ファルケンラスの過食者/Falkenrath Gorger
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Falkenrath Gorger / ファルケンラスの過食者 (赤)
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire) 狂戦士(Berserker)
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire) 狂戦士(Berserker)
戦場にない、あなたがオーナーである各吸血鬼(Vampire)クリーチャー・カードはマッドネスを持つ。そのマッドネス・コストはそれのマナ・コストに等しい。(あなたがそのカードを捨てるなら、それを追放領域に捨てる。あなたがそうしたとき、マッドネス・コストでそれを唱えるか、それをあなたの墓地に置く。)
2/1能力を無視しても高性能なウィニー。カードを捨てる手段と併用すれば、すべての吸血鬼に擬似的なカード・アドバンテージが付随することになり、軽さも相まって優秀。イニストラードを覆う影には吸血鬼の共鳴者が多数存在するのも嬉しい。
スタンダードでは登場後は赤単スライや吸血鬼デッキなどで使用されていた。カラデシュ・ブロックでは赤黒アグロに採用される場合がある。アモンケット・ブロック期では引き続き赤黒アグロやラムナプ・レッドに採用される。
- ジャッカルの仔/Jackal Pupなどの上位互換。赤の1マナ2/1でペナルティ能力がないクリーチャーは史上初。
[編集] ルール
- ファルケンラスの過食者の能力はそれが戦場にある間に機能する常在型能力である。あなたがファルケンラスの過食者を捨てるときに、それがそれ自身にマッドネスを付与することはない。
- マッドネスによりカードを追放した時点でそのマッドネス・コストで唱える誘発型能力が誘発するので、その後にファルケンラスの過食者が戦場を離れてもその吸血鬼呪文を唱えることができる。
- 除去とともにディスカードを行う呪文や能力との相互作用に注意。例えば抗えない抑止/Compelling Deterrenceで過食者が手札に戻された場合、カードを捨てるときには過食者は戦場に存在しないので捨てるカードがマッドネスを持つことはない。
- すでにマッドネス能力を持っている吸血鬼・クリーチャー・カードを捨てるなら、あなたはどちらのマッドネス能力によってそれを追放するのかを選ぶ。あなたは、それが元々持っていた方か、ファルケンラスの過食者によって得た方か、どちらを選んでもよい。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
イニストラードを覆う影の各クリーチャー・タイプのロード的クリーチャー。いずれもレアで、自分と同じクリーチャー・タイプに恩恵を与える常在型能力か誘発型能力を持つ。
- サリアの副官/Thalia's Lieutenant (人間)
- 鎖鳴らし/Rattlechains (スピリット)
- 戦墓の巨人/Diregraf Colossus (ゾンビ)
- ファルケンラスの過食者/Falkenrath Gorger (吸血鬼)
- 銀毛の援護者/Silverfur Partisan (狼・狼男)
闇の隆盛のロードサイクル(ドラグスコルの隊長/Drogskol Captainなど)が似通ったものになりすぎていたという反省を踏まえ、それぞれ異なる方法でタイプ的デッキを支援するクリーチャーとしてデザインされた(参考/翻訳)。
[編集] 参考
- 『イニストラードを覆う影』特別カードプレビュー:血染めの狂気(mtg-jp.com、2016年3月15日、文:小山和志)
- ファルケンラス/Falkenrath(背景世界/ストーリー用語)
- カード個別評価:イニストラードを覆う影 - レア
- カード個別評価:イニストラードを覆う影リマスター - レア