターン最初に裏向きのクリーチャー呪文を唱えるためのコストは(3)少なくなる。
裏向きのクリーチャーが1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、カードを1枚引く。
裏向きクリーチャーを支援する伝説の蛇・ウィザード。各ターン1回、裏向きのクリーチャーを唱えるコストを下げる能力および裏向きのクリーチャーが戦場に出るたびにドローできる能力を持つ。
これ単体では3色の伝説のクリーチャーにして4マナ3/3実質バニラとお世辞にも優秀とは言えないが、変異や変装クリーチャーが0マナ2/2キャントリップ付きになる能力は優秀。唱えるためのマナが不要になることで表向きになったときの能力を構えやすくなり、キャントリップで後続の裏向きクリーチャーを引き込むことができればさらなる後続を引き込むチャンスが生まれる。カディーナへの対処札を捌き裏向きクリーチャーの展開を続けることが出来れば、対戦相手を幻惑し、こちらのペースで戦いを進めることが出来るだろう。
ヴィダルケンの宇宙儀/Vedalken Orrery等によりインスタント・タイミングで裏向きクリーチャーを唱えられる様にすれば、各対戦相手のターンに0マナで展開とドローを進めることが出来るようになる。
また、継続的ないし大量に裏向きクリーチャーを戦場に出しやすい予示とも高相性。同じ匿名の威圧/Faceless Menaceに収録されているカードを挙げると、盗み取る融合体/Thieving Amalgamは各対戦相手のターン毎のドロー、恐ろしい徴兵/Ghastly Conscriptionは大量のドローのおまけつきとなる。
- Gathererには、日本語版カード名が「這い寄る魔術師、カディーナ」と誤って登録されている(参考)。
- 初出時のクリーチャー・タイプはナーガ・ウィザードだったが、モダンホライゾン3発売に際してのオラクル変更でナーガは蛇に統合された。ナーガの項も参照。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
統率者2019のメイン統率者のサイクル。能力は収録されている構築済みデッキのテーマに沿ったものになっている。稀少度は神話レアで、構築済みデッキには統率者用の大型サイズのプレミアム・カード(統率者カード)も封入されている。
- エインジー・ファルケンラス/Anje Falkenrath(黒赤、マッドネス)
- 議事会の流刑者、ギレッド/Ghired, Conclave Exile(赤緑白、居住)
- 時間変造者、セヴィン/Sevinne, the Chronoclasm(青赤白、墓地のインスタントやソーサリー)
- 滑り寄る魔術師、カディーナ/Kadena, Slinking Sorcerer(黒緑青、裏向き)
[編集] ストーリー
カディーナ/Kadenaは、タルキール/Tarkirのナーガ。女性(イラスト)。
ずる賢く、利口で、抜け目のないカディーナは、シルムガル/Silumgarの龍種の中で、権力を死に物狂いで掴む機会を常に窺っている。彼女は、権力階級の中で起きたことを何であれ知らせ続ける諜報網を維持している。これらの情報は秘蔵されている――彼女がすべての偽りを捨て去り、自らのための権力を掌握するその日に備えて。