ジェイス・ベレレン/Jace Beleren

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2010年9月11日 (土) 10:16時点における八汰烏 (トーク | 投稿記録)による版
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Jace Beleren / ジェイス・ベレレン (1)(青)(青)
伝説のプレインズウォーカー — ジェイス(Jace)

[+2]:各プレイヤーはカードを1枚引く。
[-1]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚引く。
[-10]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを20枚切削する。

3

ローウィン初出のプレインズウォーカー能力は、2種類のドローライブラリー破壊

+2能力
全てのプレイヤーカードを引かせる。カード・アドバンテージを考えると金言/Words of Wisdomに近い。忠誠度を一度に+2することができ、延命しやすいことも見逃せない特徴であるが、対戦相手手札も増えてしまうので不利になることもあり、注意が必要。双頭巨人戦などの味方のいる多人数戦では、仲間のサポートとしても利用できる。
-1能力
自分だけドロー。初期忠誠度が3であることから、3マナで3枚ドローと考えると、一度に引けない分やや物足りない。しかし+2能力と合わせて忠誠度を増やしながら使用すれば、長期的に考えて使えば充分なアドバンテージを得ることができ、パーミッションの戦略とも合致している。ただし、出して即座に2番目の能力を使用すると死にやすくなるため、その辺りの判断には多少注意が必要。
-10能力
大量ライブラリー破壊。1度に20枚ものカードを削るが、構築ではこれだけでライブラリーアウトを狙うのは難しいので、ライブラリーアウトが目的ではないデッキでは切り札にはなりにくい。

多少地味ではあるものの、3マナというプレインズウォーカー屈指の軽さやドローによるカード・アドバンテージは馬鹿にならず、他のプレインズウォーカーに見劣りせず強力である。

リミテッドでは、上記の3ドローの使い方でも充分だが、やはり本命は忠誠度を上げての大量ライブラリー破壊であろう。デッキが40枚しかないので、構築では中途半端だった20枚という数字も十分にフィニッシャーとなるためである。

構築ではクイックントーストフェアリーなどの青系デッキ全般でカード・アドバンテージ確保に使用された他、ターボフォグ等のタイム・デストラクションロックデッキで+2能力により吠えたける鉱山/Howling Mineのようにも使われている。この場合、大マイナス能力によるライブラリー破壊がそのままエンドカードになるため、相性がよい。

ワールドウェイクで同じジェイスである精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptorが登場しスタンダードで猛威を振るっており、このカードはプレインズウォーカーの唯一性ルールを利用した対策として使われる事が多くなった。こちらの方が1マナ軽いという利点を活かして先置きし、-1を2回使ってあとは放置というプレイングが多い。


関連カード

サイクル

ローウィンプレインズウォーカーサイクル忠誠度が「プラス」、「小マイナス」、「大マイナス」になる3つの忠誠度能力を持つ。いずれも基本セット2010基本セット2011神話レアとして再録された。

参考

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