マナ加速

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マナ加速(Mana Boost/Mana Accel)は、出せるマナを増やすこと。またはその能力を持つカードマナ・ブーストと呼ばれることも。

目次

[編集] 解説

マナ加速には大きく分けて、恒久的なものと一時的なものに分けられる。それぞれ得意な色が決まっており、その方法も色毎に様々である。色の役割の項も参照。

  • Mark Rosewaterによれば、どの色においても、その色の特定の役割のためにマナ加速を行う(あるいはコストを減らす)ことは認められている[1]

[編集] 恒久的なマナ加速


Llanowar Elves / ラノワールのエルフ (緑)
クリーチャー — エルフ(Elf) ドルイド(Druid)

(T):(緑)を加える。

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Rampant Growth / 不屈の自然 (1)(緑)
ソーサリー

あなたのライブラリーから基本土地カードを1枚探し、そのカードをタップ状態で戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。


マナ基盤展開することで、1ターンに使用できるマナの量を通常よりも増やす「恒久的なマナ加速」をするカードはに多い。以下に代表的な例を挙げる。

  1. マナを生み出すことのできるクリーチャーマナ・クリーチャー)やアーティファクトマナ・アーティファクト)を出す。
  2. 土地を(プレイ以外の方法で)直接戦場に出す
  3. 土地をプレイできる数を増やす。
  4. 土地から出るマナの量を増やす。

他の色で行えることはまれだが、対戦相手より土地の枚数が少ない場合に、平均化の形で土地展開を加速させることが可能。

[編集] 一時的なマナ加速


Dark Ritual / 暗黒の儀式 (黒)
インスタント

(黒)(黒)(黒)を加える。



Wily Goblin / ずる賢いゴブリン (赤)(赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) 海賊(Pirate)

ずる賢いゴブリンが戦場に出たとき、宝物(Treasure)トークンを1つ生成する。(それは、「(T),このアーティファクトを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ1点を加える。」を持つアーティファクトである。)

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一方で、呪文唱えたり、パーマネント生け贄に捧げたり手札捨てたり、追放したりして1ターン限りのマナや、宝物トークンを出すものも存在する。これらの「一時的なマナ加速」は、昔は、現在はに多い。現在の黒のマナ加速は原則的に手札以外のリソースも犠牲に伴う。青にはマナ吸収/Mana Drainのような形のものがごく少数存在する。

他には、大メダルなどのコストを減らすカード(コスト減少カード)を擬似的なマナ加速と呼ぶことがある。青はマナを出すよりもコストを軽減する形が多い。また、霊気の薬瓶/Aether Vialといったカードでマナを消費せずパーマネントを展開したり、バウンスフリースペルを使い複数マナを出せる土地カードからマナを2回引き出すといったことも擬似的なマナ加速とされる。1枚のカードに大量のマナを費やせない場合も多いが軽いカードを多く展開してテンポをとることができる。

  • 強力なマナ加速カードは、様々なコンボデッキで猛威を振るい、次々に制限カード禁止カードに指定されている。
  • 初心者にありがちなプレイングとして、マナ加速で増えるマナを除いた分の目的の呪文を唱えるのに必要なマナを土地から出す→マナ加速呪文を唱える→目的の呪文を唱える、というものがあるが、これだとマナ加速呪文が打ち消された場合、マナが余って無駄になってしまう可能性がある。マナ加速呪文を唱えた後に足りない分のマナを出せばこのような事態は回避できる。また、マナ加速が呪文ではなくマナ能力ならこのような心配はない。
    • かつてマナ・バーンがあった頃は、余ったマナでマナ・バーンを受ける危険性もあった。大抵の場合はマナ加速後の呪文を打ち消してくるのであまり気にされないが、ライフが低いとマナ・バーンの方が致命傷になる場合もある。

[編集] 参考

  1. Does blue get mana production (and cost reduction)...(Blogatog 2021年3月14日)
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