スライ/スタンダード/テーロス・ブロック＋タルキール覇王譚ブロック期

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2015年10月19日 (月) 08:49時点における最新版

ローテーションによりラクドスの哄笑者/Rakdos Cacklerや灰の盲信者/Ash Zealotなどを失うも、タルキール覇王譚から僧院の速槍/Monastery Swiftspearなどを獲得したことで、引き続きスタンダード環境に存在している。

[編集] 概要

初期の主流はBoss Slighと呼ばれる超軽量タイプ。基本的な構成は前環境と同じで、1マナ域のクリーチャーを中心とし土地を17～18枚まで切り詰めた形を取る。僧院の速槍やアクロスの十字軍/Akroan Crusaderとのシナジーを持つ槌手/Hammerhandやタイタンの力/Titan's Strengthなどの強化手段も多数採用される。

運命再編参入後は乱撃斬/Wild Slashや優秀な疾駆クリーチャーであるマルドゥの斥候/Mardu Scoutやゴブリンの踵裂き/Goblin Heelcutterの登場により、1～3マナのアタッカーを火力でサポートするスライらしいスライが主流となった。

タルキール龍紀伝からは1マナの強力な疾駆クリーチャーである鐘突きのズルゴ/Zurgo Bellstrikerや稲妻の狂戦士/Lightning Berserkerを獲得。また、アタルカの命令/Atarka's Commandなどのために緑をタッチしたアタルカ・レッド(Atarka Red)と呼ばれる亜種も登場した。詳細はアタルカ・レッドを参照。

マジック・オリジンからはケラル砦の修道院長/Abbot of Keral Keepや極上の炎技/Exquisite Firecraftなどを獲得し、さらに強化される。プロツアー「マジック・オリジン」では使用率2位となり（参考/翻訳）、見事優勝を飾った。

この他に、青をタッチして宝船の巡航/Treasure Cruiseなどを採用したものも少数存在する。

• ゴブリンの部族シナジーを重視したタイプについてはゴブリン (デッキ)/スタンダード/テーロス・ブロック＋タルキール覇王譚ブロック期を参照。

[編集] サンプルレシピ

[編集] 初期型

• 備考
  • グランプリロサンゼルス14 準優勝 （参考）
  • 使用者：Denis Ulanov
• フォーマット
  • スタンダード（基本セット2015＋テーロス・ブロック＋タルキール覇王譚）

• 初期のBoss Slighと呼ばれるタイプ。

[編集] 運命再編後

• 備考
  • グランプリマイアミ15 ベスト8 （参考）
  • 使用者：Ryan Grodzinski
• フォーマット
  • スタンダード（基本セット2015＋テーロス・ブロック＋タルキール覇王譚＋運命再編）

• 運命再編参入後のタイプ。

[編集] タルキール龍紀伝後

• 備考
  • グランプリパリ15 ベスト4 （参考）
  • 使用者：Kyoungsoo Kim
• フォーマット
  • スタンダード（基本セット2015＋テーロス・ブロック＋タルキール覇王譚ブロック）

• タルキール龍紀伝参入後のタイプ。飛行を持つ炎跡のフェニックス/Flamewake Phoenixと雷破の執政/Thunderbreak Regentが多めに採用され、環境に蔓延する死霧の猛禽/Deathmist Raptorを乗り越えやすい構成になっている。

[編集] マジック・オリジン後

• 備考
  • プロツアー「マジック・オリジン」 優勝 （参考/参考）
  • 使用者：Joel Larsson
• フォーマット
  • スタンダード（基本セット2015＋マジック・オリジン＋テーロス・ブロック＋タルキール覇王譚ブロック）

• マジック・オリジン参入後のタイプ。

[編集] タッチ青

• 備考
  • グランプリサンアントニオ14 ベスト8 （参考）
  • 使用者：Gareth Aye
• フォーマット
  • スタンダード（基本セット2015＋テーロス・ブロック＋タルキール覇王譚）

• タッチ青のタイプ。

[編集] 参考

• スライ
• デッキ集