秘宝探究者、ヴラスカ/Vraska, Relic Seeker

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2017年12月27日 (水) 17:57時点におけるAE (トーク | 投稿記録)による版
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Vraska, Relic Seeker / 秘宝探究者、ヴラスカ (4)(黒)(緑)
伝説のプレインズウォーカー — ヴラスカ(Vraska)

[+2]:威迫を持つ黒の2/2の海賊(Pirate)クリーチャー・トークンを1体生成する。
[-3]:アーティファクト1つかクリーチャー1体かエンチャント1つを対象とし、それを破壊する。宝物(Treasure)トークンを1つ生成する。(それは、「(T),このアーティファクトを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ1点を加える。」を持つアーティファクトである。)
[-10]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーのライフ総量は1点になる。

6

イクサランで再登場したヴラスカ忠誠度能力クリーチャートークン生成パーマネント除去宝物トークン生成ライフ総量の変更。

+2能力
2/2威迫持ちのトークンを生成する。威迫は自軍の数が多くなるほど有用な能力であるため攻撃面で有効。また忠誠度を増やしつつブロッカーを生成するため、対戦相手のクリーチャーの攻撃からヴラスカを守る防御手段としても使える。
-3能力
対処できる範囲の広い除去。強力なボードコントロールを可能にする。宝物・トークンを出す点も、マナ加速としては遅めだが、無駄はなりにくい。ただし戦場に出た直後に使うと稲妻の一撃/Lightning Strikeで落とされる可能性がある。
-10能力
ライフを1点まで減らす。火力呪文歩行バリスタ/Walking Ballistaと組み合わせればすぐに勝利できる。それでなくとも+2能力で生成したトークンで攻撃すればそのまま勝てる場合も多いだろう。フィニッシャーとしてシンプルかつ強力である。

プラス能力でトークン生成、小マイナス能力で除去という模範的なボード・アドバンテージプレインズウォーカー。初手でプラスなら忠誠度8にブロッカーという硬さ、マイナスでも次のターンにもう1回撃てるなどマナ・コスト相応のカードパワーを持つので、と速度が環境に合致するなら活躍が期待できる。

スタンダードではまず、トークンを生成する2つの能力と選定された行進/Anointed Processionなどのシナジーから、ほぼこれのためだけにタッチしたアブザン・トークンが登場した。その後、環境が低速化したことで単体での性能も評価され、4色エネルギースゥルタイ・エネルギーでも採用されるようになった。

ルール

-3能力
  • 能力解決前に対象のパーマネントが不正な対象になっていたなら、能力全体が立ち消え、宝物・トークンも生成されない。一方、解決時に対象のパーマネントが破壊不能などで破壊されなかった場合、宝物・トークンは生成される。
-10能力

開発秘話

このカードは「海賊のヴラスカ」という方針でデザインされた。

まず海賊なので1つ目の能力は海賊・トークンを生成する能力になった。2つ目の能力は物を破壊することが好きというヴラスカの特徴に加え、物を奪うことを宝物・トークンの生成で表している。3つ目の能力はゴルゴンの凝視を対戦相手に向けることを表しており、完全にゲームに勝ってしまうのは面白くないのでライフを1まで減らすようになっている。[1]

関連カード

ストーリー

ニコル・ボーラス/Nicol Bolasと取引を交わし、イクサラン/Ixalanの黄金都市オラーズカ/Orazcaに眠る秘宝を探し求めるヴラスカ/Vraska海賊船「喧嘩腰」号/The Belligerentの船長となって航海を続ける中で、記憶を失ったかつての敵、ジェイス・ベレレン/Jace Belerenと出会う。

詳細はヴラスカ/Vraskaを参照。

参考

  1. Dinosaurs and Vampires and Pirates (and Merfolk), Oh My, Part 2/恐竜と吸血鬼と海賊(とマーフォーク) 愛するあなたのため その2
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