小柄な竜装者/Wee Dragonauts

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2021年9月27日 (月) 20:58時点における版

フェアリーのくせにものすごいパンチ力をもったクリーチャー。軽いドローや火力を連発しつつ攻撃して行けばあっという間に対戦相手は瀕死状態になってしまう。連発しなくとも毎ターン1つか2つ呪文を撃っているだけでも結構強力。

ギルドパクト登場時の各地では、これをフィニッシャーにしたウィー＝ゼロックスが研究された。ただラヴニカ・ブロックでタフネス3は思ったより死にやすく、よいパンチは持つもののフィニッシャーを任せるには少々力不足。ディセンションで優良フライヤーが増えてしまいさらに事態は悪化、肩身が狭い。

ラヴニカのギルドではイラストはそのままでアンコモンに格上げされて再録。今回の青赤の固有メカニズムである再活との相性もよく、リミテッドでも爆発力が期待できる。

• 複製で呪文をコピーすることは呪文を唱えることではないので、沢山複製を作ってもこれの強化能力は誘発しない。
• 病的な憤激/Psychotic Fury、致命的な激情/Fatal Frenzy、という順番で使えば一撃で20点ダメージ。
• ゼンディカーの夜明けではウィザード呪文でも誘発する上位互換のウマーラの神秘家/Umara Mysticが登場。
• 登場してから長らくの間は唯一の赤いフェアリーであったが、のちにスプライトのドラゴン/Sprite Dragonも登場した。そちらも「元は小型だが、呪文に対応してサイズアップする」という性質を備えている。
• 通称「タケコプター」。
• イゼット団/The Izzetらしい奇っ怪なフレイバー・テキストも魅力。

猛火凧の原理は単純ですよ、本当に ― 効力除去イオンと電子推進マグネトロンを媒体に応用するだけですから。

― イゼットの修繕士、ジュズバ

（出典：ギルドパクト）

「何らかの理由により、猛火凧の尖翼で電気球崩壊が生じている。原因を見つけ出し、そいつにはそのまま続けるように言え！」

― イゼットの修繕士、ジュズバ

（出典：ラヴニカのギルド）

関連カード

主な亜種

インスタントかソーサリーを唱えることでパワーのみ上昇する青赤の亜種。果敢は割愛。

• 窯の悪鬼/Kiln Fiend - (１)(赤)1/2。+3/+0。（エルドラージ覚醒）
• 護符破りの小悪魔/Charmbreaker Devils - (５)(赤)4/4。+4/+0。（イニストラード）
• ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops - (１)(青)(赤)1/4防衛。+3/+0と防衛無視。（ドラゴンの迷路）
• 気紛れな霊/Mercurial Geists - (２)(青)(赤)1/3飛行。+3/+0。（異界月）
• 奇矯なサイクロプス/Erratic Cyclops - (３)(赤)0/8トランプル。+X/+0。Xは呪文のマナ総量。（ラヴニカのギルド）
• 火小僧/Fire Urchin - (１)(赤)1/3トランプル。+1/+0。（ラヴニカのギルド）
• ウマーラの神秘家/Umara Mystic - (１)(青)(赤)1/3飛行。+2/+0。ウィザードでも誘発する上位互換。（ゼンディカーの夜明け）
• ロアホールドの誓約魔道士/Lorehold Pledgemage - (１)(赤/白)(赤/白)2/2先制攻撃。[[魔技]で+1/+0。（ストリクスヘイヴン：魔法学院）
• 祭り壊し/Festival Crasher - (１)(赤)1/3。+2/+0。（イニストラード：真夜中の狩り）
• 嵐のスクリーリクス/Storm Skreelix - (３)(青)(赤)2/4飛行。+2/+0。（イニストラード：真夜中の狩り）

参考

• カード個別評価：ラヴニカのギルド - アンコモン
• カード個別評価：ギルドパクト - コモン
• カード個別評価：エターナルマスターズ - アンコモン